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シンガポールでサッカー6歳児 今年一年を振り返って

私たちはシンガポールと日本で富裕層向けの会社を夫婦で経営しています。6歳の息子は5歳から本格的にサッカーを始めて、シンガポールでサッカーチームに所属しています。

所属したチームは2つ、カップ戦ではどちらのチームでも優勝することができました。所属チームでは一番体が大きく体力があります。

5歳で1週間のバルセロナ遠征、6歳でバルセロナ/ポルトガルのサマーキャンプに5週間、この冬休みには日本でもサッカーキャンプに参加しました。

Noteに執筆しているサッカー少年/選手の方は多く、日常の練習の様子や気づきが参考になったので、海外在住でサッカーに力を入れているお子さんの情報は少ないと思うので成長記録を兼ねて書きたいと思います。

息子が4歳の頃、娘がイギリスのボーディングスクールに通い始めたので、コロナ環境が厳しかったシンガポールから離れてロンドンに5ヶ月間近く滞在していました。

ロンドンでは近所に大きな公園があったので、サッカーボールを買って主人と二人でパス練習をしていました。その後シンガポールに戻って近所の日系サッカースクールに入りました。

そのサッカースクールが気に入り、週に2−3回練習に行っていました。友達が来ている日やパスをくれるお兄ちゃんがいる曜日など息子の要望を聞きながら送り迎えしていました。

その日系サッカースクールはとても雰囲気が良かったのですが、息子の学年が人数が少なくてリーグ戦に出ていませんでした。試合のチャンスが少ないと感じていたため、リーグ戦に参加しているシンガポールのローカルチームを中心にリーグ戦を見に行ったり練習を体験しました。

いくつか体験した中で一番人数が多くトレーニングの強度が高かったスクールに決め、1月に入会したらその時にうまいと思っていた子たちは1個上で、新シーズンが始まると上のグループに移動してしまい、練習に物足りなさを感じました。(シンガポールのサッカーシーズンは1月下旬−4月、9月−12月です)

その後海外のキャンプを調べ始めて、バルセロナやポルトガルの同年代の子たちのレベルを見に行くことに決めました。私たち家族は食べることが大好きなので、バルセロナやポルトガルでは子供達は昼は練習、夜は美味しいものを食べに行きました。

バルセロナでは、ジュニアサッカーの公式試合を見に行ったり、コーチと話をしたりとする中でバルセロナのサッカー選手の育成方法を知ることができました。バルセロナはどんな街クラブでもパス中心の練習で、一方のポルトガルはドリブルで切り崩していく子が多くそれぞれの国でのサッカー文化が興味深かったです。

この冬休みには日本のサッカーキャンプに参加しました。リフティングやドリブルのスキルが上手い子が多く、一方で良いポジションにいてもパスが来ないという経験もしました(そのあたりはコーチから指導が入ってみんな顔あげてパスをするようになりました)

日本語のサッカー本は沢山読んでいますし、サッカーのスキル動画も好きで見ています。海外のプレミア試合も毎日見ていますし、夫婦二人とも理系ということもありサッカー選手のランキングやこんな分析したら面白そうだねなどよく話をしています。

日本のジュニアサッカーチーム/スクールの環境も見聞きしますが、日本人の技術のレベルの高さや毎日練習する真面目さは素晴らしく、そこにフィジカルと海外それぞれの国のサッカー戦術、語学能力が加わったら強いのではと思って日々切磋琢磨しています。

シンガポールのサッカー環境に話を戻すと、平日練習して週末リーグ戦の試合を見るのは親子で興奮しますし、サッカーはチームスポーツでチームで上手くなっていくことの大切さやシーズンを通じて良い雰囲気を作ることが大事と感じました。

サッカー練習が週3−4回あるので、スタンドにパソコンを持ち込んでサッカーの練習を見ながら、仕事をすることが日課となっています。練習が16時開始など早いので同じような保護者も多いです。

シンガポールはローカルだけでなくエクスパッドと呼ばれる海外からの駐在員が多く、体が大きかったり、スピードが速かったりと発達が早くサッカーが上手い子がいます。そういった子とチームへの献身的な動きが上手い日本人が連動して強いチームが作られているのがシンガポール的だなと思います。

新年からも沢山食べて、毎日のように野球、サッカー、水泳をしていて、親も次の旅行を楽しみに仕事と送迎を頑張っています。

息子は、英語と日本語は年齢相応にでき、チームの指示も理解でき動けるので、今年はスペイン語やポルトガル語も少しずつ練習していきたいと思っています。(娘が話せるので教えて貰いたいです)


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