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🇺🇸FRB 年内の利下げ3回維持!米株高⤴️⤴️(米国株1週間まとめ 3/18-3/22)









🇺🇸米国株

 米FOMC結果により3指数とも最高値更新⤴️⤴️
 利下げは短期的には株価上昇シグナル。
 インフレ懸念はあるものの、雇用や消費が好調な状態での利下げ。このままソフトランディングできれば長期的にも株価は上昇する可能性が高い!!
 
 
⭕️S&P500:5,234.18ドル 先週比:+2.29%


○S&P500 週間ヒートマップ

 S&P500は上昇したが、アップルは下落で1週間を終えた。グーグルの「Gemini」とのライセンス契約などのニュースもあったが、米国での訴訟問題やEUでの全面調査がマイナス要因となった。


⭕️NASDAQ:16,428.82ドル 先週比:+2.85%
⭕️ダウ平均:39,475.90ドル 先週比:+1.97%
⭕️ラッセル2000指数:2,093.1 先週比:+1.44%
⭕️2年国債利回り:4.604% 先週比:-2.83%
⭕️10年国債利回り:4.204% 先週比:-2.87%
⭕️ドル指数:104.429 先週比:+0.94%
⭕️VIX指数:14.55 先週比:-7.32%
⭕️強欲指数:72 GREED 先週末:70 GREED
⭕️WTI原油:80.82 先週比:+0.34%
 ⛽️原油価格上昇 昨年11月以来の高値ー需要の引き締まり観測
 ①世界最大の石油輸出国である米国の需要が上向き
 ②産油国イラクが原油輸出の削減を発表
 ③ウクライナ軍攻撃で、ロシア国内の製油所が損傷して供給が減少
⭕️金先物:2,166.5 先週比:+0.33%
⭕️ビットコイン:63,970.00 先週比:-3.62%




🗞️米国等の投資ニュース


🇺🇸FOMC結果

 政策金利据え置き(5会合連続)
 今年の利下げ幅は0.75%に維持(年3回の利下げ)

 【今後の金利見通し】
 2024年末 4.6% (据え置き 利下げ回数3回)
 2025年末 3.9% (3.6%から上方修正)
 2026年末 3.1% (2.9%から上方修正)

 2024年の利下げ見通しは変更なしだが、25,26年は上方修正。
 より緩やかな利下げ方針を示唆

 
 【会見内容】
 ・今日は何も決定していないが、早めにQT減速を行うことが適切
 ・今年利下げをするのが適切
 ・最近のインフレ統計(CPI・PPI)はインフレ上昇が低下していくという 
 予想を覆すものではない
 ・インフレ率が2%に向かって持続的に低下していることを確信できるよ
 うな統計データを待っている
 ・2023年後半にインフレ率低下が起きたため、前年比で、今年後半にイン
 フレ率が低下するのは難しい


 【市場の反応】
 ・米国債利回は低下⤵️
 ・ドルインデックスは下落したが、円安は継続
 ・株価は最高値更新⭐️

○6月の利下げ予想は66.7%へ上昇!年内に3回利下げするなら6月に実施しないと日程的に厳しいという市場の見方がある。





🇺🇸雇用情報

 ○新規失業保険申請件数(3/16までの週)
 結果:21.0万件
 予想:21.3万件
 前回:20.9万件

○失業保険継続受給者数(3/9までの週)
 結果:180.7万件
 予想:182.0万件
 前回:181.1万件

 FOMCでパウエル議長は、労働市場は依然として力強く、新規失業保険申請件数は「極めて低水準だ」との発言があったとおり、労働市場の底堅さが浮き彫りとなっている。




🇺🇸トランプ氏、100%関税の意向ー中国企業がメキシコで製造の自動車

 トランプ前大統領は16日、ホワイトハウス返り咲きを果たした場合、中国メーカーがメキシコで製造した自動車に100%の関税を課す意向。「中国自動車メーカーがメキシコに大規模な工場を建設し、米国の労働者を雇用せずに対米輸出することを考えているのならそうはさせない」との考えを示した。  
 同氏はこれまでに、中国からの全ての輸入品に最大60%の関税を課す考えも示している。




🇺🇸アップル、iPhoneへのグーグルAI「Gemini」搭載で交渉中

 両者はiPhoneのソフトウェアに今年搭載する新たな機能を強化するため、グーグルの生成AIモデル「Gemini」の使用許可(ライセンンス)をアップルに与える交渉を活発に行なっている。
 アップルは対話型AI「ChatGPT」を開発した米オープンAIとも最近話し合いを持ち、同社のモデルの使用も検討している。
 アップルとグーグルの合意が実現すれば、両者の検索エンジンでのパートナーシップがさらに強化される。Googleは同社の検索エンジンを「Safari」のデフォルトオプションにするため、アップルに対して毎年数十億ドル単位の支払いを何年も続けている。





🇺🇸アップル、時価総額1130億ドル失うー米欧で訴訟や全面調査の動き

 米司法省とカルフォニア州などの司法長官は、米アップルが反トラスト法(独占禁止法)に違反していると提訴。欧州連合は、大手テクノロジー企業を対象としたデジタル市場法の順守状況を巡り、アップルとグーグルに対して全面調査に踏み切る方針。
 米ニュージャージー州の連邦裁判所に提出された訴状は、アップルが「iPhone」のハードウェアおよびソフトウェア機能への競合他社のアクセスを妨げているとの主張を展開。
 欧州連合の全面調査は、アプリ開発業者に課す新たな手数料や条項、条件が中心となり、多額の制裁金が科される恐れもある。




🇺🇸アップル「コカコーラのようなバリュー株になりつつある」との声も

 アップルは世界中の投資ポートフォリオの要の一つとなっているが、現在輝きは弱まりつつある。これまで世界中の熱烈な消費者に対して機器やサービスを販売することで計上したことで成長してきたが、現在の市場の主導はAI。アップルはAIの大規模計画があると語るがその展望は不透明となっている。投資家の多くは一段と明確なAI戦略をもつAI銘柄に向かっており、年初来で10%余り下げている。
 しかし、株主にとって有利なキャッシュフローを多く生み出し、万全なバランスシートを誇る資金の安全な逃避先であることは確かであり、長期志向の投資家であれば、アップルは素晴らしい投資先となっている。




🇺🇸テスラが中国で生産縮小、EV販売伸び悩むー競争は一段と激化

 テスラは今月に入り、上海工場での「モデルY」と「モデル3」の減産を指示し、労働日数を週6.5日から5日に減らした。
 中国での乗用車の販売台数は今年最初の2ヶ月に全体で17%増加し、新エネルギー車は37.5%増加した。一方でテスラの出荷台数は同時期に13万1812台と、前年同期から6%減少した。




🇨🇳中国の若者に「金豆」大流行ー経済の不透明感で安全な投資先求める

 中国はここ15年で最も深刻なデフレ状況にあり、株式市場は不安定となり、銀行の金利は低すぎるとして、豆粒大の小さな金製品「金豆(ゴールドビーンズ)」が若者にとって最も安全な投資先と見なされつつある。しかし、鉄、亜鉛、銅などの不純物が混ざった金豆が市場に出回ったもしている。





🇨🇳中国恒大集団に罰金870億円 売上高11.7兆円の虚偽記載

 経営再建中の中国不動産大手、恒大集団は、中国証券監督管理委員会から計5640億元(約11兆7000億円)の売上高の虚偽記載などで罰金約41億7500万元(約870億円)の処分を科される。
 発表によると19年は当期の売上高の約50%に相当する2139億元、20年は同約78%に相当する3501億元をそれぞれ水増しした。これにより純利益も実態より大幅に多い金額を計上した。虚偽記載をもとに不正に社債を発行した疑いもある。

 🐼→最近になって中国の不動産が不調になった思っていたが、そもそも上手くいっていなかっただけなのかも。。。




🇨🇳一攫千金夢見る中国の若者、働くより宝くじー低成長と就職難が直撃

 公式統計によれば、その場ですぐに結果がわかるインスタントくじの昨年の売り上げは、2008年以降で最高。国が公認する宝くじの売上は昨年、過去最高の5800億元(約12兆2000億円)に急増。購入者の8割超が18-34歳で、その割合は20年の半分強から上昇している。23年の若者の失業率は上昇し、6月には過去最高に到達した。こういった、仕事を得るための過酷な競争化で、幸運と成功を求めて人々は宝くじのようなものに手を出していると指摘している。


 

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