見出し画像

🇺🇸S&P500 下落は3週連続でストップ!個別銘柄は決算で明暗分かれる!(米国株1週間まとめ(4/22-4/26))






🇺🇸米国株市場


🇺🇸S&P500:5,099.96ドル 先週比:+1.02%



週足ベースでの下落は3周連続でストップ!
金曜日にはフォロースルーデーが確認できたため、
来週以降の株価上昇に期待!!!

今週は大手ハイテク株の決算に注目が集まり、
メタ以外の決算に市場は好感。株価上昇へとつながった!

しかし、第1四半期GDP速報値とコアPCEの結果から、
景気後退とインフレが同時に発生するスタグフレーションへの懸念が生まれた。

来週は、
アマゾン、アップルの決算に注目が集まる!
また、景気後退懸念の中での雇用統計に注目が集まる!
消費の低下、経済成長の鈍化、インフレの中で
雇用はどの方向に進むのか??



📊S&P500ヒートマップ(週足)

決算を失敗した「メタ」以外は株価大幅上昇⤴️⤴️
エヌビディアなどの半導体銘柄も今週は好調であった。





9月利下げ予想は45.1% → 43.8% へ下落

6月利下げは完全に消滅!
9月に利下げが実施されるかも怪しい雰囲気となってきた。




💰その他指数



⭕️2年国債利回り:4.998% 先週比:+0.15%
⭕️10年国債利回り:4.669% 先週比:+1.00%
⭕️ドル指数:106.095 先週比:-0.02%
⭕️VIX指数:15.45 先週比:-13.2%
⭕️Fear & Greed Index:FEAR 42 先週:FEAR 31
⭕️WTI原油:83.66 先週比:+1.89%
⭕️金先物:2,349.6 先週比:-2.37%
⭕️ビットコイン:62,930.00 先週比:-2.67







🗞️投資ニュースまとめ


🇺🇸国内総生産(GDP)1−3月期・速報値


 ○実質GDP
  結果:+1.6%
  予想:+2.5%
  前回:+3.4%
 ○個人消費
  結果:+2.5%
  予想:+3.0%
  前回:+3.3%
○コアPCE
  結果:+3.7%
  予想:+3.4%
  前回:+2.0%

○実質GDP
 ・成長率は2年ぶりの低い水準
 ・24年に入って昨年までの勢いを失っている
 ・貿易赤字拡大が成長率を押し下げる

○個人消費
 ・消費の鈍化が見て取れる

○コアPCE
 ・インフレ加速
 ・サービスは5.1%の伸び

 スタグフレーションへの懸念が発生し、ソフトランディングへの期待に水を差す結果となった。経済成長がゆっくりと低下する一方でインフレが加速すれば年内の利下げ見通しは怪しくなってくる。指標発表後に国債利回り上昇・利下げ観測は後退した。




🇺🇸PCEデフレータ(価格指数)


 ○総合
  結果:+2.7%
  予想:+2.6%
  前回:+2.5%
 ○コア
  結果:+2.8%
  予想:+2.7%
  前回:+2.8%

予想通りの結果のため金利、株価に大きな影響はなかった。



🇺🇸テスラ決算


 売上、EPSともに予想を下回る。ガイダンスでは成長率は低下する。
 一方で、新モデルの生産開始を2025年後半と予定より前倒ししたことが好感となり、株価は上昇。




🇺🇸メタ決算


 売上、EPSは予想を上回ったものの、Q2ガイダンス売上が予想を下回り株価下落⤵️
 今年の支出見通しを従来予想より数十億ドル引き上げ、未来的な技術への賭けが投資家に利益をもたらすかに疑問が生じ株価下落。




🇺🇸アルファベット決算


 売上、EPSともに予想を上回る。配当金も開始(1株あたり20セント)
 YouTube広告、Googleクラウドの売上も予想を上回る。
 →AIへの開発投資がクラウドサービスの需要促進に貢献

 検索広告収入:14%増の462億ドル
 ⇨Googleの収益性の高いビジネスの収穫を占めている

 株価上昇で26日に時価総額が2兆ドル(316兆円)を上回った!




🇺🇸マイクロソフト決算


 売上、EPSともに予想を上回る。
 AIを組み合わせた製品(Copilot)がマイクロソフトの業績を後押し。
 
来年度の売上と営業利益は10%強の伸びを見込んでいる。
 来年度の設備投資も前年度を上回る見通し。

 ○
Azure
 ・サブスク契約の顧客増加
 ・1-3月期売上31%増(予想:29%)
 ・4-6月期売上成長率30-31%(予想29%)




🇯🇵4/26日銀金融政策決定会合


 ・短期金利は「0.0-0.1%」を維持(市場予想通り)
 ・長期国債購入方針を維持
 ・当面は緩和的な金融環境を維持
 ・基調的な物価上昇率が2%に向け上昇すれば政策金利を引き上げる
 ・円安は基調的な物価上昇率に影響を与えていないとの見方を示す
  →円安に対応した利上げは遠いと市場が判断 → 円安進行

 ・円安のインフレへの影響は通常一時的にとどまる


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?