「死にたい、浮き沈み激しい、彼氏に八つ当たりしてしまう…自分だけじゃなかったんだ」安堵が起こす癒しの効果について
最初に申し上げますが、これはエッセイ漫画の宣伝です。
そのつもりで読み進めていただけると幸いです。
この記事で初めて私を知ったかたのために、まず少しだけ補足します。
私は「境界性パーソナリティ障害」という精神障害(疾患)について、2014年からひたすら発信し続けている者です。
※24年ほどその病気を罹患していて、現在は寛解(克服)しました。
その病の症状が、まさにタイトルで言っている
・死にたい気持ちになってしまう
・感情の浮き沈みが異常に激しすぎる
・パートナーや親など、身近な人ほどつらく当たってしまう
・やらかしたあとに後悔してまた死にたくなる
というものになります。
病気について詳しく語ると長くなるので、もっと詳細を知りたい方は下記記事をご覧ください。
↓
有料記事ですが、無料部分だけでもかなり詳しく書いています。
で、上の記事を読んだ人からよく、
「自分と同じ思考を持っている人がいて、すごく安心した」
「自分だけじゃなかったんだと心が楽になった」
「自分の性格が悪いだけだと思ってたけど、病気の症状だったのかもしれないと知って、複雑だけどホッとした」
というようなことを言われるのです。
なので文章記事でも充分に啓蒙活動(?)の効果は出ているんですけど、最近は活字離れもあって、「長い文章は読みにくい」というかたもいらっしゃるじゃないですか(多分)。
そこで漫画の出番です。
私は2016年6月〜2019年5月までの3年間、現パートナーと出会ってから4年間の話をエッセイ漫画にして描いていました。
(下記記事で一部の話が無料で読めます)
↓
現パートナー、通称「おじさん」と出会った頃は私の境界性パーソナリティ障害もだいぶん和らいでいたので、
・過剰飲酒
・過食症(いっぱい食べて吐く)
・自傷行為
・自殺未遂
・オーバードーズ
などの過激な症状はもうなくなっていましたが、それでも
・自分は普通にしていると嫌われる人間だと思いこみ、体を酷使して頑張りすぎてしまう
・才能がない、人の迷惑になっていると感じ死にたい気持ちになってしまう
・とにかく常に不安
・感情の浮き沈みが異常に激しく、急に大声を上げて怒ったり号泣したりしてしまう
・優しくしてくれるパートナーにつらく当たってしまう
・やらかしたあとに後悔してまた死にたくなる
といった症状は残っていました。
当時は確か「そんなハチャメチャな私を支えてくれるおじさんの良さを周囲にプレゼンする(自分が万が一死んでもおじさんが一人にならないように)」みたいな気持ちでエッセイ漫画を描いていた気がします。
なんだその重い理由は……。
(描き始めたきっかけは、当時経営していたお店を手伝ってくれたおじさんがお客さんから不審がられていたので、会話のきっかけになるようにだったんですけどね)
まあともあれ、誰かの心を救おうとか楽にしようとかそんなことはこれっっっっっっっっっっぽっちも考えていませんでした。
しかし連載終盤や連載終了後、さまざまな人から、冒頭の記事に寄せられたものと同じような言葉を言われたのです。
「自分と同じ思考を持っている人がいて、すごく安心した」
「自分だけじゃなかったんだと心が楽になった」
「漫画の中に私がいて、共感して泣いてしまった」
「自分もこんな感じで飲食店を経営していて、わかりすぎて泣いた」
「おじさんの言葉と2人のやりとりに、読者の私が癒された」
ただ自分に起きたことを、自分の視点で好き勝手に描いただけのエッセイ漫画。
でもその漫画で安堵して泣いて心が楽になったり癒されたりする人がいるのなら、もっといろんな人に知らせるべきだと思ったのです。
必要な人に、届くように。
最初は出版社を介して書籍化して啓蒙活動を広めようとしましたが、当時の私が描いていたエッセイ漫画って文字が多すぎてめちゃくちゃ読みにくいんですよね。
なので「これは商業ラインに載せるのはかなり無理ゲー」と判断しました。
そこで、紙の本(同人誌)と電子書籍(Kindle)にして出すことにしました。
◆電子書籍(Amazon Kindle)
できるだけ多くの人に届くよう、全巻KindleUnlimitedで出しております。
各々1冊ごとの値段はついていますが、Unlimited会員の方は無料で読めます。
※Kindle Unlimitedについてはこちらでご確認ください。
「おじねん」は全5巻まで出る予定です。
下の著者ページをフォローすると新刊が出るたびにお知らせが来ますので、新刊情報が欲しいかたはフォローしてみてください。
(なお、「おじねん」以外の漫画もこのアカウントから出しています)
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◆紙の本(同人誌)
電子書籍には馴染みがない、なんだかんだ紙の本が好き……という方はまだまだいらっしゃいます。私と同世代やそれ以上の方は特に。
3~40代で境界性パーソナリティ障害的な症状に悩んでいる人も大変多いです。私と近い世代で紙派のかたのために、同人誌を発刊しました。
メロンブックス様にて委託販売しておりますので、通販および店舗お取り寄せができます。
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ちなみに私は自分で受注・梱包・発送まで全部やっているオンラインショップも運営しておりまして、そちらからもご購入いただけます。
が、ワンオペであるためにメロンブックス様より圧倒的に遅い(はずな)ので、本だけすぐに欲しいという方はぜひともメロンブックス様でご購入ください。
本以外の猫イラスト雑貨やアクセサリー、原画など一緒にお求めの方は、私のオンラインショップからまとめ買いしていただけるとありがたいです。
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ということで最後は完全に宣伝になりましたが、私と私のパートナーが2人で普通に紆余曲折ありながら生きてきた道筋が、見知らぬ誰かの心の癒しになるのであればこれ幸いです。本当に。
また、境界性パーソナリティ障害にぜんぜん関係ない方でも「エッセイ漫画として面白い」「2人が可愛い」と言って読んでくださる方もおられるので、そういうかたにも興味本位で読んでいただきたいです。
なお、弊パートナーことおじさんはエッセイ漫画を描くことに反対していませんが、リアルで会った時に「漫画読みましたよ!」とか言うと露骨に嫌な顔をするので(笑)、そのへんはご遠慮いただけるとありがたいです。
(私に言われる分にはぜんぜん平気です)
では本日はこの辺で。ごきげんよう、さようなら。
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