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カウンセラーって話聞くだけじゃないの?他に何をやっているの?

オリジナル記事掲載日:2021年5月15日

「カウンセラーって
話聞くだけでしょ?」
と思っている人がこの記事を
読む訳ないと思いますが(笑)、
今回は私が単発カウンセリングで
やっている事をすべてご紹介します。

カウンセリング申込を考えている方、
これからカウンセラーを目指す方の
参考になればと思います。

しかしあくまで私個人が
やっていること
ですので、
他のカウンセラーさんが
全員これをやっている訳では
ありません。ご了承ください。

カウンセリング申込の
流れはサイト上で
書いていますので、
この記事ではそちらに
書いていない部分を
お話しします。

◆相談者さんに事前ヒアリングシートをお願いする

通常のカウンセリングでは
初回セッション(対話)の中で
ご本人の悩みについて
深くお聞きするものですが、

私は「それだと時間が
もったいなくない?」
と思うんですよね。

なので当方では
「事前ヒアリングシート」
提出をお願いしています。

事前ヒアリングシートでは
以下の内容を伺っています。

  1. 今の悩みについて教えてください。(一番自分が解決したい問題や、今後自分がなりたい姿など)

2. ここまでは凄すぎてなれないだろう…と思う憧れの姿(状態)はどんな風ですか?
自分の姿や行動でもかまいませんし、有名人や活躍している人の名前を挙げてもかまいません。

3. 逆に、絶対にこんな風にはなりたくない、と思う姿(状態)を教えてください。

これ以外に「補足」を
書いていただく欄があります。

よくこのヒアリングシートに
「長文になって
しまってごめんなさい」
と言われるのですが、

実はこちらとしては
「長文になればなるほど
ありがたい」
のです。笑

なぜかというと、
こういうノートを作るからです。
 ↓

これは1分間ノート術を元にした
ノートの書き方です。

◆事前ヒアリングシートの内容をまとめる

まずA4ルーズリーフを
先ほどの画像のように
縦3分割します。

そしてそれぞれの欄に、
シートの内容を書き出します。

これを書くのに大体
1時間くらいかかります。

長文になると何が
ありがたいかというと、
一番右の欄に書くことが増えます。

・読んでいて気になった部分
・質問したいこと
・現時点での分析と仮説


上記は当日のカウンセリングで
話したい&質問したいこと
なので、ここが決まっていると
すごくスムーズに進むのです。

私はパッと聞かれて
パッと答えるよりも、
事前に何を話すか大体
決めておいた方が
己の能力を発揮できます。


パッと話すのも
得意は得意だけど、
事前に用意している方が
有能です(自分で言う)。

自分の能力を
発揮できるということは
相談者さんにより良い
カウンセリングを
お届けできる
ので、
お互いにとって
良い結果になるんですね。

あ、でももちろん
「文章を書くのが苦手」
「喋るのは得意だけど
文字にするのは難しい」
という方には
無理に書かせません。


ただし、書けないと
言っている方のほとんどが、
「綺麗にまとめなきゃ」
「わかりやすく書かなきゃ」
とカウンセラーに気を使いすぎて
書けないことがしばしばです。

なので、

「キレイにまとめなくていいし、
自分が思ってもいないことが
解決の糸口になったりするので、
気にせず思いついた順に
書いてくださいね」


とお願いしています。

だってその方が助かるんだもん(笑)。

逆にまとめようとすると、
大事な所が抜け落ちるんですよね。
だから変にまとめないでほしいです(笑)。

◆当日のカウンセリング準備

ビデオ通話の場合は
身支度が必要になります。

カウンセリングユニフォームとして
「シャツと黄色いカーディガン」
毎回着るようにしております。
暑い時は黄色いトップス
だけになったり。

(なぜ黄色なのかは
理由があるけど、
また改めて記事にします)

私はLINEカウンセリングより
ビデオ通話カウンセリングを
おすすめしているのですが、
なぜかというと

「私の顔が見えたり
声が聞こえた方が、
相談者さんが

安心しやすくなる」

からです。

特に初回のカウンセリングって
みなさん緊張しますからねー。
(たとえ自分側がビデオを切っていても)

なので当日
気をつけていることは、

・できるだけ相手が
リラックスするように
勤めること

・相手が話しやすいような
質問をすること


・相手の話を

黙って聞く時間を
意識してたくさん持つこと


です。

また、私もなんだかんだ言って
緊張するので、
30分前にはパソコン周りを
ウロウロしてソワソワしたり
トイレに行ったりします(笑)。

緊張が強い時は
瞑想をしていましたが、
最近はヒーリング系の
クラシックを聴くことで
落ち着けるようになりましたね。

(ちなみにカウンセリング中も、
ものすごく小さい音で
クラシックを流しています。
相談者さんには聞こえません)

やはり、自分の心が
落ち着いていないのに
相手を安心させることなど
できません
からね。

◆カウンセリングのまとめ資料を作成

カウンセリング終了後は、
まとめ資料(PDF)を作成します。
これは相談者さんに
お渡しする用(&自分の記録用)
のものです。

私はカウンセラーであると同時に
紙面デザイナー(イラストレーター)
でもあるので、
Adobe Illustratorというソフトで
この資料を作成します。

「紙面デザイナー(イラストレーター)である」
というのは、私の強みの
ひとつでもありますね。
おそらくそのおかげで
「PDFが読みやすい」
「わかりやすい」
「絵がかわいい」
などご好評いただいております。

そして誰にでも同じ資料を
渡している訳ではなく、
相談者さんお一人お一人に
お作りします。

もちろん、似た悩みだと
内容がかぶる事もあります。
しかし毎回ひとりひとり
違った資料ができます。


以前は4〜5P程度のPDFに
していましたが、
料金改定後は6〜7Pに増えたので
かなり読み応えがありますよ。

こちらも1時間〜1時間半くらい
かけて作成します。
(長いとそれ以上かかることも)

※ちなみにカウンセリングを何回も受けると
このPDFを紙の本にしてお渡しする
特典に申し込むことができます。
詳細はこちら↓

◆カウンセリングはその時間だけ会話して終わりじゃない

60分(あるいは90分)の
カウンセリングをするために
それ以外の時間を3時間前後
くらい使っているんですね。

えーっそうだったんだ!(笑)
(ちゃんと数えたことがなかった)

これからカウンセリングを
受けようという方も、
これからカウンセラーに
なろうという方も、

「その時間だけ喋れば
それでOKの仕事じゃない」


ということが分かって
いただければ幸いです(笑)。

別にわざわざ言うこと
でもねえなと思って
今まで書いて
こなかったんですけど、

「この金額を
払うだけの価値が
あるのかどうか」


を説明しないのも
どうかと思ったので、
急に思い立って
お話ししてみましたー。

それでは本日はこの辺りで。
ごきげんよう、さようなら。

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