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背景苦手克服の記録&制作過程03〜教本を買う前にメンタルを整えろ〜

オリジナル記事掲載日:2021年3月12日

苦手を克服するぞ、とか
絵が上手くなりたい、と思うと
とりあえず教本を買うじゃないですか。

買ったからって、すぐやる気が出る訳じゃないんですよね。

★前回の記事はこちら

キャラクターと背景のデータを
別々にして作業していましたが、
前回の記事で着彩したキャラを
下塗りした背景へ置いてみました。
 ↓

制作過程①で描いていた背景と
向きを左右反対にしています。
最初は光源を右にする予定だったのを
「やっぱり左にしよう」
と思い直したからです。

左右反転するにあたって
窓の向きが逆になってしまったので、
その辺は多少描き直しています。

* * *

実は今まで
「背景とキャラの配置」を
深く考えていなくて、
「とりあえず真ん中に
置いておけばいいか」
くらいに思っていました。

それじゃあダメなんだよ!
と気づいたのは、
この本を読んだからです。
 ↓

さけハラスさんの風景作画教則本です。
ためしに風景画の教則本でも買ってみよう、
くらいの気軽な気持ちで手に取ったのですが、

めっっっっっちゃくちゃ分かりやすいです。

「アイレベルって何じゃ!
何を読んでも聞いても
さっぱりわからん!!」
と思っていたのですが、
この本のおかげでやっと理解しました。

「背景とキャラの配置」についても
この本で学びました。

それ以外にも
「イラストの見せ方(魅せ方)」
がすごく詳しく解説されています。
何度も言うけど
くっっっっそ分かりやすいです。

(でも自分が今まで絵を描いてきて、
ある程度の描き方とか
ソフトの使い方が分かるから
そう感じるだけ……?)

とりあえず現時点での進捗です。
ざっと下塗りした背景にキャラを乗せたら
キャラが暗くて浮いてしまったので、
背景全体にうすく紫を乗せました。

これはとりあえずの処置なので、
もちろんキャラクターの加工も
ブラッシュアップします。

ちなみに背景の塗りは、
前回の制作過程でご紹介した
藤ちょこさんの着彩を
参考にしながらやっています。

キャラに色をかぶせて
馴染ませる技法も
紹介されてますよ。

いちおうギャルゲーの
グラフィッカー経験があるので
やり方を知ってはいたものの、
さらに勉強になりました……。

やっぱり「塗り」にも
流行り廃りがあるので、
15年も前のギャルゲー塗りを
引きずり続けていたら
そらアカンよね……。うん……。

* * *

ところで今回ご紹介した
さけハラスさんの教本、
いつ買ったと思います?
2020年の11月下旬ですよ。

今2021年の3月ぞ。

もちろん普段の仕事が
クソ忙しかった時期もあったのですが、
まあハッキリ言って
やる気が起きませんでした。

読んだけど「ううう……」と
苦手意識が爆発して、
すぐ実践できなかったのです。

ただ、この本のおかげで
自分の漫画の背景を細かく
描けるようになりました!
3話から急に力が入っています。

ひとまずは白黒で背景を
頑張って描いていると、
やる気が少しずつ上がって
来るのかもしれません。

いきなり最初から
「ちゃんと着彩した
背景を描く!!」と思うと
たぶん途中で挫折するので。

あと、ちょっと
さぼりがちだった
アーティスト・デートを
また意識してやるように
なったのも良かったかも……。

※アーティスト・デートの詳細はこちらの記事でどうぞ。
 ↓

自分も含めなんですが、
うまくいかない時の絵描きって
とりあえず「技術」を
習おうとするじゃないですか。

でもそれだと大半の人が
「自分には無理だ……」
「どうせ才能のある人
だけがうまくいくんだ……」
「絵なんか描いてないで
仕事しなきゃ…お金稼がなきゃ…」

って挫折するんですよね。

なので自分としては、
まずメンタルを整える
(特訓・訓練をする)のが
一番いいんじゃないかと
思っております。

そうすると技術も教本も
スルッと入ってきますしねー。

ということで、引き続き制作過程やっていきます。
ごきげんよう、さようなら。

キャラクターレイヤーをOFFにした状態

★次の記事はこちら

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