カウンセラー・セラピストになりたい方のための資料全貌(17個の質問と回答)

2021年6月13日、カウンセラーやセラピストを目指す方々のためのオンラインお話会を開催しました。

お話会そのものはすごく好評で、特に「おまけでついているPDFがすごい！　全部書いてあって助かる！」と言って頂いたのです。

超限定配布したPDF、「もっといろんな人のお役に立てるのでは？」と思ったので、noteでその内容すべてを有料公開いたします。

参加者さんからいただいた、合計17個の「カウンセラー・セラピストを目指す上でよくある質問」に答えました。
これから目指す方にはきっと参考になるはずです！

※直接お話会に参加してくださった方をもっとも優遇したい気持ちがあるので、このPDFは当時の参加費より金額を上げて販売しています。

この度はお話会にご参加いただき、ありがとうございました。
今回「ここにたまたま集まった皆さん」は、何らかの意味がある、何かメッセージを受け取るために出会ったのだと考えてください。

さまざまな質問にお答えしましたが、自分が送った以外の質問は「自分には関係ないわ」と思うかもしれません。でもそこを、「きっと自分に必要なメッセージが何かあるはずだ」という気持ちで読んでみて欲しいのです。

その方がお話会を面白く感じられるし、学びが深まり、料金以上のものが得られると思います。では、よろしくお願いします。

Q1.カウンセラーさんにお話を聞いてもらい救われたので、私もカウンセラーのようなことをしてみたいですが、どこで勉強するのがいいのか分かりません。
大学なのか、カウンセラー養成所のようなとこなのか、資格取得の通信教育なのか？　なにかアドバイスください。

カウンセラーは医師などと違って国家資格がいらないので、「私はカウンセラーです」と名乗った瞬間にカウンセラーになれます。
ただ、それだと色々不安なことがあると思うので、ざっくりと「カウンセラーになる道筋」を３パターンお伝えします。

これはとにかく大学に行かないと取れません(詳細URLは最後に記載します)。ただ、大学に行って心理士の資格を取ったからと行って良いカウンセラーになれるわけではない、というのが個人的な意見です。「臨床心理士の資格を持っている人だったのに役に立たなかった」などの文句を言っている人は結構いるので。

私は自称精神科医から「大学に行っていない人はカウンセラーをしないで」ってメールが送られてきたことがあるのですが、大学に行っていればそういう嫌がらせは来なくなるかもしれません(笑)。

いろいろな協会がいろいろな資格を出しているので、「これだ！」と思ったものに申し込むといいと思います。

巴の場合…
世の中のカウンセラーに救われなかった
　↓
私を救えなかった基礎的なカウンセリング手法とはなんだったのだろう？
　↓
【一番基礎を教えてくれそうな講座へ申し込む】
(自分を救えなかったものとは違うカウンセリングをやるため)

カウンセラーの中には弟子を募集している人もいらっしゃいます。師弟制度の利点は、師匠が勝手に宣伝してくれたり、お客さんをつかむための企画を立ててくれたりすることですね。

1人で起業してしまうと、その辺の宣伝や企画を全部1人でやらないといけないので。「宣伝が苦手、手厚いサポートが欲しい」場合はいいんじゃないでしょうか。

弟子にまでならなくても、今実際カウンセラーをされている人に
「どうやってカウンセラーになったのか」を直接聞くのもいいと思います。
カウンセラーに限らないことですが、「もうなっている人」に話を聞きに行くのが一番いい方法です。

＊　＊　＊　＊　＊

この後の回答すべてに対して言えることですが、「絶対的な正解・間違いない方法」みたいなものは存在しません。

私の選んだ正解は「皆さんの正解」にならない可能性もあります。
「自分の心・感覚・直感」を大切に。

自分の心が見えない・他人の意見に左右されやすい場合は、「自分の心を隠す霧を晴らす」ことが必要です。

心に問題をたくさん抱えたままカウンセリング業を無理やりやろうとすると、相談者さんに飲み込まれる場合があります。

とはいえ、「100%心の問題を解決しないとなれない」訳ではありません。私もカウンセリング業の中で沢山の「問題の残りカス」に出会いました。60〜70%自分の問題が解決していたら、大丈夫かなと思います。

Q2.「自分が本当に相手の悩みを解決出来るのか、という漠然とした不安はどう対処したらいいのでしょうか？　まだ自分に自信が無いからかもしれませんが……

自信が無いから、もあると思います。「自分の価値や魅力を低く見ている」「今の自分から変わるのが怖い」のもあるように感じました。自分の価値や魅力・不安や恐怖に向き合うのをおすすめします。