ボイスドラマの作り方~ざっくり全体工程・後編~
以前、私流ボイスドラマを作る流れを紹介した記事を書いたのですが、思った以上に長くなったので前中後編に記事を分けました。 今回はラストの後編です。
これからボイスドラマを作ろうと思っている方達の参考資料になれれば嬉しいです!
編集・ビジュアル周りの制作
そして孤独な戦い、編集です。
NGカットやリテイクもあるので、録音データをそのまま使うわけにもいきません。
効果音や劇中音楽の挿入もあるので、作品の時間が長ければ長いほど大変な作業になっていきます。
これまで我がサークルでは、主に脚本担当した人が編集も担当していました。
その人が一番作品を理解していますしね。
ただ現在秋に向けて新作を制作中なのですが、これは外注することにしました。
得意な方にお願いできることはお願いして、自分たちは他のことに時間を費やそうと思いまして。
また有難いことに外注できるくらいの収益が、少しずつですが出てきたので(涙)
こんな風にご自分で編集できない方は、クラウドソーシングなどで編集作業を請け負ってくれる方がいるので、依頼しても良いと思います。
またこの時にビジュアル周りの作成もします。
主に
• タイトルロゴ
• CDジャケット
• CD盤面
• 作品紹介用WEBページ
です。
イベントに出るなら、プラスでポスターやお品書きなども作ります。
ただ、この辺りは企画立ての段階から作れるものは作ってしまうといいと思います。
後に作業が残っていると、同時進行になって大変なので…。
うちのサークルはデザイン周りは私が作ることが多く、他の細々したことも担当していると、さすがに同時進行がキツくてビジュアル作成がこの時期にずれ込むパターンが多いです。
ジャケット、盤面など発注
作成した、もしくは作ってもらったデザインデータを業者さんに入稿して、あとは完成品が届くのを待つ。
もしミスがあると取り返しがつかないので、完成品が届くまでがドキドキですね…。
発注するとすぐに届くと思われている人もいるようですが、大抵数日の営業日がかかります。
何日じゃなくて、あくまで営業日です。
これを間違えるとイベントまでに間に合わない!ということが起きたりするので、気をつけてください。
この辺の詳細は発注予定の業者さんごとで異なっているので、サイトをしっかり読んで確認してみてください。
現物納品
完成品が指定した住所に届きます!
実物を見るととても感動すると思います。
梱包作業
CD盤がケースに入っていて、尚且つビニールで封をされている。
所謂CDショップで並んでいる状態での発注も可能です。
その分割高になってしまいますが。
うちは予算の関係で、盤、ケース、袋は別発注して手作業で梱包しているパターンが多いですね。
そんなに枚数作っていないので、少数作成なら手作業いいですが、数が多いと手作業は本当に大変なので梱包までお願いした方がよいかと思います。
そんなこんなの工程を経て、ボイスドラマが完成します!
ざっくりした説明のはずなのに、長くなってしまいました…。
大変な作業も多いですが、その分完成した際の嬉しさは何物も変えがたいと思うので、興味がある方はぜひ!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました! いただいたサポートは音声作品の制作費にしていこうと思います☆