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190728 女ともだち

「女ともだち」。
この言葉にどこか不穏な響きがあると感じるのはわたしだけだろうか。

『完璧じゃない、あたしたち』とか、ずばり『女ともだち』とか、女の子関係の読了した本たちは総じてどろどろしている。
う〜ん。やはり問題の所在はわたしの本の選定にある気がしてきた。もっとさっぱりした女の子たちの本を探り当てたいものである。

おすすめあれば教えてください。

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現実世界でも女ともだちと呼べる人は少ないしなんだか苦手だ。

しかしまあよく考えれば男ともだちと呼べる人も今殆ど皆無なので、女性性のみならず、おそらく男だとか女だとか、彼氏彼女はもとより、性をちらつかせる存在や場面自体は苦手なのだろう。できれば避けて生きていきたい。

小さい頃からセーラームーンや仮面ライダーよりもハム太郎派だったし、好きになる人も中性的なタイプばかりだった。性を飛び越えた事物は危害がなさそうで安心する。

ところが先週末から今週にかけて、立て続けにその苦手な「女の子」という存在達とぺちゃくちゃ話をした。しまいに深夜0時まで飲み明かす女子会を開催した。異例である。

一般に女の子が寄り集まると聞きたくない話は多々あり今回もなくはなかったが、結構女の子悪くないじゃんと思ってしまった。

そういう心境に陥るときは大抵恋愛絡みなのだが今回はそれだけではなく、彼女たちが丁寧に人を見ている姿勢に感銘を受けたから。

確かに数ヶ月生活をともにしたけれど、ぶっちゃけわたしはそこまできちんと彼女を見ていたわけではない。観察眼が乏しいというのもあるが。

わたしの恋愛観を踏まえたお話だとか、これからの人生だとかに対するエールはとてもじゃないけどわたしには出せないと思った。

他にも突然ランチに誘ってくれた子や何にも出ないのにベタ褒めしてくれた子がいたり、書きながら思ったが何だか愛を受け取ってばかりだな。

女ともだち、男女どうこうじゃなくて、わたしが友達になりたいなあこの人のこと近くで見ていたいなあと思う人の共通項は、優しさだとか、人への愛だとか、その計り知れない大きさに圧倒された人、なのかもしれない。

https://note.mu/hiromi_okb/m/m05e60c2489c0

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