【祀画】海野貴彦
画家 / 愛媛県在住
【出展作品】
『出発するマレビト』
精霊馬は常世(とこよ)から現世(うつしよ)へ魂を送ります。
これはその馬上に乗り込んだ場面です。馬も魂も、まだぼんやりとした存在であるがゆえに不安定な形となっています。そして魂は選ばれた人として、背後の光輪が発光し始めてます。
足元の橘は現世への道しるべのように咲き乱れています。
この絵は、
・これから物事を取り組もうとしている人
・なにをして良いかまだ分からないが我こそは面白くすると心に決めた人
におススメします。
『向かうマレビト』
馬に乗り込んだ魂が、意志を持って駆け出している場面が描かれています。
馬の図像もかなりハッキリとしてきました。
この絵は、
・明確に目標に近づこうとしている人
におススメします。
『マレビトは突然やってくる、のか?』
常世(とこよ)を出発してどのくらい経ったでしょうか、ようやく現世(うつしよ)に到着した瞬間の図です。
魂が発光しはじめました。それと引き換えに、光輪は吸収されていくのが描かれています。また、ここまで移動を共にしてきた馬は役目を終えて消えようとしています。
「さて、これから一つ祭をしよう」と、そんな意志を表しています。
この絵は、
・念願のプロジェクトの成功祈願として
・人生の転機において好転させようとしている人
におススメします。
『マレビトの旅』
役目を無事に終え、穏やかな気候と気持ちの良い匂いに包まれて、牛の歩みで帰路についている図です。
この絵は、
・穏やかな日々を望む人
・平穏を噛み締めてる人
・次の目標に向かって今はゆっくりとしている人
におススメします。
『ハレ⇆ケ』
表面が割れ中から出てきている所でしょうか、はたまたもう一枚被っている所でしょうか。どちらか定かではありません。同じく光輪も上がっているのか下がっている図なのかは観ている人次第です。
この絵は、
・現状打破しようとしている人
におススメします。
『人』
森羅万象あるでしょう。それらを捉えるのは人です。
どうあれやっぱり人です。
この絵は、
・生きている人
におススメします。
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