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スペインで妊娠〜出産⑤出産準備・両親学級

すでに生産期に入って久しいですが、まだ生まれないのでスペインでの妊娠後期の過ごし方について書き留めておきたいと思います。いつか誰かの参考になるといいな。

出産準備

赤ちゃんを迎え入れるにあたって、ベッドとかベビーカーとか服とかを用意しないといけない。日本には当たり前にあるのにスペインではなかなかないものがいくつかあった。
まず、ガーゼタオル。これは本当に見つけられない。日本だと新生児用品の三種の神器くらいの扱いだと思うけど、、スペイン人は普通のタオルで対応しているよう。それでも、いろいろな店を見回っていたらKIABIというフランス系ユニクロみたいな店で発見👀!それでも、小さなサイズとかはなくて60cmくらいのものと120cmくらいのもの。ヨーロッパではガーゼタオルはあまりメジャーではないよう。Amazonで見ると一応売っているが、島に配送してくれないので諦め。確かに、別にタオルでもいいっしょと思えてきた。
次に、日本でよくみるコンビ肌着、短肌着、長肌着などは存在していない。出産準備をすすめるにあたって日本のサイトなどを参考にしていると一体これがスペインで何に当たるのか、最初は本当にわからなかった。そのうちスペイン語のサイトも見るようになって、ああこれはBody(ボディ)というもので代用しているのね、という結論に至った。Bodyはコンビ肌着や長肌着と違って足がまるっと出るタイプの肌着(股のところでスナップ)。確かに、海外の子供はこういうの来ているイメージ。なんか寒そうという感じだが、これにつなぎみたいなパジャマを着るのが一般的?のようだ。Bodyの種類は腕の袖の長さが長いか半袖かノースリーブかという違いしかないので、コンビ肌着、短肌着、長肌着と比べて選ぶのが簡単。とにかく、このBodyというやつがたくさん必要になるようなので、購入。

スペインのユニクロではBodyも売っている。日本のユニクロでは見たことがない気がする。

ただ、なぜ日本では独特の肌着が使われているのかが謎に思えてきた。また、Bodyは日本の肌着にくらべて密着度が高い(細身)な印象。わたしの赤ちゃんは大きそうな予定なので、生まれてすぐでもパッツパツなんじゃないかという懸念が。。

両親学級

スペインにも両親学級がありました。私が両親学級に行き始めたのは29週くらい。(わたしの経験上)スペイン人はあまり計画的ではないようで、私と同じときに行き始めた人はすでに35週と言っていた。わたしは心のなかで「もう生まれるやん…!」と思ってしまった。
わたしは言語的な問題もあり、いつもパートナーが一緒に来てくれていましたが、カップルで来るか妊婦1人で来るかは半々くらいだったような気がする。開催される時間もなかなかで、夜6〜8時という、わたしにとってはディナータイムなんだけど…という微妙なタイミング。理論と実践を両立した濃密な2時間で、両親学級に行ったあとはいつも疲れて果てる。
助産師(Matrona)さんが教えてくれるのですが、いつも演技が素晴らしくて、表情が大きいので飲み込まれる😂さすがスペイン。ちなみになぜか呼吸法だけで両親学級3回分。呼吸法の2回目が終わってから授乳法に移ったときにはもう最後の呼吸法は教えてもらえないんじゃないかとすら思ったwちなみに、沐浴なんかは当然習っておりません。
先生も気まぐれなら生徒も気まぐれで、先生はいつも大体遅刻だし、生徒は来たり来なかったりで、自由な両親学級。そんな楽しい両親学級も37週で卒業しました。これでだいぶスペイン語のリスニング能力は上がった気がする。


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