赤ちゃんの言語能力を飛躍的にのばす お耳と脳の関係
赤ちゃんの耳はとても良い!
赤ちゃんは産まれる前のお腹にいる時から自分を守るすべとして
ママの声や些細な音にも反応して実はとても耳がいい。
もし耳が聞こえていないとしても、
心や表情を読み解くことがとても得意になるでしょう。
聴覚からは音を聞くだけではない事柄を
楽しく身につけ育んでいきます♪
脳を見てみよう!
まず大脳とは、大きく4つに分けて
側頭葉 前頭葉 登頂葉 後頭葉 で出来ています
そして頭には+小脳があります。
音楽は聴覚なので
側頭葉が働きますね
聴覚のほかに記憶や言語理解なども行う部分だとは、面白い!
前頭葉では
情緒コントロールだとか問題解決など
生きていくうえでのコミュニケーション能力に必要な所だと感じます。
脳が担っている役割の図を見てみよう!
聴覚
聴覚はピアノを習えば耳がよくなるとか、
ピアノの音から情報を得て音楽に興味を持つと思われがちですが、
実はそれ以上の大切な役割を担っているのです。
渕上達夫著
事象関連電位からみた小児の認知発達によると
聴覚とは
・単なる聴力を意味するものではない
・幼児期に言語としての音の理解の為に必要である。
・音に気づき強さ・音色・高低・リズム等を認識して
区別するとても複雑な機能である。
・乳幼児期の聴覚の発達に伴って
言語理解の能力が飛躍的に発達を遂げる。
・音の感度・方向性・弁別・認知力も著しい発達をとげる。
と、記載があります。
言語能力が飛躍的に発達!!
つまり言葉を音によって理解していく発達段階のときに、
いかに声がけが大切か。言葉のインプットも、
ただの文字や音だけで伝えるのではなく、
音色や抑揚を踏まえたものにすることで
より、リズムや言葉の意味も感じつつ
身につけていくと感じます!
難しい事をしろっているのではありません。
ママや養育者が目を見て、
心を込めて、赤ちゃんの時期からお話しを楽しむ事で
言語能力が飛躍的に!!発達!!ですよ💛
たいこや鈴など、音のなるおもちゃを色々な方向から
鳴らして聞かせてあげるのも、赤ちゃんはとても楽しいです。
(最初は反応が上手に出来ないので一方通行に感じます。
やりすぎはうるさいので赤ちゃんをよーく見てくださいね💞)
聞き分け能力
赤ちゃんは産まれた時から重要な音とそうでない音を
聞き分ける訓練をしているのです。
例えばピアノで演奏をするときもその能力をよい形で使って、
右手と左手のボリュームや旋律を響かせたり、
ペダルのにごりなどの聞き分けトレーニングを続けているので、
レッスンを続けると耳と脳に刺激的な毎日を過ごしているのですね!
確かにわが子たちも
ソルフェージュ的な音当ても得意ですが、
声優さん当てや、マックのポテトの上がる音、
スーパーのエレベーターの音 チューバッカの声など
フォーリーアーティスとさながらの耳で
音を作り出したり空耳アワーや耳コピで遊んでいます。
それが何か重要な活動に有利として使うというより、
単純に毎日が楽しめているのです!
私のお小言も右から左へ流れている場合、重要ではない
と感じているのだな・・・💔
次回は脳にも音の好みがある、
音楽で心が落ち着くメカニズムについてお話します!