見出し画像

いわゆる「同性婚」と「パートナーシップ制度」のちがい。そして同性婚実現がなぜ大切であり、求めるのか。道に例えてみました。

左側には、舗装された道(婚姻制度)があります。右側にも、人々が通っていく中で道ができています。

これまで、戸籍上同性のカップルが歩む、道なき道(右側の道)を整えていこうという形での取り組みがさまざま行われてきました。自治体によるパートナーシップ/ファミリーシップ制度もその一つです。

しかし残念ながら、これは法律上の家族として認められて社会的にきちんと異性カップル/ファミリーと同様に守られるわけではありません。道を整えていくことも大切で、ある程度の効果は期待ができますが、これでは平等な権利はどうしても得られないものです。

婚姻の自由をすべての人に(同性婚を)求めることは、
戸籍上同性のパートナー(やそのファミリー)が、法律で守られる道(婚姻制度)を戸籍上同性のカップルも利用できるようにしようということ。
そう捉えると、わかりやすいかもしれません。

11月30日(水)、東京地裁での、いわゆる同性婚を求める起訴の判決があります。できるだけ法整備へむけて前へ進められるよう、注目し、声を上げ、行動をしましょう。くわしくはMarriage for All Japanさんの情報をチェックしてください。https://www.marriageforall.jp/

困難が解消されないことはもちろんですが、差別的取り扱いを放置される状況は人の尊厳を大きく奪うものです。

不当に(性自認や性的指向によって)婚姻制度が利用できないという、差別的取り扱いのある状況を日本でも1日も早く解消し、人々が守られるために。

当事者だけでなくみんなで、日本からも海外からも。ともに。声をあげましょう。行動しましょう。

1日も早く同性婚を実現する希望を与える判決を、心より願っています。そして、ここから、実現に繋げていく活動への応援を、話題にあげたり声をあげたり、行動を起こしたり、寄付をしたり、自分にできることで、さらに繋げて広げていきましょう。