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【旅行記】憧れの水の都で絶景と美食を堪能する旅@イタリア・ベネチア
今回は、2024年3月下旬、3泊4日でベネチアに旅行した際の旅行記です_φ(・_・
Day1
プラハに移住してから初めての旅行先はずっと憧れていた水の都ベネチア。小学生の頃に「劇場版ポケットモンスター 水の都の護神 ラティアスとラティオス」を観て以来、いつか行ってみたいな~と憧れ続けていた場所に訪れる日が遂に来るなんて!
プラハからベネチア・トレヴィーゾ空港へはライアンエアーの直行便が飛んでおり、所要時間は1時間15分、金額は一人あたり往復で15,000円程度でした。
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トレヴィーゾ空港到着後は循環バスと鉄道を乗り継いでやっと本島へ!(トレヴィーゾ空港から本島までの移動についてはこちらに詳しくまとめています)
目の前に広がる水の都に見惚れながら、歩いてお宿に向かいます。
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お宿はサンタ・ルチア駅から徒歩7分ほど。カンナレージョ地区の静かなエリアにあるお宿でBooking.comから予約しました。リノベしたばかりの新しい物件のようで、建物の外観からは想像もつかないほど綺麗なお部屋。ホストの方もとても親切で、値段も3泊で55,000円ほどとお手頃でした。
チェックインを済ませた後は食事へ。
午後3時、思えば朝からほどんど何も食べていなかったのでお腹ぺこぺこ。行きたかったお店へ向かうも、どうやらテーブルについてから違うお店に来てしまったことに気付く(笑)。今更やっぱりやーめた!はできないので、とりあえず私はプロセッコとイカ墨パスタを注文。イカ墨料理がだいすきなので、ベネチア料理一発目は絶対にイカ墨パスタと決めていましたが、今思えばこのお店にイカ墨パスタがあってよかったです(笑)口を真っ黒にしながら頬張りました。メニューには日本語もあったので日本人もよく訪れるお店だったのかもしれません。パスタだけで16€と円安物価高をひしひしと感じた一食目でした。
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お腹いっぱいになった後はお散歩へ。それにしても人が多い。3月下旬でこれだけの人なのだから、夏のピーク時はどうなってしまうのだろう。サンマルコ広場やリアルト橋などの名所を歩いて巡り、美しい街並みや景色を堪能してからお宿に戻りました。人が多いうえに道も細くて階段も多い、、、一日目にして意外と体力を消耗してしまいました。
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Day2
午前8時、人が少ない朝のうちを狙ってお散歩へ。この選択が大正解で、朝のうちなら人が少なくて歩く際のストレスも無いし、昨日は観光客で混雑していたリアルト橋もサンマルコ広場もため息橋も素敵な写真を撮り放題!早起きは苦手だけど、本当に得するな~とつくづく思わされます。
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お散歩がてら午前9時オープンのドゥカーレ宮殿へと向かいます。予約していなかったので当日入場の列に並び、15分程度並んで入場。入場料は一人30€でした。入場料は決して安くないですが、見応えは十分にありました。
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かつてのベネチア国の繁栄を感じられる豪華絢爛な内装や展示はどれも美しく、宮殿内に併存する牢獄も見学することができました。
牢獄に続く橋は「ため息橋」と呼ばれ、これから収監される囚人たちが牢獄に向かう前、最後にこの橋から美しいベネチアの景色を見てため息をついたということからそう呼ばれるようになったそう。
この「ため息橋」も渡ることができましたので、囚人の気持ちを想像しながら渡ってみました。私が見えたのは、美しいベネチアの景色と橋を埋め尽くすたくさんの観光客(笑)やっぱり早起きがおすすめです。じっくり2時間かけて宮殿内を散策しました。
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ドゥカーレ宮殿見学後は、映えで有名な本屋「アクア・アルタ」へ!ここもとにかく人人人~!写真だけ撮ってすぐに退散しました。もっとゆっくり見たかったな~。
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ランチは「Antico Calice VE」というお店に行きました。ベネチア旅行中に絶対にイカ墨リゾットも食べたかったのですが、このお店にはイカ墨リゾットがあるという情報を入手していたのでオープン時間を狙って突撃。結果、イカ墨リゾットは無かったので(泣)、イカ墨パスタを注文。麺が太くてもっちもちでイカも大きくて食べ応え抜群!夫が注文したボンゴレも美味しかったです。店員さんも優しくて、ぜひまた行きたい!
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食後のデザートはジェラートを食べに「Suso」へ!インスタで「#ベネチア」って調べると必ず出てくるここのジェラート。美味しさを感じる前に溶けてしまって、ひたすら急いで食べた記憶しかありません(涙)結構秒で溶け出すので次は真冬に行って寒空の下、味わいながら食べたいです。
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最後はサンマルコ広場に戻り、サンマルコ寺院へ。予約必須という情報があったけど、10分くらいで入場できました。購入したチケットの裏面が可愛かったです。寺院内は黄金に輝き、床や柱にも大理石が使用され、うっとりしてしまうくらい豪華で煌びやかな空間でした。
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一日目に続き、二日目もたくさん歩いて疲れ果てたため、夕方早々にお宿に戻ることにしました。帰り道に食べたかった魚介フリットを購入(8€)。店の外にはカモメやハトがフリットを狙って待ち構えており、実際にフリットを持ち逃げされていた観光客もいました。話が逸れますが、ベネチアのカモメ、とんびぐらい大きくて怖かった。
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お宿の共同スペースでフリットを食べて一休みした後は、イカ墨リゾットリベンジへ!
伺ったのは「La Colombina」というレストラン。Google mapとお店の外のメニュー表でイカ墨リゾットがあることを確認し入店。やっと念願のイカ墨リゾットをいただくことができました。真っ黒いリゾットの上にキラキラと光り輝く金箔と海老にうっとり。見た目に劣らず味も本当に美味しくて思い出すだけでもよだれがでます。
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食後は適当に近くのお店で軽くビールを一杯飲んでからお宿に戻りました。
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三食連続のイカ墨料理をはじめとする暴飲暴食が祟ったのかこの日の夜中にお腹を壊しました。私へ、旅先で調子乗って暴飲暴食をしてお腹を壊すいつもの癖、いい加減卒業しましょう。
Day3
三日目は朝からブラーノ島とムラーノ島へ。旅行の疲れが溜まってきたのか朝から夫と険悪ムード。旅行って非日常を体験できる楽しみがある反面、その非日常に疲れてしまうのよね。。。
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険悪ムードのまま約40分ほどでブラーノ島へ。まずはカフェで一休み。美味しいものを食べたら大体仲直りしてしまう私たち、本当に単純。カラフルで色鮮やかな街並みに癒されながら2時間ほど島を散策しました。
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ブラーノ島の後はムラーノ島へ。ブラーノ島と比較するとシンプルな街ではあるけれど、時間の流れがゆっくり感じるような島の雰囲気が良かったです。
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適当に入ったバーカロで軽く食事を済ませ、本島へ戻ります。この日は船上バスの一日券を購入していたので、たくさん船上バスに乗ってクルージングを楽しみました。
夕暮れ時、気分で夕日を見に行こうとなったのですが、夕焼けスポットがわからずなんとなく感覚で島の西側へ。結果的にギリギリ滑り込みでとっても美しい夕焼けを見ることができました。
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帰りにアカデミア橋から見たピンク色と水色が混ざった空に満月の掛かるベネチアの景色が美しすぎて感動しました。
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夕飯はなんとなくで入った運河沿いのイタリアンレストランへ。ベネチアでの最後の晩餐はボロネーゼ。一気にベネチア感が無くなりましたが、美味しかったからいいのです。デザートにティラミスもいただきました。ラム酒が効いていて、大人のデザートという感じで美味しかったです。
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夕飯後は船上バスに乗ってナイトクルーズへ。元を取るため、とことん一日券を使い込みます。約一時間半ほどかけて、サンタルチア駅からサンマルコ広場まで往復しました。船上バスの前方と後方の座席は吹きさらしとなっており、夜風を直に感じることができて気持ちよかったです。
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Day4
遂に最終日。土産屋で購入したポストカードにメッセージを添え、タバッキの看板がある店から発送しました。一通2.6€、追跡可能で1ヶ月半ほどで届きました。
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最後、旅の締めくくりにゴンドラに乗ってベネチアを堪能しようと思います。ゴンドラ乗り場はいくつかありますが、私たちは宿から一番近かったカナルグランデ沿いのゴンドラ乗り場から乗りました。30分90€で料金は後払いでした。
この日は天気も良く、土曜日だったせいか午前中から混雑していました。ゴンドリエーレのお兄さん、以前2週間かけて日本を周遊したことがあるそう。海外で「日本に行ったことあるよ」とか「日本のこと知ってるよ」って声をかけてもらえるのってすごく嬉しいな~っていつも思います。
まずはカナルグランデから出発し、大小の船が行き交う大運河を進んでいきます。リアルト橋を前に細い運河へと入っていきます。細い運河でもゴンドラやボートが行き交っており、何度も「衝突するのでは、、!?」とひやひやしましたが、まさにゴンドリエーレの腕の見せ所。一本のオールを巧みに操り難なく進んでいきます。
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船上では、ゴンドリエーレがルート沿いの建物や歴史について説明してくれたり、写真を撮ってくれたり、歌を歌ってくれたり、時にはゴンドラを左右に揺らし、まるでテーマパークのアトラクションかのように楽しませてくれました。
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たくさん写真を撮ってくれました!感謝!
たった30分のゴンドラ旅でしたが、ゆったりと進むゴンドラの上では時間がゆっくりと感じられ、ゴンドリエーレの優しく美しい歌声に癒される、とても贅沢で大満足な30分を過ごすことができました。
下船後、ゴンドリエーレのお兄さんにチップ込みで100€を手渡したところ、とても喜んでくれました。素敵な時間をありがとう
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ゴンドラに乗った後はお宿に預けていた荷物を引き取り、鉄道とバスを乗り継いで空港へ。最後、サンタルチア駅でトイレを探していたら鉄道を一本逃してしまいました。サンタルチア駅内のフードコートで買い物をするとトイレも使うことができます。レジの店員さんにトイレを使いたい旨を伝えると、トイレ入場用のコインをもらえます。(ヨーロッパ旅のトイレ問題、頻尿なので一生の悩み)
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プラハに戻ってくると予想外に安心感を感じる自分がいてびっくり。まだこっちに来てから3ヶ月も経っていないし、ほとんど家から出てすらいないのに、それでも私にとってプラハがホームになりつつあるんだなぁ、と。
と、まあこんな感じで移住後初めての旅行は憧れのベネチアに行き、美味しいご飯や美しい景色と街並みを堪能してきました。3月下旬は気候も暖かく、天気も良くて過ごしやすかったです。4月以降のハイシーズンと比較するとホテルや宿も比較的安く、観光施設も予約なしですんなり入ることができました。3月下旬のベネチア、おすすめです!
次回以降の旅行に向けての反省点・備忘録
下調べはほどほどに。あれもこれもと強欲になって予定を詰めすぎないこと。
疲れを感じたら休む、できれば人がいないところで。頑張らない。無理しない。旅先でぼーっとする時間も大切。
暴飲暴食しない。特に油っこいものは体調崩しがち。
早起きはガチで得しかない。
睡眠は翌日のコンディションに影響するため、しっかり8時間とる。
トイレ目的の飲食店利用の場合、トイレが使えるか(壊れていないか)確認する。
今回のベネチア旅行のvlogをyoutubeにも載せているので、よろしければご覧ください♫
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