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生きる道。


病院から施設へ
帰る途中

施設の仲間と
その保護者らも一緒

病院で
トイレすまそうと
多目的トイレ前
順番待ち

清掃の女の人
汗だくで
清掃していた

多目的トイレは
なかなか
すぐにはあかない

清掃のひとが
向こう側にも
多目的あるよと
案内くださったが
ボクは向こう側の
渋滞から逃れて来た

ありがとうございますとだけ
伝え待っていた

ボクの隣にもう1つの
多目的トイレに並ぶ
同じ施設の
車イスの親子
なにやらヒソヒソ

ボクたちは
施設に戻ってから
今日の出来事を
絵日記にした

各それぞれの
障害や病状に
負担の無い
仕事探しについて
進学するひとも
いるけど

障害のない人たちには
経験ないと思うけど
ボクらは
意識のあるぐらいから
将来の仕事について
親や保護者が見極めるのに
病院で身体の状態をみたり

自立がどこまで
できるか様々な方々の
支援が必要なので
5年後10年後
15年後働くとき

こんな作業ができます
というような
あたりをつける

あくまでも
ボクの所属する団体内での
システムだ

1つのこと
覚えればできる
自発的に考えることは
できない

などという
状況の子には
そうとう
助かるシステムだ

特技を日々磨いて
備える

お運びができる
決まった入力の
タブレット操作
できるようにする

など
そういう中で
将来どんなひとに
なりたいか
仕事は何が希望か
挑戦したいことは何か

日頃から話題にし
無理なくゆっくり
備える



ボクの隣に
トイレで一緒になった
親子がきた

「あんな汚い
誰でもできる仕事
ダメよ!」

「でも清掃の仕事
障害者優先枠あるから」

「いつでもできるし
誰でもできる仕事なんて
ダメよ!」

仲間は事故で
足の指が無い

未だにうまく
歩行ができない

しかし状態的には
車イスの必要もなく

練習次第なのと
心の問題と
云われてる

母親だと思われる
女性がしきりに
本人が希望する仕事を
否定する

「誰でもできる仕事」
そういって馬鹿にする

黙っておこうと
何度も考えたが

その親がとうとう
その子の記入しようとする
絵日記を取り上げた

ボクは
堪忍袋の緒が切れて
「本人の生きたかを
否定するな!」

とうとう
言ってしまった

世の中に
「誰でもできる仕事」
など無い

特別な職業だけが
仕事じゃない

知識や資格や
資金が必要な
職業だけが
仕事じゃない

個々の状態がある
事故で障害をもつひと

病気で本職が資格上
ダメになってるひと

起業しようと思って
その業界に
潜入してる人

ボクの知ってる
お医者様のタマゴさんは
両親の交通事故で
介護看病をするために
就職先だった病院での
仕事を先延ばしにして

両親の介護しながら
最初に
マックにバイトに行った

学生の時に
経験があったから
介護のため
急遽お休みも可能
病院へ行くなどの
両親の行事もある
バイトやパートの立場が
お休みをとるのに
手っ取り早い

両親の介護が
ある程度片付き
人に任せられる部分
他の親族との
在り方を決め整ったので
借りのバイトを辞め

いまでは医師として
病院で勤務している


ボクの知ってる
薬剤師歴の長い女性は
精神病になった

すぐに勤務先から
長期休暇か
辞めるかの選択を
突きつけられた

収入が激減する
長期休暇より
働くしかない
病気を克服しながら
働く
なので近所の
コンビニにパート

年内には
また薬剤師に
復帰できそうだ

どんな職業も
とても大変だ

総理大臣や
官僚をしてる数より

パートやバイトで
平社員で

仕事する
人たちの方が
圧倒的な数だ

高給取りで
机上の空論ばかり
寝言ばかりの数より

マジメに
汗水たらして
働いてる人が
圧倒的に多い

現場仕事が多い
営業が多い
配送関係者もたくさん

ひとに会わない仕事では
館内にこもり
黙々と仕事をするひともいる

農業や漁業など
自然環境のお仕事は
天候が悪ければ
多額の損益の中働く
厳しい仕事だ

まだまだ
書ききれないほどの
多くの仕事


どちらが凄いか
マジメに働いてる
現場のひとが
凄いに決まってる

立派なんです


業界のTOPや
支配者たちは
消費者には敵わない

どんなに偉そうに
威張ってる輩も

マジメに現場で
働くひとに
敵うわけない

お客様に
どんなに文句言われても
我慢して
すみませんと
頭をさげてお詫びする
職業の方々の真似など
できない

半狂乱になる親族らに
「センセ!
命だけはなんとか!
どうか助けてください」と
祈られながら
何時間にも及ぶ
死ぬか生きるかの
繊細な手術
失敗したりできない
一発勝負


患者さんが亡くなったり
そういう時は家族に
冷たい言葉はかれる

命がのしかかる
プレッシャー


医者なら
カッコつくから
人気もあるかな

今朝見た
トイレ清掃は
どうかな
誰でもできる?
ボクはできない
大変そうだ

なのに
あんな風に
「誰でもできる仕事」
なんて馬鹿にされて


どんな仕事も
絶対に大変だ

楽な仕事も
楽しい仕事も無い

自分が喜んで
感謝して楽しみながら
仕事することしかできない

職場は忍耐を鍛えてる

「儲かる」とか
そんな次元で仕事を
馬鹿にしているようでは
感謝の無い人生

キミが馬鹿にした
その職業の人が
いなければ困る

人の嫌がる
職業ほど
お見掛けしたら
感謝すべきだ

ゴミ回収車の方々に
ありがとうって
ボクの
おばあちゃまは云う

誰もがやりたくない
汚れる仕事
本当にありがたい

仕事には向き不向きも
あるとおもう

しかしどんな職業も
マジメに捉えて
自分のやりたい仕事を
選択することは
いいことだ

立派な人気の
職業についても
続かない
イヤすぎて自殺したとか
何のために
その職業選択したのか
意味が無い

派手な仕事は
出費がかさみ
見栄が多く
精神的に疲れるのです
稼ぎが多いけど
準備に費用も経費も
必要で儲からないのです

仕事は
「儲かる」と
思ってばかりだと
間違いです

生活費用を
稼ぎに出ただけなのか
クリエイターとして
作品を出して
売れるかどうか
気にしてるのか

それでも
大きく違ってきます

人口のほんの
一握りのひと
この方々が特別で
裕福であり

その他は
誰もが必死に
働いています
大変です
やせ我慢の見栄はりの人
たくさん借金のあるひと
そんな方々もいます

一流大学出て
犯罪者になるひとが
存在するように

逆に

「こんな仕事なんて」と
馬鹿にされるような職業も
素晴らしい人材のひとが
好んで働きにくることも
あるのです

職業は「儲け」ではなく
やりたいと思う仕事を
挑戦することです

ダメもとで頑張る
自分のための人生です

医者になりたい
弁護士になりたい
プロスポーツ選手になりたい

コンビニの店員でいい
配送の仕事でいい
レジのバイトでいい

個々に将来のことも
見据えながら
時には家族に
相談するのかな

挑戦したい仕事を
選択することが先決

現実の厳しさを知ったり
自分の考えの甘さを
思い知らされたり

夢や希望をもって
未来のために
ひとりひとり
真剣に生きる

たとえ親でも
「誰でもできる仕事」
だからダメでは
話にならない

1人の人間として
我が子であっても
フェアーに
話し合いすることだ
頭ごなしや
想像で決めつけはよくない


★はじめて訪問してくださってる
みなさま上記名刺記事が自己紹介記事です
★フォロー返しはしていません
★フォローは自由に削除してください
★コメントは削除することがあります
★コメント返信は遅いです
★当方スマホもパソコンも所持してません
保護者らに時間制限で借りています
なのでフォローしても読み切れません





昨日書いた
泣き声の件は通報しました
結果は謎のままです
みんさまの意見を参考にしました
コメント返信できるときにします

そして
本日は病院に
1日中います

精密検査です

みなさま
本当にいつも
ありがとうございます
どうやって感謝を
お伝えしたらいいのやら

それから
新しい試みは
有料記事は
作品として
小説を書いてみようと
考えています
書きたい内容が
3つあり
シリーズなのです

いやわかりません
純文学好きなので
かたい感じで書きたいけど

勉強不足すぎて
そんなうまく事が
運ばないよなって迷ったり

ともかく
やるだけ
挑戦いたします


それではまた























読了ありがとうございます 世界の片隅にいるキミに届くよう ボクの想いが次から次へと伝播していくこと願う 昨年のサポートは書籍と寄付に使用しています 心から感謝いたします たくさんのサポートありがとうございました