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金色の文字。

亡き母の日記
これは
秘密の書

黄金色に輝く
小筆文字

実際は黒い墨汁
したためられた
レポート

何度読んでも
意味など
皆目見当もつかぬ

人舞い
踊るような
うねる文字
ペラペラと用紙から
浮き出て宙へ
輝きながら
登ってく

天から
舞い降りたか
地から
舞い上がったかさえ
わからない

大きな白色の
蓮のような花が
あたりを囲む

自身もまわりも
みな宙に浮いている
闇の中
黄金に光
青白い宇宙を
包み込む
美しい輝き

何とも言えない
よい薫りが漂い

聴いたこともない
美しい音楽を奏でる

キミが云う

どんな苦しく辛くても
約束
忘れてはならない
疑ってはならない
キミを必ず守ります

だから
約束
忘れてはいけない
誓いあったこと
肝心なときにこそ
思い出してほしい


ボクは誓う
キミとの約束
忘れたりしない

必ず果たして
どんな困難
待ち構えていても

日々善行
積んで歩いても
何度も
神や仏に祈っても

こんな風に
迫害を受けたり
こんな酷い
病気にかかっても
疑わない

「ボクだけどうして?」
そんな風に疑わない

ボクはこの病気
治癒する姿

同じ病気の人に
目の前で見せて
証明するために
生まれた

虫けらのように
地面に叩きつけられ
シューズで踏みつけられ
頭が腫れあがるほど
何度も踏まれる
虐待にあっても

決して恨まず
そして精神誠意
必死に生きる姿
見せるために
生まれてきた

人が人を傷つけ
殺してしまうことを
絶対止める
強い信念が無ければ
達成しない

多くの人に諭されてた
ありとあらゆる
誹謗を受けた
友達には嗤われた

必ず
ボクの生きている間に
戦争を無くす

戦争などしなくて
いいのです

人は人を憎んだり
恨んだりしなくて
いいのです

キミは神様です
キミは仏様です

1日もはやく
気づいてください

気づけば
わかるのです
変わるのです

目の前の地獄が
瞬間にパッと変わる

無理だと思ったこと
すべて思い通り

自由自在に
生きられるのです

★はじめて訪問してくださってる
みなさま上記名刺記事が自己紹介記事です
★フォロー返しはしていません
★コメントは削除する場合があります
★コメント返信は遅いです
★当方スマホもパソコンも
保護者らに時間制限で借りています
なのでフォロー増やすと読めません

熱でうなされ
昨夜は一晩中
保護者らが交代で
病室のなかにきた

親族がくるなんて
とうとう
最期なのかと
ビビッてた

うなされてるボクに
保護者らが耳元で
みなさんの
コメントを読んだり
みなさんの
記事を読んだ

意識もうろうとする中
ボクも
note書きたいと
思った

不思議な夢のような
母の日記で
読んだ
情景が広がった

金色の光なのに
飛行機の窓から
見下ろした
地球のような
青く輝く

何とも言えない
いい匂い

聴いたこともない
素敵な音楽に
涙が出た

目が覚めると
おばあちゃま
泣きながら
手を握ってた

わたしが
命交代したるから
生きろ!
生きろや!

冒険家のおじいちゃまは
DMを読み上げて

パコちゃん政治家に
なったらいいんじゃないかって

理想だけより現実的に
はじめてみないかって・・・


保護者らのなか
きっての短気
独身の叔母さまが

あんたみたいな
子供が産めるなら
子育ても楽しいから
妊娠したいと思ったよ
お願いだから
生きててちょうだい

なんだか
騒がしい

これはきっと
臨終なんだな
声は聴こえるって
きいたもんね


気づくと
たくさんの
器具が見える

歓声があがる

パコちゃん!!

おおげさだ・・・


ボクの手を握りしめてた
おばあちゃまが倒れる

ばあちゃま!
声に出ない

ボクは生きる
多くのみなさまには
ご心配かけ
横になるように
教えていただいていますが
どうか
赦してください

ボクにここを
更新させてください

それでは
またあした




読了ありがとうございます 世界の片隅にいるキミに届くよう ボクの想いが次から次へと伝播していくこと願う 昨年のサポートは書籍と寄付に使用しています 心から感謝いたします たくさんのサポートありがとうございました