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若手社員座談会!パシフィコ・エナジーってどんな会社?

パシフィコ・エナジーは2024年で創立12年を迎えます。設立当初社員は数名でしたが、現在では70名まで数が増えています。これまでこちらのnoteでは、設立当初から事業に携わってきた社長や、マネージメントする立場である部門長から見たパシフィコ・エナジーという会社について記事にしてきました。

今回は20〜30代である3名の若手社員から見たパシフィコ・エナジーについて、座談会という形式で熱く語ってもらいます。

瀬尾 卓(せお すぐる)2019年入社 (写真左)
パシフィコ・エナジー株式会社 投資部門 ディレクター

篠塚 萌実(しのづか もえみ)2023年入社 (写真中央)
パシフィコ・エナジー株式会社 ソーラーアセットマネジメント部門 アセットマネージャー

久保田 将好(くぼた まさよし)2021年入社 (写真右)
パシフィコ・エナジー株式会社 太陽光発電事業開発部門 ディベロップメントマネージャー

1. ご自身の仕事の紹介をお願いします。

瀬尾 私が所属する投資部門は、パシフィコ・エナジーのお金に関わる仕事をしてます。具体的には、事業を行うにあたって、その経済性を評価したり、事業に必要な資金調達を担当しております。日々の業務は、投資銀行やプライベートエクイティファンドに近いものが多いです。

篠塚 私はアセットマネジメント部門に所属しているのですが、主に太陽光発電プロジェクトの資金管理や発電のパフォーマンスの管理を行っています。発電の安定稼働を目指しながら発電や資金の効率をあげるために業務しています。発電所に常駐している電気主任技術者やO&M(メンテナンス会社)、融資を頂いている金融機関や投資家の方々と関わることが多いです。

久保田 私は開発部門に所属していますが、開発は太陽光発電事業の川上から川下まで必要なことは何でもする、よろづやに近い仕事をしています。具体的には開発の仕事の入り口となる、太陽光発電所を建設するための用地選定で、各部門に協力をしてもらいながら、経済性を確保したうえで用地を選定します。また系統連系(※1)の確保、用地・行政との許認可取得など事業推進に必要なことを何でもしています。言葉にすると定型業務のように感じますが、用地の交渉でいうとその地域の習わしや文化を理解するなど非定型な業務も多いです。

※1 電力会社の電力系統に発電設備を接続すること


2. 転職する際になぜパシフィコ・エナジーを選びましたか?

瀬尾 一流の人々とお仕事をしてみたいという憧れが強かったです。

 一流の人々というと?

瀬尾 私は前職投資銀行で働いていましたが、ご縁があって当時パシフィコ・エナジーと仕事をする機会がありました。その時にパシフィコ・エナジーの社員ってかっこいいなという印象を持っていたんです。言葉でいうと陳腐ですが、高い理念をもち、実現に向け”効率的かつ効果的”なお仕事をしているその社員の姿をみて、これは今までにのない集団だな、この人達と一緒に働いたら自分も一流になれるのではという思いで入社を決めました。

篠塚 私は転職活動中で他の会社の選考も受けていました。パシフィコ・エナジーに入社する決め手となったのは、業務内容もですがそれ以上にこの会社の一員になりたいという気持ちが強かったです。

面接を通して、生き生きと働いている社員の方に会ったり、オープンでフラットな会社のカルチャーを、面接の段階で感じることができたのが大きかったですね。実際に入社して肌で感じているのですが、周囲の社員と活発にコミュニケーションをとれる環境や日々の業務のスピード感など、面接時に感じていたイメージと入社後でギャップが特にありませんでした。

久保田 入社を決断したのは肌感覚ですね。瀬尾さんからパシフィコ・エナジーを紹介してもらったのがきっかけです。

篠塚 え、そうだったんですね!

瀬尾 久保田さんとは古くからの友人で、共通の知人の結婚式で久々に再会し、近況報告をしている中で彼が不動産会社で開発の仕事をしていることを知りました。彼のしている不動産開発がパシフィコ・エナジーの開発業務にぴったりフィットしていると思ったんです。

久保田 前職では8年ほど働いてまして特に転職は考えていなかったのですが、瀬尾さんから声をかけてもらって話を聞いてみようと思いました。開発部門長である密本さん、吉田さん、社長の松尾さんと面接で話をした際に、素直に彼らのかっこよさに感動し、即日入社を決めました。

瀬尾 久保田さんはそれまで地方にいたので東京に移住するのに少しビビってましたよね(笑)横文字のパシフィコ・エナジーという会社名で外資のようなイメージを持ってたというのもあると思うんですが、実際我々は日本人のやり方で業務をすすめてますしね。

久保田 あまりオフィスでパソコンに向かって業務するのは苦手なんですが、開発は地方へ出張が多いので、それまで地方で開発をしてきた自分としては安心しました(笑)8年間で田舎のほうに10数ヶ所引っ越ししてきたので、知らない土地にストレスなく順応できるのは僕の強みでもあります。

えぇ、8年間でそんなに引っ越しも!?(一同驚き)

3. パシフィコ・エナジーに入社して前職と違うなと感じたことはありますか?

篠塚 私はいわゆる日系の大手銀行に勤めていたのですが、雰囲気が全然違うと感じました。社員同士がフラットでありカルチャーも含めて違うし、向き不向きはあると思いますが私にとっては凄く働きやすいです。

瀬尾 言わされてない!?(笑)

篠塚 言わされてないです(笑)

 人事としてパシフィコ・エナジーを選んでくれてとても嬉しかったです。篠塚さんは6社くらい選考をすすめてたんですよね?

篠塚 そうです。絶対転職するとは決めてなくて、自分が行きたいと思えるところがあれば転職しようと考えて転職活動をしていました。

瀬尾 転職しなくてもいいという気持ちをもっていたのにパシフィコ・エナジーに入社をきめたのはすごいですね。

篠塚 転職活動中は前職ではまだ新卒入社で3年半ほどしか働いていなかったのでまだその会社で働き続けてもいいかなとは思っていたんで、絶対転職する!という気持ちではなかったですね。パシフィコ・エナジーの面接ではマネージャーや社長だけではなく、一緒にはたらくことになるであろう社員の方とも面接の段階でお話したり、オフィスツアーもしてくださって働く環境がイメージできたのもよかったです。

4. パシフィコ・エナジーは中途採用がメインで、これまで入社後の社員に対して研修制度など用意をしておらずそれぞれの部門にお任せしています。ご自身がパシフィコ・エナジーに入社して最初の頃、どのように仕事をすすめていきましたか?同僚・上司からのサポートなど。

久保田 入社後研修がないのは特に気にならなかったですね。私は前職より許認可や用地交渉は経験済みで、電力申請関係は初めてだったのですが、パシフィコ・エナジーではオンライン講座の受講などもさせてもらえます。また仕事をすすめながらわからなければ各部門にその分野で精通している社員がいて、役職関わらずフラットに質問ができるので、入社してまもなくでも業務に入りやすかったと感じています。

 入社する前も入社した後も会社のイメージにズレはなかったですか?

瀬尾 いまだに彼は、開発部門の上司である密本さんと吉田さんのことをかっこいいと言っています(笑)

久保田 まだずっとかっこいいですね!憧れです。彼らの判断にはブレがないので仕事がとてもやりやすいです。

瀬尾 彼らはほぼ創業期からのメンバーなので、社長や投資家とも考えが近いというのもあるかもしれないですね。開発部門ともよくお仕事をするので感じるのですが、密本さんや吉田さんは部門内の社員に裁量をもたせているなと感じます。

久保田 細かくチェックされたり指示もされないので、自分の判断で動いて業務をすすめているので働きやすいですし、やりがいを感じます。

瀬尾 新卒採用など大手企業のような研修や細かいサポートがあるわけではないですが、適度にサポートがあるのがいいのかもしれないですね。

久保田 そうですね、何もないわけではなくこちらがアドバイスがほしいときは社内の専門分野の人がすぐに回答をくれます。内容を問わず、それが大きな決断だったとしても30分後には回答がもらえたりしますね。ずっと回答を待つ無駄な時間が入社してからこれまで一度もないです。

 スピード感って大事ですよね

篠塚 決裁一つとってもスピード感はとても感じますね。前職は稟議にすごく時間をかけてたので。

久保田 前職は石橋叩きすぎて橋が無くなるレベルでした。パシフィコ・エナジーでは軽くノックするレベルかもしれないです(笑)。

瀬尾 でも検討すべきことをないがしろにしているわけではなく、ちゃんと必要な情報を集めてから相談しているので、意思決定者がOKをすぐに出してくれるんですよね。リーダーの判断力もさることながら、メンバーのレベルの高さも関係していると思います

 瀬尾さんの所属する投資部門は入社時どうでした?

瀬尾 久保田さんと同じで基本的にサポートはこちらが求めた際にいただけるものという感じでしたね。前職の経験が今の業務に活かせたのであまりわからないところが正直ありませんでした。ただ時間をかけたのが、①パシフィコのやり方を学ぶ、②金融以外の専門知識を学ぶの2点です。


①に関して、パシフィコの交渉のやり方、お客様との付き合い方は上司や他部門の部門長をみて学びました。例えばファイナンスの交渉でいうと、前職の投資銀行ではアドバイザーとしてついている場合、相手サイドからパイを全部奪うのが仕事になります。相手が不憫に思うような交渉も多く見てきました。でもパシフィコ・エナジーの場合は”パートナー”として交渉していくので、相手が絶対に必要な部分であれば譲歩したりと、フェアな交渉につとめます。そういったパシフィコの交渉術は同僚や上司から学びましたね。

②については久保田さん同様で、わからないことがあったら他部門の人に話を伺ってました。パシフィコ・エナジーはその分野に精通した職人の集まりです。職人ともいえる社員に話を聞いてみると答えがすぐに返ってくるので業務もスピーディーにこなすことができましたね。

 篠塚さんが所属するアセットマネジメント部門はどうですか?

篠塚 私は前職の銀行でプロジェクトファイナンスに関わってたので、ローン契約や金融機関周りの対応については手触り感がある程度あったのですが、アセットマネジメントや太陽光発電の技術的な知見は全くありませんでした。

入社してまだ半年ですので今でも壁にぶち当たることが多いですが、その際は自分の部門や役職に限らず会社全体で多くの社員から助けてもらってますね。各部門にプロフェッショナルな人がいますし、フラットに聞きやすい環境があるので安心しています。チーム内ではSlackのチャットを使用しているので、困っていることもチャットに投げかけやすいのでそういう環境があることは有難いなと思ってます。

    ~ここからランチを食べながら座談~

5. 何かこういった制度があればいいな、みたいに感じる部分はありますか?

瀬尾 前職では会社が提供する研修内容がカタログ化されているような研修制度のようなものがあって、利用したことはあります。英語研修からファイナンスでいうモデリング研修など。ただ一般的に提供されているものが多く、自分の必要な内容がそのカタログにはなかったのでそこまで利便性を感じてはなかったです。
 
 もし今の業務で必要な研修があれば遠慮なく相談してください。

篠塚 研修については、私もファンドの経理研修や再エネ制度の基礎についてのセミナーを受けさせてもらいました。確かにパシフィコ・エナジーには研修制度がないですが、必要な研修であれば進んで受けさせてもらえますね。

瀬尾 自分に必要な研修だけ受けれるのはいいですよね!

篠塚 前職では、自分の業務に直結しないのに同期全員で受けないといけない研修があって、時間がもったいないなぁと思うこともありました(笑)

久保田 私の場合前職は宅建の研修がありましたね。取得するとインセンティブをもらえるみたいな。パシフィコ・エナジーの社員で必要な資格があるのかはわかりませんが、インセンティブ制度はおもしろいかもしれないです。

 インセンティブ制度があるとやる気がでるってことですね(笑)

久保田 特に開発チームは目の前にニンジンをぶら下げられたらめちゃくちゃ走ります(笑)がんばろう!みたいな。

瀬尾 その話でいうと私はインセンティブは無くていいかもしれないですね。研修を受けて合格しても会社に利益が出ているわけではないので、それよりは事業が成功して利益が出た段階で会社からボーナスという形で還元してもらえるほうがいいですね。

久保田 その通りでした、インセンティブは無しでお願いします(笑)やめましょう。

一同大笑い

  目の前のインセンティブではなく、これまでパシフィコ・エナジーでは会社が利益を得た段階で留保せずに社員にボーナスとして還元してますもんね。       

6. 仕事をする上で、成長を感じられる場面はありましたか?もしくは成長できる会社だとおもいますか?その理由も教えてください

篠塚 私は社員へ与えられる裁量が大きいなと思っていて、任せてもらえる仕事の幅が大きくて驚かされることが多かったですね。

久保田 成長って数字にしにくいですよね。例えが難しいですが、練習でバッティングセンターでは打てるけど試合では打てないじゃだめだと思ってて。パシフィコ・エナジーでは練習よりも実戦でバットを振らせてもらえる機会が多いですし、実践が数回の経験よりも、何十回、何百回と経験してる人のほうが成長できると思ってます。

開発の用地交渉でいうと、地権者様も様々なキャラクターの方がいますが、実戦経験を積めば積むほどコミュニケーションの幅が広がりますし。
そういう意味でパシフィコ・エナジーは成長しやすい環境にあると思いますね。

瀬尾 今のたとえめちゃくちゃいいですね。バッティングセンターで40km、60km、100kmと打っていくのが一般的な大手企業で、パシフィコ・エナジーではいきなり「いくぞ!」と試合にいく感覚に近いです。試合の内容を振り返った時に自分がヒット何本打ったとか、勝利した試合で自分がどのくらいの割合で貢献したとか、今まではできなかったことがふりかえってみてできるようになったとか。

具体的に投資部門でいうと、資金調達ができて発電所の工事が着工できたタイミングが試合の勝利を意味していて、そのタイミング、試合内容を振り返って成長を感じます。それまではがむしゃらに走っていて振り返る暇もないですけどね(笑)

パシフィコ・エナジーではファイナンシャルクローズの際に、社内で祝福の鐘を鳴らしますもんね。

瀬尾 そうです。あの鐘を鳴らす瞬間や着工後の地鎮祭に参加した時、プロジェクトに関わったメンバーと打ち上げに行って苦労話をかわす瞬間が一番嬉しいですね。自分も何かしら貢献できてそのメンバーの中にいるんだと。

 篠塚さんはいかがですか。

篠塚 私の場合は、パシフィコ・エナジーに入社してまだ半年ですが、全体像が見えない状況のなか時間が限られていることもあったりして・・・先ほどの話のようにいきなり試合みたいな状況もありました。でも本当に行き詰まったときは周りのサポートもありましたし、その中で達成できたりしたのでこの半年の間で成長を感じてます。

 

7. どんな人に入ってきてほしいですか?もしくはどんな人がパシフィコ・エナジーに向いていると思いますか?

瀬尾 自走できる人がいいと思います。決まったサポートや型みたいなのがパシフィコ・エナジーにはないので、能動的・主体的に動かないといけなくなりますし、そう動けば周りもそれにちゃんと答えてくれます。色んな人を巻き込めば、その分大きな仕事もできるようになりますし、失敗も少なくなります。指示待ちの人は向いてないですね。

久保田 開発でいうと、仕事が楽しいと感じる人が向いていると思いますね。それはなんでもよくて、発電所が完成して幸せと感じたり、用地交渉が成功して嬉しいと思ったり、報酬をもらえて幸せに感じたり。開発は正直なところ理不尽な目にあうことも多いんですよね。それに対して何でだろう?と思わずに、地権者との交渉が得意であればそこにやりがいを、許認可を取るのが楽しいと感じれるのならばそこを得意として楽しむことが大事ですね。納得いかないことがあっても引きずらずに、3日経ったら忘れるくらいの切り替えが必要だと思います。人の心なんて100%理解することなんてできないですし。

  久保田さんは開発の中でどういった分野の仕事を楽しめてますか?

久保田 開発の0を1にする、用地交渉など最初の入り口部分の仕事にやりがいを感じてますね。細かい作業が苦手というのもあって結構粗削りになってしまう部分もあるんですけど。。。そのあとの細かい手続きは部門内の得意なメンバーにパスさせてもらったりします(笑)

瀬尾 言い方としては投げやりな感じに聞こえるけど、0から1を作ってくれるのってすごく大変だと思うんです。それにその1を10や100にするのはエンジニアリング部門や建設管理部門、もちろん投資部門の仕事でもあるので。

久保田 再エネ、蓄電池等って業界でいうとまだまだ新しい分野で、開発でいうとやることも毎回違って新しくやらなければならないことが多いんですよね。できる能力だけで採用してしまうと、その新しいことに対応できない瞬間が絶対くると思うんです。能力がある人だけでなく、仕事を楽しんでやれている人であれば、その新しい壁に対して、どうしたらいいか考えたり見えてくると思うので、楽しみながら働ける人を採用してほしいですね。

 人事としては、能力も大事ですけど、自走ができ仕事を楽しみながらやれる人を採用できるように頑張りたいとおもいます。

 皆さん、本日はお忙しい所ありがとうございました!










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