見出し画像

佐渡ヶ島に旅行するなら知っておきたい8つのこと

こんにちは、りおまるです。

今回は、もう夏休みということで、旅行記を書いてみることにしました。
旅は様々な体験を心に刻んでくれる、立派な学びの場ですからね。

佐渡ヶ島を紹介するユーチューバーの影響で「佐渡に行きたい」と言い出した甥っ子の一言から始まった、佐渡ヶ島一日”お試し”旅行。
ちょうど見つけた読売旅行のフリープランで行ってみることになりました。

旅行に行ったときはまだ佐渡金山は世界遺産の申請中だったのですが、この記事を書いているあいだに登録が決まりましたね!

おめでとうございます!

新幹線と船のチケットは旅行会社であらかじめ用意してもらったものですが、船の時間を見ると、佐渡ヶ島の滞在時間は4時間半しかありませんでした。

じつは僕、最初は不参加だったんです。佐渡ヶ島、別にいいかなって思ってて。
でも、甥っ子ももう5年生だし、いつまで一緒に遊んでくれるかわからないから、やっぱり思い出として行っておくべきかなって、考えを改めました。

記事の後半には、佐渡ヶ島に旅行するなら知っておきたい実体験の情報8選を入れました。
有料ですが、見出しを見て興味を持っていただけたら、読んでもらえると嬉しいです。
あなたのお役に立てることを願っています。


埼玉県からおよそ1時間半で新潟駅


埼玉県から新幹線に乗って新潟市までやってきました。
かがやきに乗れるって知らなくて、大宮駅から「マジかぁー!」って喜んでました。

新潟駅からは17番の路線バスで新潟港へ向かいました。

新潟駅はいま改装中なんですね(7月中旬時点)。
バスターミナルが新しくなったことで有名なようです。

このターミナルがくせ者だとウワサされているのを、事前に調べて知っておいてよかった。。

水上を飛ぶ船ジェットフォイルで佐渡ヶ島へ

無事に「佐渡汽船」バス停に到着。
時間に余裕があったのでおみやげコーナーを見ることができました。

乗船時間になるまで少しのあいだ待合室で待機。
こっちのほうが冷房がきいていて涼しい。。

さて、いよいよジェットフォイル搭乗。
思ったより小さい。そしてちょっとかっこいいじゃんね。

ジェットフォイル。意外と小型
行ってきます、新潟港

船内はお客さんで満席だったので写真は載せられませんが、僕の感覚としては新幹線より座席の座り心地がよかったです。

ジェットフォイルは時速が最高で80kmにもなるので、トイレに行く以外はシートベルトをしたまま座りっぱなしです。

港を出ると加速していき、水面より船底が出た状態になると電光掲示板にそのことが表示されてました。
でも、浮いてるの、乗ってると全く感じません(えーーー)

帰りのフェリーからジェットフォイルが見えたのでパシャリ。拡大してみるとホントに浮いてた!

ジェットフォイル、まじで浮いてるよ!


船内にはトイレのほかに飲料水も設置されていたので、冷たいお水も飲めました。

途中の記憶が飛んでいるので、たぶん僕、寝ちゃってましたね。
気がついたら島が見えてきていました。

佐渡、こんにちは!

佐渡ヶ島の両津港に着くのですが、島のくびれの真ん中にあるからか、近づいてくると、船の左右どっちの窓からも島が見えました。
こういうの、なんか嬉しいですよね。うふふ

着港直前、周りがざわついていたので外を見ると、どうやら灯台がおけさ笠をかぶっているらしく…肉眼では見えなかったので写真を撮っておいてよかった。拡大すると確かにかぶってるー。

たぶん右側の窓からしか見えなかったので、ラッキーでした。

おけさ笠をかぶる灯台

地元の回転ずし屋さん「まるいし」で昼食

11時半とお昼には早い時間に着いたのに、なんと外で待ってるお客さんが!

そんなに有名なのか人気なのか…

ここで食べたいという甥の要望で来たし、ほか選択肢は用意してなかったので、順番を待ちました。

細かい味のことはよくわからないですが、僕が推したいのはバイ貝。これがとにかく美味かった。

関東ではツブ貝と混同されてるとのご指摘もあるので本当に初めて食べたかは断言できないのですが、僕の記憶が確かならば、これは食べたことがありません。

日本海側でしか取れない貝みたいなので、もしかしたら北陸とかに行かないと食べられないのかもしれませんね。

バイ貝は驚くほど歯ごたえがあります。アワビよりコリッコリなんじゃないかな。。

噛むほどにしみ出てくるような貝ならではの甘みとかウマみとかも僕の好きな味で、一撃で大好きになりました。

ホタテ以外の貝はみんな好きで、だからいつまでも区別がつけられないんですが、これはもう忘れません!また食べたい!

佐渡金山”道遊どうゆう割戸われと”は思った以上に美しい

江戸時代の掘削跡を紹介した宗太夫坑そうだゆうこうコースと、明治以降の坑道である道遊坑どうゆうこうコースという2種類があります。

有名な真っ二つの山が見られるのは道遊坑どうゆうこうコースなので、時間の都合もあってこちらのコースだけを見ました。

坑道内に展示されたトロッコ
坑道内、有名な真っ二つの山の真下

いったん坑道の出口がありますが、まだルートの途中です。

渡り廊下みたいな屋根付きの通路をまっすぐ行ったところには機械工場。
左に曲がって引き返すように山を登っていくと、かの有名な真っ二つの山「道遊どうゆう割戸われと」を間近で見られるスポットがあります。

この先に真っ二つの山が…ドキドキ

小さな鳥居をくぐり、お参りをしてから、いよいよ割戸に向かいます。

階段を上がった先に少し歩いていくと、それはいきなり目の前に現れました。

道遊の割戸。色のコントラストが美しい
割戸の穴の中

写真じゃ伝わらない!
ただの茶色い岩と思わないで見に行ってほしいです。
オレンジの岩肌と木々の緑が鮮やかで、思ってたのと全然違って美しく、圧倒されました。

お天気や季節の影響もあったのかなぁ、、
緑が生い茂り、この日は薄曇りでやや晴れ間もあったからか、光がいい感じに当たってたかもしれません。

見るタイミングによって表情が違うっていうのも、自然風景の味ですからね〜

機械工場
工場内には採掘の機械が展示されてます
トトロでしか見たことない電話
この天秤で金を計ってたのかぁ
ひらけたところから撮った道遊の割戸

北沢浮遊選鉱場ふゆうせんこうばあとは見るところは2か所

北沢浮遊選鉱場跡

ここはどういう建物なの?って感じの、ナゾなつくり。
どーんと巨大な人工物が、こんなにも草木におおわれて朽ちてる姿って、なかなかないですよね。

北沢浮遊選鉱場跡、入口側
FF7の荒廃したミッドガル思い出すわぁ
川を挟んで向こう側にも建物が

トキの森公園”トキふれあいプラザ”は、触れ合えはしません(笑)

ちょうど親子3羽のトキがいました。

"トキふれあいプラザ"には自由に使える双眼鏡や、設置された望遠鏡があって、トキはそれをのぞかないと見えない距離にいたりします。

左側の巣に子ども、右上が確か父、下が母


子どもがどこにいるかわかりましたか?

子どものうちは顔が白いって、はじめて知りました。

通常、ヒナは何羽かいるそうなのですが、このときの子どもは一人っ子。両おやからご飯がもらえるのでぐんぐん育ったとのことでした。

体は大きくなってても、まだまだ親にご飯を運んでもらうんだそうです。

滞在時間10分くらいだったけど、ガイドさんがいろいろ教えてくれて、トキのこと少しは知れたかなーと思います。

奥には窓があって池がのぞけます。
エサの時間になるとドジョウが放たれて、トキが食べに来るところが見られるみたいです。

時間があったら見られたかも知れないのに…
エサをつかまえるところとか、子どもに与えるところとか、見たかったなぁ。。残念!

くちばしをすり合わすツガイのトキ

鳥の夫婦は仲良しが多いですよね。
子育ても協力するし、言わずもがな翼があって…ニンゲンの理想が詰まった存在。

トキポスト発見


両津港に向かう帰り道、左手に賀茂湖が見えました。
賀茂湖では牡蠣がとれるようです。その時期にも来てみたいですよね。。

佐渡のでっかい湖、賀茂湖が見えます


帰りのフェリーはウミネコと一緒に

両津港からはカーフェリー
車が乗るだけあって、けっこうでっかい船
こっちは後ろ
ウミネコが寄ってくると思ったらエサやってました
さようなら両津港


船内の古めかしい自販機で売ってる佐渡牛乳
おやつ目当てに船に乗っちゃうウミネコさん
さようなら、佐渡ヶ島
甲板からの夕日がきれい

フェリーに乗ること2時間半。
本土が見えてきました。

周りは海しかなくて、どこをさまよっているのか…と現代人でも思うのだから、昔の人は陸地が見えたことにさぞ安心したことだろうな。。

ようやく見えてきた新潟の街


ほぼ自力で行ってみて、これから旅をする人に参考になるかなと思ったことをまとめました

ここから先は

2,426字 / 3画像

¥ 100

ありがとうございます!嬉しいです!