語学学校?家庭教師?
スペイン語留学でメキシコに来ている方は語学学校に入ることが多いと思いますが、駐在で来ていらっしゃる方、そのご家族も、言葉が話せないと不便なのでスペイン語を勉強している方が多い印象です。旅行もそうですが、その国の言葉が話せると滞在の経験がより豊かなものになる気がします。メキシコでも、スペイン語を話せた方が便利ですし、安全面でのリスクも減りますし、やはり話せるに越したことはないかな、と思います。
駐在員の場合、語学学校はまず無理なので家庭教師に教えてもらう人がほとんどです。また、職場では通訳の方がいるので特に問題はない、とスペイン語を全く学ばず任期を終え日本へ帰る方もいらっしゃいます。帯同で来ていらっしゃるご家族は、日常でスペイン語を使わざるを得ないため、スペイン語を積極的に学ばれている気がします。
語学学校の場合、時間の融通が効かないことが多いです。毎日の子どもの送り迎えがある上、子どもが体調を崩したから学校を休ませる、病院に連れて行く、誕生日パーティーに誘われた、学校のイベントがあるなど、予定外のことが起こりうる状況だと、決まった曜日の決まった時間に授業を受けに行くのが難しくなります。そこの問題がクリアできれば、1授業あたりの単価は語学学校の方が安いことが多いですし、他の生徒さんたちと仲良くなれたり、一緒に頑張ってる感があって勉強しやすい雰囲気だとは思います。
家庭教師の場合、値は張るかもしれませんが時間にフレキシブルに対応してくれるし、自分のペースで進められるから、安心して勉強できます。それもあってか、家庭教師に教えてもらってます〜という方をよく見ます。
私はあの同調圧力というか、やらなきゃいけないみたいなプレッシャーがあった方が勉強できるので、最初の方は語学学校に通ってスペイン語を勉強していました。ただ、私はどちらでも自分が好きな方で勉強したらいいと思います。語学は長く続けるのが一番だと思うので、自分が続けやすい方法を選ぶようにしましょう。
さて、スペイン語を勉強する上で役に立ちそうなアドバイスを3つ考えてみましたので、下に紹介しますね。
①日本語のスペイン語文法の本などを持っていく
スペイン語を勉強するとき、語学学校にせよ家庭教師にせよ、基本スペイン語で教えられます。そう、今まさに勉強しようとしているスペイン語を、スペイン語で教えられるのです。最初の方だけ英語で説明する先生もいますが、できるだけスペイン語に触れてほしいのか、スペイン語縛りなことが多いです。そして、複雑な文法をスペイン語で(英語でも)説明されてももう全く分からない・・・ということにもなり得るので、ここで役に立つのが日本語で書いてある参考書!「あぁ〜こういうことだったのか!」となること間違いなし!もちろん、今の時代ネットにもたくさん日本語で説明してくれているサイトがあるので、そちらを参考にしてもいいと思います。
②なぜそうなるの?ではなく、そういうものなのか、と思うようにする
違う言語を学ぶ時によくぶつかる壁があって、どうしても日本語と同等に扱おうとする、日本語と比較対象して理解しようとする、というものがあります。「え、でも日本語だとこう言うのに、なぜ?」「こういう文法は日本語にはないのになぜ?」といちいち考え込んでしまうと、全く前に進めないのです。「なぜっていうか、そういうものだから」としか説明のしようがないことが多いので、自分が幼児か赤ちゃんかになったつもりで、まっさらな状態で全てを受け入れる気持ちで勉強しましょう。
③実際に使う、人と話す
これが一番難しいかもしれません。でも、使ってみないと伝わるかどうかも分かりません。伝わったら「よし!よくできました!」だし、伝わらなかったら「何が良くなかったのか、次回先生に聞いてみよう」となるのです。そうやって出来るだけたくさんのトライアンドエラーを繰り返した方が、早く上達します。さて、メキシコ人にスペイン語で話しかけるのって勇気がいる・・・なんて人に朗報です。メキシコでは、こちらがスペイン語話せるのかどうかなんてお構いなしに話しかけてきます。話しかけてくれたら、実践のチャンスだと思って、習ったことを頑張って言ってみましょう。また、こういうことを言いたかったのになんて言えばいいのか分からなかった、うまく伝わらなかった、ということを覚えておいて(またはメモして)次回の授業で教えてもらうようにしましょう。
みなさんのスペイン語学習を応援しています!それではまた次の記事でお会いしましょう。Nos vemos pronto!
Pachi
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