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Day63 帰り路の半蔵門線にいるおじさんに思いを馳せて

63日目 7月8日(水)

8時過ぎにのっそりと起き上がり、ニュースをチェックし、福岡の祖母が洪水で埋もれていないか安否確認をする。なんとか大丈夫そうで、安心した。

今日は朝から晩までインターン。元気な高校生を相手に今日も頑張る。頑張った。1日中働くって大変だな、と大したことをしたわけでもないのに思う。社会人ってほんとすごい。働いている方みんなリスペクト。いやこれはまじで。マジリスペクト。なんかこういうとほんと適当言っているみたいに聞こえる、日本語ムツカシイ。

進路に悩んでいる高校生を前に、うふふと笑いが溢れる、進路相談をしたいのはむしろ私の方だ。こんな大人に聞いても何もいいことないよおと思いながら相談に乗る。ほんと、人生ってこんな感じ。おもむろに「踊れ、たいやきくん」のテーマソングが頭に流れる。毎日毎日鉄板の上で焼かれて嫌になっちゃうよねえ

ところで風邪引いてる?と同期に言われたけれど、決して引いていない。これは地声である。決して椿鬼奴ではないし、酒焼けではないし、風邪でもないし、地声である。ただちょっとかすれているだけですねはい。生徒から「先生の声、生暖かくて結構好きだよ」とよくわからないフォローを受けて謎に褒められたので生きる意味を見出せている、そんな午後15時。

疲れ果てて帰宅。帰り道の半蔵門線で、前に座った給食当番みたいなマスクをつけて死んだ目をして座っているおじさんの感情に思いを馳せる。彼は今一体どういう気持ちで座っていて、どこへ向かっているのだろう。ああ、顎はみ出てますよと教えてあげたい。一曲疲労でもしてあげたら元気になるだろうか。

そんなこんなで帰ったらうたた寝してしまった、今日はもう書くことがないのでこの辺にしておこう。

いつも見てくれている方々、ありがとうございます。クオリティは保証できませんが、皆様が毎日を少しでも明るく、ポジティブに過ごせるよう質の低い笑いを届けていきたい所存です、どうぞ暖かい目で今後もこの日記を見守ってくださいませ。

ああ。今日は、声がかすれた。

おやすみ。




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