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コロナと私の日常2-87

87日目 11月13日(金)

目覚ましの音で目を覚ます朝。たまには日差しと共に原始的に朝を迎えたいものだと思う、そんな今日この頃。

電話越しに彼女を起こし(もう起きてたけど)、二度寝する午前6時半。再び瞳を開けた時には10時を過ぎていた。毎日こんな感じだから、本当に嫌になっちゃうな。でも自分のこういうダメなところも、最近では好きでいれるようになってきた。そうやって自分で自分を褒めていかないと、自己肯定感という荒波にのまれてやがて死ぬ。

なんだかんだで昼。プレバトの俳句師匠、夏井いつきさんのYouTubeを見ながらブランチを食べて、俳句を作りたくなっだけど別に作るわけでもなく学校にいる彼女と通話して、出かける準備をする。佐賀の鳥栖まで明太子を買いにいく。福岡県久留米市と佐賀県鳥栖市は隣接してるので、下手に福岡市内に行くよりも佐賀に行く方が近い。そういうことって結構あるよね。

明太子を無事にゲットし、ついでに鳥栖プレミアムアウトレットにお邪魔して、ウィンターセールの始まったラルフローレンでお買い上げした。ありがとうお婆ちゃま。いい歳になっても甘やかされている21歳孫。私もいつか、おばあちゃんになる時が来るのかなあ。ところで今日は暖かい。上着いらずな小春日和。

都会でバリバリ働くよりも、田舎で家庭を持ってのんびり仕事して暮らす方が幸せそうに見えるのは私だけだろうか。まあ、幸せの形にも色々あるよね。そんなこんなで帰宅。今夜はカレー。糖質制限をしていた身としては久々すぎるカレーに心が躍る。ばり美味い。福神漬けが好きすぎる。お米も好きすぎる。日本に生まれてよかったと思える瞬間第一位は、美味しいご飯を食べている時です。実際、高校時代にアメリカ留学した時は、留学中よりも帰国後の方が太った。なぜなら食事がすべて美味しいので。幸せすぎて、困ったものだ。

夜。もはや定番と化した彼女との通話は、今日で一区切りかもしれない。わりと寂しい。なんでだろう、1人で生きて来たのにな。この味を知ったら戻れないよもう、あの日には。コロナ前の生活にも、彼女のいない生活にも、もう戻れないくらい弱い人間になってしまいました。強くなったのか弱くなったのか、よくわからないけどとりあえず人生色々あるね。面白いね。

KREVAの『今夜はブギー・バック』を聴きながら黄昏れる夜。こんな夜は、スチャダラパーと小沢健二のやつではなくて、KREVAの今夜はブギー・バックが聴きたい。そういう13日の金曜日。

ああ。今日は、いい風吹いてた。

おやすみ。

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