PAC活動報告⑰ 成熟社会の生き抜き方
Ⅰ.日本ってすごい国なんだワ
藤田は東南アジアの国々に結構な回数を訪れています。
戦後から盛り返しているくらいの日本の雰囲気があると、その年代の人達は言います。
荒々しくエネルギッシュな雰囲気が大好きなんです。
そしていつも思います。
「今の日本って国、整い過ぎててすげえええええええ」
トイレ綺麗!接客丁寧!道がデコボコしてない!
どのご飯屋さんも美味しい!
100円ショップでなんでも揃うし!?
日本で生活している➡安心・安全・快適
餓死とか、不衛生で感染症とか
働けなくなる=即死みたいなこともほぼない。
長生きできることが前提みたいな生活ですよね。
満ち足りた成熟社会です。
「欲しいモノが何処にも売っていない」
そんな状況、あまりないですよね?
成熟する前の社会は
「モノが無い」「サービスが無い」という
単純明快でわかりやすい課題が沢山ありました。
成熟社会って満ち足りているので
わかりやすい課題が無いのです。
調べたらほぼ解決策があります。
50点の生活を80点にするよりも(成熟前)
95点を100点にするほうが大変です(成熟社会)
これからの仕事は「満足している人を大満足させる」
皆が「課題だと思っていなかったけど、実は課題だった」
そんな潜在的な課題を見つけて、解決する
名探偵 兼 戦士みたいな人が求められている!?
Ⅱ.便利すぎて不便を求める人が増えた
休日だしAmazon prime見なきゃ!
あ、ネットフリックス見なきゃ、でも推しのYouTube配信も……
TVもみたいし、TwitterもInstagramもLINEも……
もういやだああああああああ
俺は山に籠るうううううううううううううう
という感じでスマホの電源を切ってキャンプに行く人がいます。
便利なスマホを捨てて、不便な山に籠るのです。
安く外食できるのに自炊する。
業者に頼めるのにわざわざDIY。
セブンコーヒーあるのにコーヒーミルで豆を挽く。
便利さを求めていた未成熟な社会からは考えられません。
「不便」が価値になるなんて。
Ⅲ.名探偵は物知り博士でもある
色んな知識や経験が「ヒラメキ」「課題を発見するセンス」になると思っています。
あの時、ハワイで親父に習ったおかげで事件が解決するわけです。
例えば生物に進化に関する「種の起源」でお馴染みのダーウィンさん。
彼は元々は生物学者ではなく地質学者でした。
(化石とかを研究していた)
世の中には専門家が発見できなかった課題、解決できなかった課題を専門外の人間が解決するケースが沢山あります。
人生100年時代において「生涯学習」「リカレント教育」「リベラルアーツ」という単語が沢山出てくるのを藤田の独断と偏見で解釈すると
問題が複雑すぎて専門性だけでは解決できない。
人生は長いので「学び直し」を繰り返す内に
いつの間にか、たまたま偶然に
点と点が結びついていい感じになる!!!
コスパ重視で解決する思考も大事なのですが
未来を先読みして逆算して……なんて不可能な気がしています。
ですので
レベルアップできる時にレベルアップしておくべき。
そういうわけで
今は理学療法士のレベルアップに関するお仕事に関わっています。
理学療法士の臨床スキル+デザイン思考
そんなイメージでオンラインセミナーを実施していきます。
講師を医療福祉の荒波を生き抜いてきた間違いない先生にお願いしています……!
ただの臨床スキルのセミナーだけでなく、キャリア的なところまで網羅できるように企画しております……!
学び狂ったその先に光るのがセンス
一緒に勉強していきましょー!