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「都立の星」雪谷・御園拓摩にプロ注目の大型右腕 “元巨人”の監督が指導、さらなる飛躍へ
「プロアマ野球研究所」では、あまり知られていない選手も発掘して、読者の方々に、現在の実力と将来性を分析して公表している。今回は、都立高校の大型右腕を紹介したい。
2022年4月5日 春季高校野球東京都大会
雪谷8-11東亜学園
御園拓摩(雪谷) 新3年 投手 186cm73kg 右投右打
2003年に夏の甲子園出場を果たしている都立高校の雪谷。09年夏には、東東京大会の決勝に進出したほか、14年のドラフトでは鈴木優がオリックスから9位指名を受けてプロ入りするなど存在感を示している。さらに、21年春からは、阪神や日本ハム、巨人でプレーした伊達昌司監督が就任したことでも話題となった。そんなチームのなかで、プロのスカウト陣から注目を集めている長身の右腕が、御園拓摩である。
中学時代はボーイズリーグの強豪である「大田水門ボーイズ」でプレー。雪谷に進むと。2年春から投手陣の一角として活躍している。
この日は、背番号11ながら先発のマウンドを任されると、4点をリードした4回に3安打を集中され、自らのワイルドピッチもあって同点に追いつかれて降板となったが、随所に潜在能力の高さを見せた。
まだまだ体が細いとはいえ、いかにも投手らしい手足の長い体格で、マウンド上で大きく見える。フォームの長所は体が左右に広がることなく、体に沿うようにして縦に腕が振れるところだ。
◆ストレートの“球筋”が安定している
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