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浦和学院“強打のサード”三井雄心がドラフト戦線に浮上!父は元西武投手という“サラブレッド” 昨夏の甲子園でも活躍!

今年の高校生野手は、花咲徳栄が誇る強打のショート、石塚裕惺が現時点で注目を集めており、ドラフトの上位候補との呼び声も高い。ただ、他にも春以降に楽しみな選手は多く、今回は、浦和学院の“強打のサード”三井雄心(新3年)を特集する。

三井雄心(浦和学院) 新3年 三塁手 180cm80㎏ 右投左打

三井は、身長180 cm、体重80㎏の右投左打。2000年代に西武の投手として活躍した浩二氏を父に持つ野球一家で育った。中学時代は、関東屈指の強豪、京葉ボーイズの中心選手で、早くから評判になっていた。

実力がある選手が全国から集まる浦和学院で、1年春からファーストのレギュラーに定着する。同じ年の秋にはサードにコンバート。昨年秋の埼玉大会は、体調不良で控えに回ったものの、大会終盤に先発メンバーに復帰すると、7打数6安打とヒットを量産した。続く、夏の甲子園は、初戦の仙台育英戦で、2本のタイムリーを放ち、3打点をあげて、見事なバッティングを披露した(試合は19対9で仙台育英が勝利)。

筆者が取材した試合は、昨年9月24日に行われた秋の埼玉県大会2回戦、春日部東対浦和学院戦。浦和学院が序盤から着実に加点して、10対0(五回コールド)で、春日部東を圧倒した。この試合で、攻守にわたり存在感を示したのが、4番、サードで出場した三井だった。

2023年9月24日 高校野球秋季埼玉県大会春日部東0-10×浦和学院(5回コールド)

まず目立ったのが、シートノックでの守備。特に、スローイングが素晴らしく、三塁線の難しい打球を処理した後に、一直線でファーストまで届く送球を披露した。打球に対する反応やグラブさばきの巧みで、これほど捕球と送球が高いレベルにある高校生サードは貴重である。

◆マッチする球団は果たして…

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