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中村奨成とバッテリー…広陵の「甲子園準優勝投手」が復活!“151キロ左腕”日本通運・平元銀次郎が見せた高い制球力

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夏の甲子園も終わり、高校野球は新チームへと移行しているが、他のカテゴリーでは、10月のドラフト会議に向けて“最後のアピール”が行われている。今回は、社会人で評価が浮上している本格派サウスポーを取り上げる。

2023年8月22日 オープン戦
平成国際大0-2日本通運(3回裏途中雨天ノーゲーム)

平元銀次郎(日本通運) 24歳 投手 180cm85kg 左投左打 広陵→法政大 ※年齢は2023年の満年齢

高校時代は広島の中村奨成とバッテリーを組んでいた平元銀次郎(日本通運)

3回裏の日本通運の攻撃中に激しい雨が降り、残念ながらノーゲームとなった試合だが、日本通運の先発を任せられた平元銀次郎が、抜群のピッチングをみせた。

広陵時代は下級生の頃から評判のサウスポーで、3年夏にはエースとして甲子園に出場。中村奨成(現・広島)とバッテリーを組み、6試合全てに登板するなど、夏の甲子園準優勝に大きく貢献した。

しかし、法政大進学後は、故障もあって4年間でリーグ戦4試合の登板に終わっている。それでも、強豪の日本通運に進む。これは、素材の良さが評価されてのことだろう。

社会人でも、日本通運の層が厚い投手陣の中で、なかなか登板機会を得ることができなかったが、2年目の今年はJABA大会で2勝をマーク。都市対抗でもリリーフで2試合に登板し、最速151キロをマークして、プロの注目を集めた。

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