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静岡に197cmの超大型右腕、現る! 知徳・小船翼、来秋のドラフト上位候補に浮上する可能性も…最速は150キロ

夏の甲子園も終わったばかりだが、来年春の選抜出場を目指す高校生球児の戦いは既に各地でスタートしている。「プロアマ野球研究所」では、そんな中から目立った新チームの逸材を積極的に取り上げていく。今回は来年のドラフト会議で上位候補になる可能性を秘めた静岡の“超大型右腕”を紹介する。

2023年8月27日 高校野球秋季静岡県地区大会上位決定戦
知徳2-1沼津東

小船翼(知徳) 2年 投手 197cm108kg 右投右打

最速150キロをマークした小船翼(知徳)

2014年に三島高校から校名を変更した知徳高校。過去に甲子園出場はないものの、プロ野球選手も輩出しており、静岡県の東部では実力がある高校である。そんなチームで注目を集めている選手が、“超大型右腕”の小船翼だ。

出身は神奈川県で、中学時代に所属していた「海老名リトルシニア」の頃から196㎝(当時)の長身が話題となっていた。1年夏からベンチ入りし、昨年秋は、主戦投手としてチームの県大会準決勝進出に貢献。今夏は2回戦で日大三島に敗れたものの、最速146キロをマークしている。

8月27日に行われた沼津東戦では、立ち上がりから145キロを超えるスピードを連発し、最速は150キロをマークした。3回に甘く入ったスライダーをレフトスタンドに運ばれて先制点を許すも、それ以外は1本のヒットも許さずに9回を1人で投げ抜き、ロースコアの接戦で見事1安打、完投勝利を飾った。

◆来年の上位候補に浮上しそうな理由とは…!?

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