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九州国際大付の“超高校級スラッガー”佐倉侠史朗が「夏の甲子園」で見せた成長…ドラフト指名の可能性は!?

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いよいよ決勝を残すのみとなった夏の甲子園。ただ、ドラフト候補という観点で言うと、序盤で敗退したチームの方が注目選手は多かった印象を受ける。今回は、その中から下級生の頃から注目を集めてきた強打者の成長ぶりをレポートする。

2023年8月12日 全国高校野球選手権
土浦日大3-0九州国際大付

佐倉侠史朗(九州国際大付) 3年 一塁手 184cm110kg 右投左打

九州国際大付・佐倉侠史朗(※トップ写真を含めて「夏の甲子園」の写真ではありません)

佐々木麟太郎(花巻東3年・一塁手)、真鍋慧(広陵3年・一塁手)とともに早くから「超高校級スラッガー」として注目を集めてきたのが、九州国際大付の佐倉侠史朗だ。

1年秋に出場した明治神宮大会ではホームランを放ち、昨年は春夏連続で甲子園に出場している。しかし、大きな大会で派手な活躍を見せたのは、1年秋の明治神宮大会のみ。佐々木や真鍋に比べると、佐倉の高校通算本塁打数は31本と半分以下であり、注目度が低いという印象を否めない。

今年の夏の甲子園は、1年秋の明治神宮大会以来となる佐々木、真鍋と3人揃っての出場となったものの、試合は初戦(2回戦)で土浦日大に完封負けを喫し、佐倉自身もシングルヒット1本に終わった。

結果だけを見れば強いインパクトを残すことはできなかった。それでも、筆者が3人の中で最も成長を感じた選手は、佐倉だった。

◆佐倉はどこが成長したのか…そして、プロ入りの可能性は?

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