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夏の甲子園で剛球連発!150キロ超右腕、仙台育英・湯田統真の”魅力と課題”

ベスト8が出そろった夏の甲子園。今大会に出場した投手は、プロ志望の選手が少ないと見られているが、大学進学と見られていても実力は申し分ない投手も存在している、今回は、その代表格とも言える本格派右腕を紹介する。
 
2023年8月6日 全国高校野球選手権
浦和学院9-19仙台育英
 
湯田統真(仙台育英) 3年 投手 181cm83kg 右投左打

仙台育英・ 湯田統真(※トップ写真を含めて「夏の甲子園」の写真ではありません)

両チーム合わせて37安打という乱戦になったが、立ち上がりに素晴らしいピッチングを見せたのが仙台育英の先発、湯田統真だ。
 
昨年夏の甲子園でも投手陣の一角として3試合に登板。内容は少し安定感を欠いたが、140キロ台中盤のスピードをマークして注目を集めた。今年春の選抜では、3回戦の龍谷大平安戦で7回を無失点に抑えるなど好投。春の県大会、東北大会では150キロを超えるスピードをマークし、背番号こそ10ながら主戦投手に成長した。
 
浦和学院戦も立ち上がりこそ少し慎重な入りだったものの、徐々にスピードを上げて最速は150キロをマークした。ちなみに、今大会(3回戦終了時点)で150キロ以上をマークしたのは、湯田だけである。

◆夏の甲子園、準々決勝で佐々木麟太郎と対戦も

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