見出し画像

「窓辺にて」を観て、好きとは何か、結婚とは何か、考え続ける

気になってた映画「窓辺にて」を観てきました。

積もった仕事を見ないフリをしながら、定時退社して映画を観にいきました。面白い映画だったのですが、鑑賞直後は感想と感情が整理できませんでした。お酒でも飲みながらボーっとしたいなと思って、フラッと入った店で飲み食いしたら会計が5,000円を超えて、少しビビりました。

さて、一晩寝ることで映画の内容を少し咀嚼できた感じがするので、つらつらと感想を書いていこうかと思います。映画の批評とかは作法が分からないので、ただただ自分が感じたことを書いておきます。

この映画は劇的なアクションショーンや激動する展開とかはありません。ただ淡々と色々な人の会話が繰り返されます。私はこういった映画が好みかもしれません。

チラホラnoteに書いているとおり、最近は「結婚」について延々と考えています。

主人公・市川茂己は妻に浮気されたにもかかわらず、自分が特にショックを受けず、その事実について考えていました。自分は妻のことを愛してないのか、自分は人のことを好きになることができないのか、等「好き」という感情について苦悩していました。

最近延々と結婚について考えているのですが、考えるための材料として、新たに「好きとはどういう感情か」というものが追加されてしまいました。

私は恋愛と結婚は別物だと考えていたのですが、実際は恋愛と結婚を完全に切り離して考えている人はそう多くありません。利害さえ一致すれば、別に相手のことが好きでなくても結婚できるものなのでしょうか。私自身はできると思ってたのですが、多少とも恋愛という意味で好きな相手でないと、結婚の判断を下すのは難しいのかもな、と思いました。一般的には、恋愛と結婚は繋がっているものだと考えられているので、こんなことについて時間をかけて考えている私は捻くれているのかもしれません。

私は人を好きになりやすいと思っていたのですが、思い返せばシチュエーションに惚れていただけの場合もあるような気がしてます。今まで付き合った恋人について、確かに恋人のことは好きだったのですが、その人自身のことが好きだったのか、はたまた恋人という関係性が好きだったのか、実は後者の感情を抱いていたかもしれません。そのような過去を振り返りつつ、「好き」という感情について考え始めました。

それはそうと、やはり映画は良いですね。映画は映画館で観たい派なのでそう多くの映画を鑑賞することはできませんが、もっと色々な映画を観たいので、もっと映画館に足を運ぼうと思います。

この記事が参加している募集

映画感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?