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台湾マッチングアプリ図鑑


私がアプリを始めた理由

台湾に引っ越して1ヶ月が過ぎた頃、世は春節休み真っ只中。今年の春節は7連休。そんな休みも折り返しを迎えた頃、気づいてしまった。
何もやることがない!!
単身でふらりと台湾に移住して、7日間毎日ひとりは暇すぎるしなんとなく寂しくて、異国の地で後ろ盾もなくひとりぼっちな状況に、そこはかとない心細さを感じてしまった。
気づけば最後の恋人と別れてから随分と時間が経っている。移住の夢だとかコロナだとか言い訳は色々あるけれど、そもそも私自身異性と出会う準備ができていなかったように思う。でももう台湾に来ちゃったし、もういいんじゃない?ふと思い立ってマッチングアプリをインストールした。それが始まり。
アプリを通じていろんな人と出会っている。プロフィールでさよならした人もいれば、メッセージで終わる人、実際に会った人。中にはトンデモな出来事もたくさんあって、ぜひみなさんにフェンシャンしたい。アプリのやり取りは基本すべて中国語なので「語学学習にマッチングアプリってどうなの?」という問にも、最後に答えたいと思う。

この手の体験記は往々にして男性叩き・女性叩きになりがちだが、そうではなく台湾という異国の地で、そこそこ中国語が話せる状態で出会ったのがどんな人々だったのか、異文化体験の一環として読んでいただきたいなと思う。それから、現在進行形なこともあって恋人探しの詳細は書きたくないので、恋愛要素も薄め。あくまで台湾でマッチングアプリを通じて出会った人や出来事の記録。なのでタイトルにも「図鑑」とつけています。

No.1 割勘判定員3級

永遠に終わらない論争「奢り奢られ問題」。それはおそらくここ台湾でも同じな模様で、私のここまでの経験だと奢ってくれる人の方が多い気がするので、状況は日本とあまり変わらないか、もしかすると日本より男性が奢る派が多いかもしれない。一方的に奢られてばかりだと気を使う。かといって、当然のように半分要求されると楽しくなかったかなーともやっとする。そんな複雑な「奢り奢られ問題」。
私の使っているアプリでは、自己紹介欄に事前に準備された質問のいくつかを選んで自分の回答と一緒に載せることができる。その中に「最初のデートはどちらが払う?」という質問があって大抵が「男性が払う、当然でしょ」アピールか「AA制(割勘)」と奢られ目的の女性足切りに使われる。
このおにいさんの回答は少し特殊で「会ってみて気に入った方ならよろこんで払います」。うーんこれはきっと全男性の本音なのかもしれない。と思いつつ、いざ自分が会って割勘提案されたらと想像してしまった。というかその決定権って別に男性だけが持つものでもないし、世の中には、思っていてもわざわざ書かないほうが良いことってあるよね。左スワイプ。

No.2 ギラギラハイスペアピール〇〇厨

もうひとつトンデモプロフィールのお話を。私の使っているアプリのプロフィール画面は写真のすぐ下に仕事と学歴、年齢と住んでいるエリアが表示される仕様。この人は30代半ばから40代くらいだったはず。台湾大学の院卒という高学歴。
そして続く自己紹介は
・給料がよく残業も多くない安定した仕事
・家を複数保有(高そうな家の写真)
・車もある(確か外車の写真も載せていたはず)
・実家関係良好だけど同居は強制しないよ
などなど・・・でるわでるわハイスペ文字の羅列(眩しい)
台湾も中華文化圏ではあるので、家や車は男性のステータスになる社会。「工作穩定」「有房有車」みたいな自己紹介文は結構よく見かけるので台湾女子には響くのな・・・。たまに聞く話だと家を奥さんの名義にして離婚時の保険がわりにする夫婦もいるんだとか。
家も車もないよりはあったほうがいいけど、それより大切なことたくさんあるよなあ、うわ身長もそこそこ高い、絵に描いた三高じゃん、というかここまでアピールして何のためにアプリやってるの?詐欺?とギラギラハイスペ自己紹介をスクロールしていたら、一番最後の質問文で手が止まった。
質問文は「パートナーがこんな人だと嬉しい」。そこに書かれていたのは「私はパートナーに過去の恋愛遍歴のない人を希望します。相手に過去の経験があると気になってしまうので、そのような方はお互いのためにマッチしないようにお願いします」
処◯厨!しかもここに書くってことは相当の!!と思わず笑ってしまった。と同時に全力のハイスペアピールにも納得。恋愛市場だって、等価交換だしな、それだけ処女性は大切で捨て難いのね・・・世の中にはいろんな人がいるものだ。でも確かにこういう人はマッチングしてもお互い不幸になるだけだもんな。左スワイプ。

No.3 ひとり二役芸人

この人とは実際にマッチしてメッセージをやり取りしたものの、3往復で終了。メッセージが特殊すぎて、返信に迷ってそのままフェードアウト・・・
なにが特殊だったかというと、メッセージの毎文最後にカッコ書きで自分にツッコミ入れるスタイル。例えば
中国語上手だね!このまま中国語で大丈夫?(プロフィールの文章上手だから大丈夫だと思うけど🤣🤣)」
「去年ちょうど日本に旅行行ったよ!(今年も行こうか迷っているんだよね〜🤣🤣🤣)」

メッセージの毎行が全部これ!そのカッコの中の人格は誰なの?会って確かめたい好奇心が一瞬湧いたけれど、謎人格含めた2人と中国語で一度に会話する体力はなさそうだったのでさようなら。トークルーム削除。
ネタとしては秀逸すぎて今となっては削除が悔やまれる。スクショ撮っておけばよかった!!

No.4 普通にただの嫌なヤツ

ここからは実際に会った人の話をしようと思う。この人は2歳年上の30歳で、プロフィールに小学生のときアメリカに家族で移住し、大学卒業後台湾に帰ってきたと書いてあった。今まさに移住したてで四苦八苦している私は似たような苦労話やアドバイスとか、そもそも異文化で育つってどうなの?みたいな話ができるんじゃないかなと思って、会ってみることにした。けど実際会って話してみると、見た目アジア人でも中身は完全なアメリカ人だった
話は少し逸れて、個人的な経験からアメリカ人と親しい仲になるのはとても難しいと感じている。人当たりよくたくさん喋るけれど、本当に思っていることは全く口に出していないような気がして、どう仲良くなったらいいのか戸惑う。これまでは個人差や英語のせいかなと思っていたけど、この人と話していて確信した。いや、これ国民性だわ。中国語の話になって「台湾に来て、確かに日常の中国語は問題ないけれど、複雑な話が追いつけない。仕事の議論とか、深い話とか。」と言った私に対してその人は「深い話ってそんなにする必要ある?」って。いや、恋人探すならお互いの価値観の話とかしたいじゃん・・・?
お酒の飲み方のスタイルもぜんぜん違くて、30歳で飲みゲーを嗜むようなタイプ。バーのセレクションも欧米系の人が多い場所ばかり。物心つく前からアメリカで育ったらそうなるか・・・。食事の途中ですでに次はなしと決めていた。タイプが違いすぎるし、ちゃんとお話しできない人とはお付き合いできないじゃない?一方でこういうスタイルの飲み方は大学生ぶりだし、次いつあるかもわからないので、この場はこの場で思い切り楽しむことにした。実際その場はそれなりに楽しく何軒かハシゴして飲んで、次の約束はせずに日付が変わる前に別れた。そのあとは仕事がバタバタしていたり、大したメッセージも来ていなかったのでLINEをスルーしていたら、ある朝起きたら1通のラインが。

え〜〜フェードアウトしただけで暴言吐かれたの後にも先にもこれだけなんだけど!いちいち「もう会いたくないです、連絡しないでください」って連絡した方がいいの?それも怖くない?正解がわからん・・・。普通に怖いので未読のままLINEもマッチングアプリもブロック。さようなら。

No.5 アラフォー媽寶おっさん

これはあまりに衝撃的でTwitterに思わず書いてしまった話。ドラマにありそうなネタに溢れたデートだったので細かく書きたい
まず相手のプロフィール。36歳、台湾大学院卒、大手Fintech会社のエンジニア、台北人、実家暮らし(会ってから天母人と知る。天母は台北の高級住宅地)
メッセージでめちゃくちゃ話が盛り上がったわけではないけど、嫌な感じはなかったので会うことにした。36歳で実家住みでこれまでひとり暮らしの経験もないことは、そう言う人もいるよねくらいに感じていたけれど、今思えばこれが重要な伏線だったし、待ち合わせ場所に相手の実家の最寄り駅を提案された時点で、何かを察するべきではあった。天母行ったことないし新エリア開拓だ〜と天真爛漫にOKしている場合ではなかった。

当日駅に着いて待ち合わせの出口に行くも、人が多くて誰かわからない。「改札出たけどどこにいる?」とLINEすると「青い服着ているよ」と。スマホから人混みに視線を移すと青い服を着た男の人と目が合う。え、まさか流石にあなたではないよね…?

このモデルさんを日曜日のコンビニで見かけるお腹ぽっちゃりおっさんに、洋服をもっと着古したものに変換してください。靴下はこの丈ですがおしゃれな柄なんてない真っ白。足元はボロボロのスニーカー。そして黒いウエストポーチを斜めかけです。

私自身ファッションにこだわりあるタイプでもないし、台湾の人全体的に服装にこだわらない傾向にあるので気にしたことない。でも、さすがになんというかさ、もうすこしなんかあったよね?コンビニにきたんじゃないのよ?これはデートなのよ?清潔感どこいった?というかそもそもアプリの写真と違くない?あれ一体何年まえなのよ。おっさんって年齢じゃない、というのを痛感してしまった。私も気をつけないと・・・。

バスに乗って行き先は高島屋。いや地元のイオンデートかな?カフェに入り案内された席は4人がけのファミレス席。「向かい合わせに座る?隣同士に座る?」なにその質問初めて聞かれたよ!!当然向かい合わせに座って!?え、私たち初めましてだよね?お付き合いして1年目とかじゃないよね??
そして注文を終えると開口一番聞かれた質問が「アプリでいろんな人と会っているの?」いやいやいや、デリカシー!!?この質問って多くても少なくても微妙だし、正解がわからない。そもそもそれ以前に答えたくない。この人に変なジャッジされたくなさすぎる・・・。そこで咄嗟に「這種問題,我覺得不管回答怎樣都不會讓你幸福啊」と逃げた。瞬間的にこの返しができるようになった自分の中国語力の向上に感動してしまったよ。そういえば高島屋に向かうバスでも台湾に友達どれくらいいるか聞かれて「ネットで知り合った友達?」って。それってそんなに気になるのかな。

その後も話をするうちに止まることなく浮かび上がる違和感。「自分はアプリを2つやっていて、目的は恋人探しだけど、そこにこだわらずまずいい友人になりたい。実際に1人友人として仲良くなった子がいる。」と聞いてもいないことをぺらぺら話してきた。個人的には男女間の友情をそこまで信じていないので、アプリでお友達さがしとか言っているこのおっさんどういうつもりなんだろう・・・プライドなんだろうか・・・
そして姿勢が悪すぎる。猫背で、カップをほとんど持ち上げずにコーヒー飲む姿がとても気になる。その割に、私がケーキのお皿に添えてある生クリームを食べたら「え、それ食べるの?」と驚かれた。「え、食べないの?」と聞いたら「我が家ではお皿のクリームやチョコソースの飾りは汚くなるから食べない」んだと。ソウデスカ・・・。お皿のデコレーションの綺麗さを意識するのに食事中の姿勢はしつけられなかったのかしら・・・。
メッセージの段階で生活圏が小さいことは察していたけれど、実際話すとそれ以上だった。交際範囲はほぼ家族のみで、友人もいなければ職場の人と食事に行くこともない。天母からほぼでず、休みの日はずっと家でごろごろしていて旅行は嫌い。極め付けは、このカフェも家族で週に2回程くる常連なのだとか。
家族仲が良いのは悪いことではない。ひとりっ子で親が心配で地元を離れたくない気持ちも理解はする。でも、いくらなんでも世界狭すぎない??

紅茶のグラスも私の相手への興味も空になったのでカフェを出ると、私が席を立っていた間にお会計を済ませてくれていた。え、意外とスマートじゃんと思いつつ「半分出します、いくらでした?」と聞いたらあっさり割勘でした。いや、全然割勘いいのよ。でもだったらなんでそこカッコつけた?男性心理難しすぎる。

そして極め付けの出来事はカフェを出て高島屋内をぶらぶらしていた時に起こる。いやもう完全にこれ地元のイオンデートじゃん・・・。
相手がおもむろにスマホを取り出し耳元にあてた。あれ、着信かな?と思ったけど無言の時間が長い。え、もしかしてこっちからかけている!?あまりに自然な流れで目の前で電話をかけられて戸惑う私。しばらくして電話の相手が出たのか話し声が「あ、お母さん?今高島屋にいるんだけど、何か買っていくものある?
え!?!!???!
ちょっとしたパニック。え、今一応初デート中ですよね?高島屋ってあなたの家の近所だよね?いつでもこれるよね?え、その電話今する必要あった?ってい
うかママに事前に言ってきたの?「今日アプリでマッチした人と高島屋行ってくるよ、いつもの〇〇のカフェ行ってくるよ」って???
台湾の人、基本的に親子仲良くて密に連絡取り合うことは理解している。でもさ,これは流石に違うくない?ねえ36歳だよね?この年で媽寶(マザコン)やってるの流石に無理だよ。

そのあとほぼ無言でそそくさと別れました。お礼LINEだけ送ってその後のメッセージ全部無視しているんだけど「今日家族で〇〇行ったよ」とか来ていてもう無理。さらにマッチングアプリでも「LINE見てる?」ってメッセージきていて、そのうちまた逆ギレされて暴言が来るんじゃないかとちょっと不安…。

No.6 どうぶつの森の住人

刺激の強い話が続いたので最後にほっこり話を。この人とは計3回会っていて、いいなと思っていた人でした。結局振られちゃうんだけど。🥲
2回目のデートは夜ご飯、駅で待ち合わせてお店に向かう途中「そういえばお気に入りの和菓子屋さんで大福買ってきたんだ、あとで食べよう」と。え、大福??
そして3回目のデート。前日にLINEでお父さんの手伝いで果物の収穫をしていると言っていたのだけれど、当日会ったら「そういえば昨日収穫したパッションフルーツあげようと思って持ってきたんだ」とにこにこしながら、拳大のパッションフルーツ2つ見せてきた。パッションフルーツ???

なんとなく、どうぶつの森のたくさんお裾分けしてくれるおとなりさんみたいだなーとほっこりしてしまった。笑
結局大福もパッションフルーツもありがたくいただきました。パッションフルーツは熟れて食べられるようになるまでの数日間、視界に入る度に振られたことを思い出して心臓がチクチクしたけど、食べ物に罪はないのでちゃんと美味しくいただいたよ。手土産に生もの渡すって日本ではあまりきかない展開でなんかほんわかしてしまった。

ネタになる出来事ばかり書いたのでヤバい人ばかりに見えるかもしれないけれど、実際に会った台湾男子は全体的に素朴で温厚な人が多かったかな。特にネタになる出来事がなかったので書いていないだけで、同じようなほっこり優しい人の方がマジョリティ。もちろん会うまでにお互いスクリーニングはしているだろうから、私の好みがそう言う人ってだけなのかもしれないけれど・・・

No.7 奇妙な日本語おにいさん -マッチングアプリは語学学習に有効なのか考-

最後に「マッチングアプリは語学学習に有効なのか?」という問いの答えに代えて、このおにいさんの話をしたい。
先に問いへの結論を書くと、私の答えはNO。理由はひとえに(特に女性目線の場合)リスクに対するリターンが少なすぎるから。語学ならハロートークなど言語交換専用のプラットフォームを使った方が良くて、マッチングアプリにける語学学習の効果はあくまで副産物だと思う。

日本語を勉強中と言っていたその人は、終始日本語でメッセージを送ってきた。問題は、失礼ながら日本語が拙い。違和感をうまく言語化できないのだけれど、言い回しがすごく不自然なのに「てにをは」等日本語学習者に特有な文法上の誤りがほぼない。まるで中国語を機械翻訳かけたような、とても奇妙な日本語だった。
例えば「君はまだここにいますか?」。これは最後に相手が送ってきた、フェードアウトした私への追いメッセージだけれど、中国語の「你還在這裡嗎?」の直訳。この一例だけでは説明しづらいけれど、不自然な言い回しの多さや一文を送る時間の長さから、日本人とコミュニケーションした経験は少ないと想像できた。
その時の私の気持ちは、日本語母語者として、心を開いて会話を続けるのは難しいし、むしろ語学の練習相手として一方的に利用されているような不愉快な気持ちだった。なぜならコミュニケーションが成立していない(私が意識して汲み取る必要がある)状態なら中国語を使ったほうがスムーズなのに、いつまでも一方的に拙い日本語を送りつけられ続けたから。ああ、この人の目的はお互いを理解することじゃなくて自分の日本語の練習なんだな、って。(相手にそのつもりがあるかは分からないけれど。)

普段と逆の立場になって、その時に痛感したのは、他にも多くの異性がいる中で、言葉の壁で相手のことが見えない(興味を持てない)その人をリスペクトして時間や労力を割こうという気持ちにはなかなかなりづらいということ。マッチングアプリの目的は言語交換ではなくコミュニケーション。相手を知るための踏み込んだコミュニケーションが難しい言語レベルの場合、特に相手が男性だったときに、それでも相手してくれる理由はなんでしょうか

アプリで語学学習するメリットはひとえに「出会い」というインセンティブが働く分、会話が長続きしやすいことに尽きる。アプリなら出会う母集団も日本語学習者のような筋金入りの哈日族に限定されることもなく、言語交流会でよくある、外国人側がアニメ・マンガ好きで全然話が合わなかった〜っていうこともない。
けれどそれはデメリットの裏返しで、一般的な中国語ネイティブと同じフィールドで戦う(?)マッチングアプリで、ネイティブよりもコミュニケーションに一手間かかる私たち外国人と辛抱強くやり取りを続けてくれる人たちの思惑はなんだろうか。まともな人ほど素敵なライバルは多い。私たちが言語練習の場として利益を得る対価に、彼らが私たちから得たい利益はなんだろうか。「日本が好き・興味がある」「初めて知り合った日本人でもっと話してみたい」なら良い方で、特に語学レベルがそれほど高くない場合、コミュニケーションコストがさらにかかる分この傾向は強化されるはず。さらに相手の悪い思惑を察知できるほど言語センサーも高感度ではないので、自分が思うほどリスクコントロールできてない可能性にも自覚的でいる必要がある。そういうネイティブ目線もやリスクも頭に入れた上で、楽しくいろんな人とやりとりできたらよいんじゃないかなと思う。

なお、そうはいってもネイティブの恋人は語学学習に最も有効だと思うので、アプリで語学練習をする→あわよくば恋人を見つける、の順番ではなく、アプリでネイティブの恋人をつくる→ついでに付き合いながら語学を鍛える、の順番が良い気がする。中国語初中級レベルでネイティブの相手を見つけたい場合、日本語を話せる人を探すか、最初は英語でやりとりして、関係が深まった段階で中国語メインにシフトするのが最適じゃないかな。「互いを知る」という一番大切な段階をあえて相手の母語で挑むことで得られるメリットは、潜在的なリスクや機会損失に対して小さすぎる気がする。相手にされないのはまだ良くて、舐められて都合よく利用されることだってありえるからね。悪い人はどこにだっている。

以上、台湾まちあぷ図鑑でした。書ききれなかったネタもあるけど、第2弾を書くにはアプリを使い続けてる=恋人が見つかっていないということだから、続編書きたいような、書きたくないような。笑

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