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賞与の予算の決め方

今回はあくまでも、ひとつの考え方としてお話します。
賞与については経営者によって大きく考え方が違うし正解もないと思うので。

賞与は利益の1/3を予算とする

税引前利益を3分割して 1/3は税金 1/3は賞与 1/3は会社の内部留保 と決めておく。

法人税はざっくりと利益の1/3ぐらいになるので、上記の通りの配分が成立します。

賞与は最低額(たとえば夏1ヶ月冬1ヶ月)を決めておいてそれ以下にはならないようにする。利益が少ないときは苦しいが社員さんの生活を守ることを優先する。また利益がすくなかったり赤字だったりすると税負担は軽くなるのでなんとかしやすい。

念のために解説しますが、借入金の返済は内部留保から行います。
内部留保に行くお金よりも借入金の支払いが大きくなる場合もあります。

賞与支払時や法人税(と消費税)の支払い見込み額は毎月計算して普段使いの銀行口座とは別の口座に移動させておくこと。それにより実際に運転資金として使えるお金が見える化します。また賞与や税金の支払時に慌てふためくことがなくなります。

社員さんには、会社の利益が大きくなれば賞与の予算が増やせるよ!と説明することで会社の利益と自分の賞与の関係を明確にできます。


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