【ユンゲ・フライハイト紙】更新: ドイツのための選択肢が5%以上確実/社会民主党がハンブルクで勝利/緑の党は倍増

2020年2月23日
ハンブルク: 社会民主党がハンブルクの市議会選挙において勝利した。Infratest dimapの21時43分の最終予測投票数によれば、社会民主党は39.1%に到達した。それはしかし、この第一市長Peter Tschentscherの政党にとっては、2015年の前回選挙と比べると約7%の得票を失ったことも意味している。

最終予測投票数 ARD 22:45
社会民主党 39.1% (-6.5%)
緑の党 24.1% (+11.8%)
キリスト教民主同盟 11.2% (-4.7%)
左翼党 9.1%(+0.6%)
ドイツのための選択肢 5.3% (-0.8%)
自由民主党 5% (-2.4%)
その他 6.2%(+2.0%)

これによって赤-緑連立の続投が可能となった。このハンザ都市における投票率は62%であった。

ドイツのための選択肢: 「かつてないヘイト」が党に損害を与えた
ドイツのための選択肢の会派の長Alexander Wolfは、Junge Freiheit紙に対して、ハーナウでの狂暴な殺人のあとで彼の政党が直面した「かつてないヘイト」について説明している。それ以前には彼の政党は、7%から8%のあいだを、しばらくは推移していた。しかしながらテューリンゲンにおける州政府首相選挙の後に雰囲気は先鋭化して、ドイツのための選択肢の政治家は全体として「ナチスかファシスト」として侮辱されるようになり、ハーナウのあとには「極右と同等のもの」と呼ばれるようになった。ドイツのための選択肢の損失は、他では説明できない。

キリスト教民主同盟: ハンブルクにおける政治的などしゃ降り
このような投票結果を踏まえて、緑の党の最有力候補者であるKatharina Fegebankは、これはこのハンザ都市における赤-緑政府の政治に対する明白な同意であると語っている。

緑の党の代表であるRobert Habeckは、Tschentshcerが現職の市長であったことによる得票数の増加が、自らの党がもっとも強力な勢力とならなかった原因であるとしている。しかしながら、彼によれば「進歩的勢力にとっては素晴らしい夜になった」ようだ。彼の共同代表であるAnnalena Baerbockはツイッターで「ハンブルクは、世界へ開かれていること、気候保護、連帯を選んだのである」と記している。

キリスト教民主同盟の最有力候補であるMarcus Weinberhは、歴史的な敗北という自らの政党の選挙結果を、「重大な転機」名づけている。最初の立場表明において彼は、ハンブルクのキリスト教民主同盟にとって「政治的などしゃ降り」が降ったと述べている。

左翼党: ハンブルクは反ファシストである
キリスト教民主同盟の書記長であるPaul Ziemiakは自らの政党にとって「厳しい日」となったと語っている。彼曰く、このような悪しき結果に直面して釈明のしようがないという。

左翼党の最有力候補者であるCansu Özdemirは、この選挙結果を、ハンブルクが反ファシスト的であることを明かにする兆候と評価している。と同時に彼は、社会民主党と緑の党と連立に入ろうとすることはないことを強調している。

https://jungefreiheit.de/politik/deutschland/2020/spd-gewinnt-hamburger-buergerschaftswahl/

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