【ユンゲ・フライハイト紙】子どもを盾に用いる: ズールにおける隔離: 難民申請者が宿泊施設に火をつけようとする
2020年3月17日
ズール発: テューリンゲン州ズールにおいて、コロナ隔離下にある難民申請者が、その場所を立ち去ることができないのであれば、最初の受け入れ施設に火をつけるという脅迫行為をおこなった。さらに警察の伝えるところによれば、グルジアや北アフリカ出身を中心とする30名の集団は、施設のゲートをよじ登ろうとした。また、その際にはテロ組織であるイスラム国の旗が掲げられた。警察官は、難民申請者が宿泊施設を離れることを阻止することができたが、その際にその住民は、職員が自らに近づくことができないように子供を盾にしたのである。この状況を鎮静化するために、治安部隊が投入されなければならなかった。
ドイツでは10名の難民申請者がコロナウイルスに罹患している。
金曜日に難民申請者のうちにコロナウイルスの患者が確認されたあとに、テューリンゲン州は、その施設に対して隔離措置をとるように命令をしていた。それ以来、500名の人々がその建物を離れることを許されていない。
その間に国際連合の難民救済機関が伝えたところによれば、ドイツにはコロナウイルスに感染した難民申請者が10人いるということである。ケースとなっているのは、ミュンヘンとベルリンとハイデルベルクである。
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