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映画と猫とSFと。 映画館に常駐。年間230~300本を映画館鑑賞。家ではNetfli…

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映画と猫とSFと。 映画館に常駐。年間230~300本を映画館鑑賞。家ではNetflix、Hulu、dTV、AmazonPrimeを楽しむ。 猫2匹と旦那と同居。 2020年、突如フィロソフィーのダンス(フィロのス)というアイドルにハマる。

最近の記事

渋谷の中心で愛を叫ぶケダマ -フィロソフィーのダンスGreatest 5 Partyツアーを終えて

全国ツアーについて回る、いわゆる追っかけをしたのは初めてだった。北は札幌、南は長崎までの全国13都市を回るフィロソフィーのダンスGreatest 5 Party。うち、8か所に参加した備忘録を残しておきたい。 2023年9月末~12月初め、本当に楽しくて良い思い出になりました。フィロのスちゃん、スタッフさん、そしてオタクの皆さんのおかげです。 本当にありがとうございました! ①恵比寿リキッドルームツアー初日は東京恵比寿で行われた。整理番号順の入場で、1桁を引いていた私は最

    • マントン

      ライブの為の遠征で新潟に行った。ライブが終わったら新幹線に乗って東京に帰っても良かったが、折角なので翌日は観光しようと決めた。 と言っても、日々の慌ただしさにかまけて下調べを一切していない。ホテルのチェックアウトは11時なので、10時までの朝食タイムには間に合うように朝の支度をする。2階にある朝食会場で郷土料理がズラッと並ぶブュッフェを一巡りし、少しずつ料理を頂いた。食べ終わったのがちょうど10時で、私が最後の客だった。 礼を述べつつ、薦められるままに珈琲を部屋に持ち帰る。

      • 映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』で笑って泣いた

        ※作品内容のネタバレはございませんが、それなりに踏み込んではいるのでマッサラな状態で観たい方は鑑賞後にもう一度ご訪問くださると嬉しいです はじめにマルチバース×カンフーというそれだけで面白そうな映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(以下エブエブ)が公開された。 一言でいうとベーグルを見るのが怖くなる映画です(?)。 主演のミシェル・ヨーは長らく映画界で活躍しているアジアン・スターだが、映画ファン的にどうしても注目してしまうのがキー・ホイ・クァンだろう

        • フィロソフィーのダンスと私の1年間

          1.フィロのスと出会った日2020年7/18、私は突然の訃報に自分でも意外なほどショックを受けていた。ベッドで夏掛けに包ってチャンネルを選ぶ気力もなく、ぼんやりと観るでもないNHKをつけていた。日付が変わる頃『RAGAZZE!〜少女たちよ!』というアイドル大集合番組を放送していた。 私はヘテロの中年女性で、アイドルには全く興味がない。音楽は人並みに好きで、マライア・キャリーのファーストアルバムや浜田麻里や浜田省吾や’80年代洋楽や’90年代ハウスミュージックなんかが好きな普

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          映画版『夏への扉』と古典SF小説『夏への扉』

          2021年6/25『夏への扉―キミのいる未来へ―』が公開された。当初の公開予定日は2月だったのが、新型コロナ感染拡大による度重なる緊急事態宣言を受けて延期を重ねてきた。 結果的には同日にケン・リュウの短編『円弧』を映画化したSF映画『Arc アーク』も公開され、SF者にとって大変に喜ばしい日となった。 両作品とも邦画であり、原作をかなり忠実に映画化してあるのが素晴らしい。日本の映画界もやれば出来るんじゃないか!今後もっともっと質の高いSF映画をどんどんどんどん作って欲しいな!

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          最近読んだAIロボット一人称SF小説3作品を紹介―その3

          最終回です。語り口とは裏腹に難しい作品『クララとお日さま』について、とマトメです。 その1 その2 6.AIロボットの見る風景『クララとお日さま』カズオ・イシグロ著/土屋政雄訳 ここまで紹介してきたマーダーボット、Y田A子の2作品とは全く違う方向のAIロボット一人称SFです。語り口はまるで童話のように優しく、児童書のような言葉遣い。主人公のAIロボ―クララの純粋さと善良さが胸を打つ献身の物語。 本作の語り手は、物語の背景となる社会についてほぼ何も知らない。読者は

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          最近読んだAIロボット一人称SF小説3作品を紹介―その2

          はい。Vivy最終回、最高にエモかったですね!このアニメの元となった小説(プロトタイプ)も出ているので、そのうち読みます。 『Vivy Prototype』 さて。続きを書いてまいりましょう。その1はコチラ。 3.世界の外側でAIとして生きる『Y田A子に世界は難しい』大澤めぐみ著 エピローグでダダ泣きしました!基本的には『マーダーボット・ダイアリー』と同様に独立したAIロボットがどう生きるのか、そのままの自分で生きていく場所を見つける物語。 女子高生型野良AIロボッ

          最近読んだAIロボット一人称SF小説3作品を紹介―その2

          最近読んだAIロボット一人称SF小説3作品を紹介―その1

          ・軽く自己紹介的なSF愛を ブログ、と言えば全盛期にあれこれ書いてました。映画の感想を書き始めると1本書き終わるのに5、6時間程かかって、ちょっともう無理!てなっちゃったのよね。 ということで、note初エントリです。猫の毛玉ことP_毛玉です。どうとでも呼んでください。 普段は映画大好きなので映画館によく観に行きます。年間230~300本くらいかなぁ。それとNetflixやHulu、dTV、AmazonPrimeなどを駆使してお家で映画やドラマを楽しむ漬物みたいな生き物。

          最近読んだAIロボット一人称SF小説3作品を紹介―その1