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【パーマカルチャーデザイナー vol.8】Mio Matsuoka
これはPawa Permaculture Design Course(以下、PDC)から誕生したパーマカルチャーデザイナーたちのリレーコラムです。
※パーマカルチャーとは
人間にとって恒久的に持続可能な環境をつくりだすデザイン体系
(『都会からはじまる新しい生き方のデザイン』より)
地球の上でたのしく生きるためのくらしの工夫のこと
(『みんなのちきゅうカタログ』より)
#8 Mio Matsuoka
#7 三村剛史くんからの紹介は#8 松岡美緒。
天真爛漫な笑顔と自分の心をまっすぐ伝える芯のある姿勢。
興味が湧くと軽やかに行動に移してワクワクするような言葉で語り周りを魅きつける美緒ちゃん。
2019年のPDCでは自身でファンディングに挑戦して参加してくれました。
Q1.あなたについておしえてください
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/55888224/picture_pc_34cb898a6b418754dd01263cde5b426d.jpg?width=800)
©︎Mio Matsuoka
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/55888234/picture_pc_c50e47f8959a778ebb81a05410b4315f.jpeg?width=800)
ずっと国際協力のお仕事をしていて、あるとき立ち寄った南アフリカの友人のプロジェクトがたまたまパーマカルチャー農園。
たばこを育ててお茶出しをして農薬の代わりに畑にまいたり、カラフルな倉庫を村人と作って種を保存したり、人の命を支える仕組みを作っていた。
それで気が付いたの。
私も人を助ける仕事をしているのに、自分の命がどうやって作られているのか知らないって。
それまで読んでたレイチェルカーソンの本とか農家体験してたこととかがすべて関係していることが頭の中でぐるぐるし始めて、そこから人生が線で繋がって今住んでいる徳島の神山町まで歩いてきちゃった。
Q2.パーマカルチャーデザインコースを通して
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/55889261/picture_pc_5e73e6c8a101da10535d04f465072ce2.jpg?width=800)
「安心」と「美しさ」が満たされるコミュニティがそこにはある。
「安心」ってずっとそこには問題がないって意味じゃなくて、問題があっても絶対解決できる信頼があるっていう意味。
「美しさ」は一人ひとりの本物さが開かれたり、配慮しあったりするその姿が美しいの。
すごい小さな貢献。
例えばコンポストトイレに花を一輪飾っただけでも、その小さなことを誰かが必ず見つけて心で感じたことをそっと伝える。
「安心」「美しさ」がそろっているコミュニティが私にとって大事なことなんだと気が付かせてくれた。
Q3.あなたにとってパーマカルチャー って
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/55889349/picture_pc_1efcf40a943b1eabe7f2037e9dd25232.jpeg?width=800)
美味しくて、楽しくて、美しくて、自分らしい!
これは私たちの講師の一人・カイルが作ったパーマカルチャーの原則。
これらを使って、場や空間をデザインするのが好き♡
地球で踊って遊んで自分の居心地の良さも悪さも受け止めてあげて、みんなが地球と1つになる感覚を養うの。
夢のようなデザインなのに、堅苦しくなくて着心地最高なドレスを着ているみたいな感じかな。
(伝わんないよね 笑、伝わって!笑)
ウサギを追いかけて穴を通り抜けたらワンダーランドが広がってて、でもそれが実は現実っていう世界。
(伝わらなくなってきた!笑)
とにかくかけると得するメガネをもらえるんだ。
(とりあえずそのメガネをかけてみてほしい、、、)
Q4.PDCで出会った中でバトンをつなぎたい人
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/55889451/picture_pc_30b7d9539528678516a4ca1b63d21d5c.jpeg?width=800)
©︎Mio Matsuoka
同じ徳島県に住んでいて彼が住む出羽島で初めて会ったともエル。
彼らが主催の「海に浮かぶ食べられる森」プロジェクトに参加したら、茅がガンガン生えている小高い丘でみんなでゲームをしながら茅を踏み倒して「ここにレモングラスとサツマイモを植えましょう。」、なんて衝撃的な畑作業が続くのに、「どうでしょう? どう思いますか?」って感じで答えはあんまり教えてくれないところが最高に気持ちよい空間をくれて満たされました。
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/55889510/picture_pc_ed43aaf56eef8122cbb22ede0c7faffd.jpeg?width=800)
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松岡美緒
Mio Matsuoka
みっけ
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PDC終了直後に千葉県の森の中の古民家で火を焚きながら暮らしていた美緒ちゃんは、その後徳島県神山町に家と場所を見つけ移住。
”大人も子どもも自然と近くなれる森にしたい”とワクワクした気持ちを伝えてくれた彼女から届いた手紙に書いてあったこの言葉を今度は私から送りたくなりました。
”Hope energy of the sun reaches you.”
美緒ちゃんからのバトンは、PDC1期生 #9 原田友彦 へ。
2017年の移住から早4年。
新天地・徳島県出羽島で何を思いどんな風に暮らしているのか。
お楽しみに!
2021/7/7 小暑