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手紙 - SSB写真展「静岡と私」メンバーへの想いを綴る

 Shizuoka ShutterBugs(SSB)は、昨年6月に発足した静岡の写真コミュニティである。わたしは運営として、微力ながら携わっている。

 この度、2024年3月14日から3月19日まで、SSBグループ写真展を開催した。
 場所は、静岡市にあるギャラリー青い麦。テーマは「静岡と私」。コミュニティに所属している12人が、写真展メンバーとして集まった。最初に述べるが、最高のメンバーである。

 写真展のレポートは、コミュニティnoteから発信される予定だ。

 このnoteでは、わたしからメンバーに向けてメッセージを綴ろう。とても個人的で、走り書きのようなものだ。どうぞお付き合いいただければ。

✿ Arisa Satoさん

 会場に入って最初に目を引く美しい花々の写真。レイアウトが可愛すぎて、とても勉強になりました。Arisaさんの撮る花は、美しさだけでなく、儚い一生を感じられます。繊細な色使いです。そして黒の使い方が本当に綺麗!光が当たっているところと対比されて立体感もあって素敵でした。そして、美濃和紙で印刷されたA2の作品は、圧巻でした。
 SSBでArisaさんと出逢って、まだ3ヶ月!撮影に行ったり、ご飯食べに行ったりしていると、昔からずっと友達だったよね?と思うほど、一緒にいて楽しいです。出逢ってくれてありがとう!

✿ Keiさん

 爽やかな青色が広がるKeiさんの展示。伊豆の海をテーマにした作品は、波の音が聞こえるような空間でした。その作品を前に「これ、海の色全部違うんだ」と教えてくれ、わたしはハッとしました。
 同じ街を撮り続けるわたし。しかし同じ瞬間に出会うことはないと考えてます。それが、Keiさんにとっての海なんだ、と思いました。大切に思う景色ほど、たくさんの表情を持つのかなって。新しい気づきを与えてくれました。
 SSBでは、めちゃくちゃ飲んで笑っていつも場を和ませてくれてありがとう!これからも一緒に楽しもうね!

✿ H_Uenoさん

 ポートレート、風景、飯テロ。静岡全部載せ作品。会期の最後には、酒瓶も展示される。フリーダムで面白いUenoさん。ステートメントにあった「カメラを持って撮る瞬間は、自分自身にとって印象的なシーン」が全てを語っていると思います。
 脇に置いてあったブックには、静岡各地の風景や、SSBメンバーの写真。いつもイベントのとき、サラッと撮ってくれるのですが、ほんとみんな楽しそうで、良い写真でした。
 会期中は、人手が足りないときも積極的に出てくれてありがとうございました。また飲み(撮り)に行きましょう!

✿ Hayatoさん

 身近な景色をテーマにした作品。その景色の中にも、光と影を使った構図や電車と街並みを鉄橋で区切った構図が、とても面白いなと感じました。
 SSB写真展を開催するにあたり、月1,2回ほどオンライン会議をやっていましたが、Hayatoさんの作品はいつも構図を意識されていましたね。これからも面白い作品たくさん見せてください! 
 夏のフォトウォークに参加し、SSBメンバーになってくれたHayatoさん。そこからすぐに出展に名乗りをあげてくれて、本当に嬉しかったです。これからも一緒にSSBを盛り上げていきましょうね!

✿ がみさん

 がみさんの写真を知ったのはInstagramでした。人のぬくもりを感じられるスナップが印象的で、私の感性にドンピシャでした。
 そして今回、人々の繋がりを縁と円で表現した作品を展示していただきました。たくさんの人とのご縁を大切に考えてらっしゃるのが、人柄からも写真からも伝わってきました。温かい作品でしたね。きっと、がみさんの周りには、たくさんの人が集まって、にぎやかなんだろうなあと思いました。
 SSBではムードメーカー!いつもKeiさんと一緒に盛り上げてくれてありがとう。そして、今度スナップ行ったとき、どう撮るのか参考にさせてください!

✿ ポリさん

「ドローンで撮ってる人がSSBに入りたいって!」と聞いたときに、このコミュニティすごいわ…と思いました。そんなポリさんのドローンで撮った作品。わたしたちが普段見ることの出来ない静岡の景色を見させていただきました。海の写真が多く、大きな鳥になった気分で作品を楽しめました。ありがとうございます。
 実際の測量現場では、どのようにドローンを活用されているかの解説もあり、大変興味深かったです。世界は広い!
 これからも、新しい視点からのお写真をたくさん撮ってくださいね。実際に飛ばしているところも見てみたいです。

✿ イネさん

 山からの美しい景色と、灯籠を見上げる亀の作品をA2で展示していただきました。また静岡の各地の写真を、地図とともに紹介していただきました。わたしも行ったことない場所の写真をたくさん紹介していたたぎ、旅行しているようでとても楽しめました!机を使った展示方法も素敵なアイデアだと思いました。
 搬入で初めてお会いし、とても楽しそうに展示している姿が印象的でした。栃木から静岡に引っ越してきて、このコミュニティに入っていただき、ありがとうございました。そして、写真展にも参加していただいて、ありがとうございました!これからもたくさん撮影行きましょうね。

✿ わたなべさん

 わたなべさんとは、SSB初期からのお付き合いですが、未だに「わたなべさんってナニモノ?!」となっております。今回もそれを裏切らない素晴らしい作品、ありがとうございました。いや本当にわたなべさんすごすぎるって。もっと解説してほしい。
 会期中に、シノゴのポジフィルムの作品や、大判フィルムカメラを会場に展示していただきました。わたし自身、文章でしか読んだことがないものを、実際に見ることができて、興奮しました。ポジフィルム、感動的な美しさだった…。そこでさらっと「昔の人はこれで普通に撮っていましたからね」と言うわたなべさん、かっこ良すぎです。
 今後ともどうぞよろしくお願いします。また色々教えてください!

✿ misaさん

 富士山と働く人をテーマにした作品を、モノクロで展示していただきました。富士山を添えて、主題はそこで暮らしいている人々。確かに、みんなを見守ってくれている存在ですね。
 レイアウトの仕方が面白かったです。富士山の写真の隣に、木を切るひとが写った作品が2枚展示されているのですが、その2枚の電線が、富士山の写真の裾野を繋いでいるかのように見えました。上段3枚で、ひとつの作品のようでした。文章だと伝わりづらいですが…!
 いつも明るくポジティブなmisaさん。一緒に展示できて楽しかったです!ありがとうございました!

✿ Swimmyさん

 ポートレートや風景を織り交ぜ、淡く暖かい4つの物語を写真で表現してくださった作品。Swimmyさんの撮るポートレートからは、無限の奥行きを感じます。どの作品も1枚1枚素敵なのはもちろん、それが群となると、1冊の小説を読んでいるようでした。
 お名前をずっと存じ上げていて、ずっとお会い出来なかったSwimmyさん。
 いつも柔らかくて優しい写真を撮るSwimmyさんって、どんな方かなあと思っていました。実際にお会い出来てよかったです。太陽のような笑顔が素敵な方でした!これからもSSBを盛り上げていきましょう!

✿ Ryo Tanioka(SSB代表)

 りょんりょんの作品の解説を聞くたびに「このひとめちゃくちゃ考えて写真やってんだなあ」と思います。今回も思いました。あなたの組写真は本当にすごい。語彙力ないな。いや、すごいって。

 普段はおちゃらけて、あんまり面と向かってお礼を言っていないけど、改めて、本当にありがとう。
 1年前の今、まだShizuoka ShutterBugsの名が、この世に誕生していなかったと思うと、嘘のように感じます。それくらい濃密な毎日です。

 りょんりょんには、ゼロをイチにする力があって、そのようなひとがいたからこそ、ここまで来られました。最初、コミュニティの立ち上げに誘ってくれてありがとう。そこから、こんなにご縁が生まれて、それが形になって、最高の写真生活を送っています。
 この展示はわたしたちの通過点。本当にそう思う。そして、これからもどんどん楽しいことをやっていきましょう。わたしも頑張るよ!

 とりあえず、まずはお疲れ様!

𖡼.𖤣𖥧𖡼.

 合計来場者は、300人以上でした。
 お子さまからお年寄りまで、たくさんの方にお越しいただいき、心より感謝申し上げます。

 これからもどうぞShizuoka ShutterBugsをよろしくお願い申し上げます。


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