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僕は凡人

最近月イチペースでカレーを作ってます。
なんてことない、バーモントなルーをコトコトしてるだけですが、色々と混ぜ合わせて思い通りの味になると嬉しいもんです。
料理もそうですが、「何か」を産み出す時の話。誰かにとっては当たり前かもだけど、僕にとっては大事な話なので、今の気持ちを忘れない為の整理。

めちゃくちゃざっくり分けると、2パターンのやり方があると思います。

・他のモノを知らずに、自分のセンスに任せてアイディアを捻り出す

・他のモノを知った上で、工夫して自分なりの案を捻り出す

これ結構永遠のテーマだと思うんです。
どっちかいうと前者の方が「かっこいい」ように見えて、後者の方が「ズルい」ようにも見えますよね。

前者はよく「あえて周りを見ないようにしてる」とよく言ったりするし、
後者は「アレすごく良かった」とよく言ったりします。

僕のカレーでいくと、僕は今まで食べたカレーの味や見た目という情報の蓄積があるので後者ですね。

いわゆる天才と呼ばれる人は、前者みたいな人なんだと思います。(カレーなんて知らないのに、カレーを産み出しちゃう人ってことでしょうか。)

でも僕は、天才もそれなりに頑張って、捻り出してるんだと思うんですよね。
(過去から現在まで天才のアウトプットの絶対数がそんなに多くないし、天才が全員「余裕」でアウトプットしているなら、たぶん世界は相当違ってるはずだと思うw)

でも天才って本当周りを見渡してもほとんどいないと思います。僕はほんと1人、2人しか天才だと思う人の顔は浮かびません。

他の人は全員平凡な人だと思うんですよね。
もちろん僕もど平凡。(ここまで書き進めて今日のカレーが「ボンカレー」だったら、平凡とかけて上手く言えたのかもと気付いた。)

そんな平凡な人が、平凡に生きてきた上で(自分にとってドラマチックなことも俯瞰で見ると平凡なことだらけですよねw)さらっと見聞きした知識だけを元に「センス」で捻り出すモノって、、たぶん、世の中の誰かは絶対思いついてるし、誰かが結構叶えてるレベルのことだと思うんです。
つまり平凡な人の”ひらめきセンス”では「凄いモノ」は産まれないんじゃないかなあと。
(それでも、その思い付きを形にまで出来る人の数がすごく少ないので、ひらめきを形にしてる人はその点においては充分凄い!)

では、平凡な僕らはどうすれば天才の足元に辿り着けるんだよ、と。

つんくさんのnoteや、
https://note.com/tsunkuboy/n/n22972c7216d4

DJ社長の最後の動画
https://youtu.be/gMLLNXh4XMI

どちらもとてもわかりやすく伝えてくれていましたが、「努力」するってことだと思うんです。

なんつうか、めちゃくちゃシンプル(笑)

だけど努力は大変だから、あんまり沢山の人は努力しないので、頑張って努力した一握りの人がいわゆる「成功者」みたいに世間からは見られています。(そういう人に限って、軽くそれを達成したように見せたり、そう見えたりするので、世間は影の努力に気付けないですよね。)

こと、僕のいるエンタメ業界において凡人がやれることを置き換えると「他人の作品や表現に触れて、咀嚼し、それを踏まえて自分なりに考えて工夫した表現や企画を作る。」ってことに尽きると思うんです。

それを鬼のような数、繰り返す。
たぶん、それが「努力」の第一歩。(産み出した後にする努力はまた別ですよね、きっと。)

DJ社長は、自分の生き様を踏まえて

「やりたいことで生きる為に、やりたくないことをたくさんやった」

と涙をこぼしながら視聴者に教えてくれました。
でも、本当に、それは真理だと思います。

よくよく考えると、何も努力しない人が、「自分が産み出すものはすごいぞ!」って言ってんの、めちゃくちゃダサいもんな(笑)

僕は、ダサく生きたくないので、努力は必ず実ると信じて、進みます。
Making the Road!

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