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Tably株式会社に入社、してました

昨年、11月に前職を退職した話を書いたあと、しばらくフリーランスでインプットに時間を使おうかな、とも思っていたのですが、以前から業務委託でお世話になっていたTably株式会社で2月から正社員として雇っていただいておりました。Tablyは「タブリー」じゃなくて、「テーブリー」と読みます。代表の名前(及川卓也)の「卓」から取ったそうです

Tablyで、何をしていますか

0. プロダクトマネージャーをPdMじゃなくてPMと呼ぶ啓蒙活動

最近、そういう宗教に入信しました。そのため、この記事で出てくるPMは「プロダクトマネージャー」です。この宗派では、プロ「ジェク」トマネージャーはPjMと呼ばれます。巷ではPdMと略す方が多いですが、みなさんもPMって呼んでもらえたら嬉しいです。 (→ 理由)

1. 企業向けプロダクトマネジメント研修

「私ごときが人様にプロダクトマネジメントを教えるだなんて!」という気持ちもあるのですが、人様に、それも大手企業様や今をときめくスタートアップ企業様に、プロダクトマネジメントについてお話する講師をやっています。

しかしながら、私がやっていることは「教えること」ではなくて、「普段忙しいPMが、なかなか時間をとって向き合えないプロダクトの本質や手法について考える時間」を提供しているというふうに捉えて、心を落ち着かせています。

例えば、「リーンキャンバスを書く」というありふれたワークの中にも多くの学びがあるのです。普段からPMをされている方はリーンキャンバスを使い慣れているので、今更その書き方を学んでも気付きがないのではないか、とおもっていたのですが、みなさん書く時に気にしているポイントや思考の癖が異なるために、グループワークを実施すると参加者間で学ぶポイントが多くあるのです。会社にたくさんの優秀なプロダクトマネージャーがいたとしても、なかなかそういった手法の議論をすることはないため、他の人の考え方を知ることは、「普段どんな流れであの人はあの考えに行き着いているのか?」を知るきっかけや、「リーンキャンバスってそんなふうに使えるの!」といった気づきになります。

そのため、私にとっては「人様に教えている」というよりは、「みなさんにプロダクトや手法について考える機会を提供させていただいている」という感覚に近いです。

また、ワークの成果物に対して、僭越ながら私たち研修講師からもコメントさせていただくのですが、Tablyの代表である超絶経験豊富な及川さんがレビューしているのを横で聞いてるのはめちゃくちゃ勉強になります。及川さんは視野が広すぎて、半年以上一緒にお仕事をさせていただいていますが、未だにどこからボールを投げてくるのか全く予測がつきません。そして、私も及川さんと違うボールを投げることを意識したり、及川さんからの無茶振りに鍛えられたりして、投げることができる球種が増えた気がします。

そして、これだけ研修を繰り返していると、プロダクトマネジメントが初めてな方向けにエッセンスを噛み砕いて解説することが得意になってきました。このエッセンス部分は、「プロダクトマネージャーって結局何をすればいいんですか?」というよくある質問への回答になっていると思います。

2. プロダクトマネジメントのアドバイザリー

この会社で働きだして驚いたことは、「プロダクト作ってるときにPMは孤独を感じることが多いけれど、第三者に相談していいものなんだな」ということです。いくら正しいことであっても、中からは変化させることが難しいことがあります。それでも、PMにはチームでプロダクトを成功させることが求められているので、PMは良いチームをつくることと、良いプロダクトをつくることの両方を意識しなければならず、とてもハードです。
第三者だからこそ言える正論や、第三者目線だから見える組織やプロダクトの解決策もあるとおもうのです。
そんな時に、弊社を使っていただけると、良いプロダクトをつくるためにみなさまの背中を押すことができるはずです。
私も過去にプロダクトを持っていて、一人の力の限界を感じたことがありました。その状況で及川さんならどのように問題を解決するのかを聞いてみたかったな、と思います。

入社してすぐは「私にコンサルなんて恐れ多い」と思っていたのですが、研修コンテンツの作成で言語化が上手になったことや、自分でプロダクトを持っていない分、かなりインプットに時間をかけて引き出しが増えたことで、少しずつ自信がついてきました💪

3. #PMの基本 についての書籍を執筆

「本を書いてるとか、インターネット成功者か✋」と言われることもあるのですが、インターネット成功者では無いにも関わらず、プロダクトマネジメントの基本を説明する書籍を執筆しています。なぜ、凡人の私が書籍を書く機会を手に入れたかというと、及川さんと、Udemyでプロダクトマネジメント研修で大人気の曽根原さんと3人での共著だからです。著名なお二人に初心者目線を盾に、言いたい放題言っています。

書籍の原稿の一部をProductZineさんで連載しています
https://codezine.jp/article/corner/816

書籍を書きながら、一旦は自分でプロダクトを持つのをお休みして、「プロダクトマネジメント」そのものに向き合って、過去の自分の良かったところ、悪かったところを分析するいい時間を過ごしています。目の前のプロダクトに必死になっていたときには、視野が狭くなっていて気づかなかった反省がたくさんあります。反省が多すぎて、枕に向かって「ジャック氏、あのときはほんまごめん!!」とか叫んでいます。私の中では、「3年前の私がこの本を読んでいたらもっとうまくできる」を目標に日々、執筆活動に勤しんでおります。

お仕事お待ちしております

察しの良い方にはこちらが宣伝を目的としたnoteであることにお気づきかとおもいます。そうなのです、私に仕事をさせてください。何卒🙏🙏🙏

Tably株式会社へのお仕事のご依頼は、info@tably.rocks までお気軽にご相談ください。
研修もコンサルもみなさまの課題やご要望応じてカスタマイズさせていただきますので、まずは気軽にご連絡ください。

こんなお仕事をお待ちしております 
■ 企業向けプロダクトマネジメント研修
研修コンテンツは課題や問題意識、レベルに合わせてカスタマイズ可能です。
・ プロダクトマネジメントの基本を学びたい方
・ プロダクトマネジメントのレベルを1つあげたい方

アドバイザリー
技術・製品・組織の3軸での支援を提供しています。
・技術支援:事業に必要な技術選定やアーキテクチャ設計などを支援します。
・プロダクト支援:使われるプロダクトの戦略立案と実施を支援します。プロダクトマネジメント業務の確立や強化を行います。
・組織作り:使われるプロダクトを生み出し続ける組織のための戦略の立案と実施を支援します。エンジニアの採用、育成、評価などのエンジニアリングマネジメント支援となります。

個人としても、単発のお仕事、副業を探しているのでよろしくおねがいします!
あと最近、Twitterでプロダクトマネジメントの話をずっとしてるので、よろしければ、ご意見くださいませ。


では、今後とも、Tablyの小城として、よろしくおねがいします。
もうちょっと修行したら、またプロダクトを持つぞ💪

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