脳科学ベンチャーのビジネスモデルとは?
脳科学ベンチャー出身のオズヤンマです!
1年半ほど脳科学ベンチャーにいたので、そのときの経験や感じたことなどお伝えします!
就職を考えている方やビジネス的な取引を考えている方の参考になればと思います。
今回は(私の経験の範囲で)ビジネスモデルについてを書いていきます。
このビジネスモデルは大きく分けて2つあると思います。
それは、、、
①ハードウェア
②ソフトウェア(アルゴリズム)
です。
①ハードウェア
簡単に言うと簡易脳波計などの脳活動計測装置を売ってる企業です。
ニューロスカイやミューズが有名ですね。
※私が脳科学ベンチャーにいたときは、どちらの脳波計も使ってました。
他にも中華系の安い脳波計がありました。
これらの企業は「物を売って収入を得る」という
理解しやすいビジネスモデルです。
・簡易脳波計は医療機器ではないことの苦悩
・脳科学ビジネス業界がいまいちスケールしない理由はハードウェア説
・それぞれの簡易脳波計の違い
という話はまた別の機会に話します。
②ソフトウェア(アルゴリズム)
脳波データや脳血流データから何らかの価値を見出す
アルゴリズムを作っている企業です。
例えば、
"集中度合いやリラックス度合いなどを分かりやすく数値化する"
という感じです。
※ハードウェア作ってる企業は大体この部分もやってたりします。
この企業は自社が持つアルゴリズムが商材になるので、
「企業の依頼を受けて製品を評価する検証案件」
がメインになります。
(検証案件については、こちらの記事を参照くださいm(__)m)
ほかにも
「アルゴリズムを他企業に貸し出す」
といったサブスクのようなビジネスもあります。
が、
正直なところ他企業は生体データの扱いに慣れてないことが多く、
アルゴリズムを使いこなせることはほとんどないです。
私が脳科学ベンチャーにいたときは、
もともとよく生体データを扱っていた1社だけが
貸し出したアルゴリズムを使いこなせてたように思います。
・ハードウェアにアルゴリズムが依存してしまうという問題
・アルゴリズムの信頼性担保の難しさ
という話はまた別の記事にしようと思います。
もっと他にもビジネスモデルはあるかもしれませんが、
とりあえず私の経験の範囲内でまとめてみました。
書いていくうちに他にも書きたいことが浮かんできますね(笑)
これからも見やすく読みやすい文章を書けるように精進します!
それでは~
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