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第2回:お金の常識を知らないまま社会人になってしまった人へ(大江英樹)

For those who entered the workforce without knowing common sense about money


おすすめ度 ★★★

知識貢献度 ★★☆

新しい発見 ★★★

読みやすさ ★★★★

(2017年9月25日発売、PHP 定価1400円(税別)


元々ある程度読んでいたためサラッと読み直してアウトプット目的での投稿です。タイトルから親切なので手に取りやすい本で、中身も色味や絵や文体などが読みやすく敷居そのものは低いことが有難い本。

前回の感想文の著者でもある堀江貴文さんもよくおっしゃっていることですが、内容はお金=信用であること、つまりお金の本質・原理原則といった基本事項と共に、保険やクレジットカードや年金などの項目に触れています。具体的にこれをすると確実に増えます!という記述はないため、楽をして増やしたいという目的の人や具体案そのものが欲しい人には向いていません。お金の正体みたいなものをしっかり理解し、自分で働いて稼ぐことを基盤に、お金のためではなく幸せのためにどのようにお金を運用したり付き合っていくかを自分自身で考え、そして自分自身で判断するために本書がある。そんな本だと思いました。

また最近流行しているiDeco(イデコ)やNISA・積み立てNISAについての話は本書ではほとんど出てきません。これらの話を中心にお金の常識を学びたい場合は、別の本の方がおすすめです。また2017年でのiDecoやNISAに対しての知識になるため、本に全てを委ねるのではなくある程度何を学びたいのか目的を決めてから金融の本を選ばれるのもいいかもしれません。


最後に。

私ごとで恐縮ですが、ブログ著者である私OzuはYoutube鑑賞が大好きですので金融関係のおすすめチャンネルを貼って終わりにします。


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