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Kansas / Monolith の驚愕仰天抱腹絶倒阿鼻叫喚的な嘘の解説に関して真実を述べてみる!

このアルバムが発売された当時の帯、解説、訳詞には、古代インカ帝国のモノリス伝説を描いたアルバムであるとか、アンデスのキーワードが頻出します。しかしこれらは、なんと、全部、嘘です!


まず、この記事の概要です。

このアルバムは、私が若い頃にお小遣いで購入した思い出深い一枚です。当時の帯や解説には、古代インカ帝国のモノリス伝説やアンデスに関連するキーワードが散りばめられていましたが、これらは全て虚偽であることが、近年AIの発展により明らかになりました。これをきっかけに、真実の探求が容易になり、歌詞やジャケットの記述など具体的な言葉の意味を深く理解することができるようになったのです。

特に日本語のキャッチフレーズ「古代インカ帝国のモノリス伝説を描いた」について調査したところ、インカ帝国に「モノリス伝説」は存在せず、この表現は完全な誤解であることが判明しました。また、アルバムに収録されている「People Of The South Wind」という楽曲についても、対訳では「アンデスの歌」と誤って訳されていましたが、実際にはカンザス州の先住民族を指すものであり、南米のアンデス地方とは無関係でした。

このような誤訳や誤解は、当時の情報の限界や誤解を招くプロモーションの一環であったと思われますが、現在ではAI技術を活用することで、正確な情報に基づいた理解が可能となりました。この企画を通じて、アルバムの真の魅力を再発見し、当時の記憶と共に新たな知識を得ることができました。今後も、AIを活用した情報の再評価が進むことで、音楽や文化に対する理解が深まることを期待しています。

帯のキャッチフレーズについて

まず、このアルバムの日本語のキャッチフレーズについてみていきます。

古代インカ帝国のモノリス伝説

「古代インカ帝国のモノリス伝説を描いた」と書かれています。そこで、GPT4に質問してみました。

古代インカ帝国とは何ですか?

インカ帝国は、紀元前13世紀から16世紀にかけて南米アンデス地域に存在した帝国です。特に、1438年から1533年までの間にその領土を広げ、現在のペルーを中心にエクアドル、ボリビア、アルゼンチン、チリの一部にまで及びました。

インカ帝国はその高度な社会構造、建築技術、そして道路網で知られています。首都はクスコであり、この都市は「世界のへそ」とされていました。インカ帝国の人々はケチュア語を話し、彼らの宗教では太陽神インティを最高神として崇拝していました。

インカ帝国は非常に効率的な統治体系を持っており、税制や労働力の動員(ミタと呼ばれる制度)を通じて帝国全体を管理していました。また、彼らはクィプと呼ばれる縄の結び目を用いた記録システムを使っていたことでも知られています。

この帝国は1533年、スペインの征服者フランシスコ・ピサロによって滅ぼされましたが、インカ帝国の文化や建築物、そして道路は今もなおその影響をアンデス地域に残しています。

古代インカ帝国に「モノリス伝説」なるものは存在しますか?

インカ帝国に関する「モノリス伝説」という特定の伝説は一般的には知られていません。しかし、インカ文化には多くの神話や伝説が存在し、石造物や建築物が重要な役割を果たしています。例えば、サクサイワマンやオリャンタイタンボのような遺跡に見られる巨大な石の構造物は、その建築技術が今でも多くの人々に驚嘆されています。

これらの遺跡では、巨大な石が精密に組み合わされていることから、どのようにしてこれらの石が運ばれ、加工されたのかについて多くの推測がなされています。その神秘的な技術は時として「外来の力」や「超自然的な技術」が関与しているという都市伝説や陰謀論の源泉にもなっています。

もし具体的な「モノリス伝説」についての話があれば、それは特定の地域やコミュニティに伝わる小さな伝説かもしれません。インカ帝国の神話や伝説には、環境や天文学に深く根差したものが多く、それらはしばしば地理的な特徴や天体に関連して語られます。

アンデスとはどの地域を指すのですか?

アンデスは南アメリカ大陸の西側を南北に走る長大な山脈で、世界で最も長い山脈の一つです。この山脈は約7,000キロメートルにわたって広がり、北はベネズエラから始まり、コロンビア、エクアドル、ペルー、ボリビア、チリ、アルゼンチンを通過し、南はチリのパタゴニア地方で終わります。

アンデス山脈はその高さ、壮大な景色、生物多様性、さまざまな気候帯で知られています。この地域は標高が非常に高く、多くの地点で標高が2,000メートルを超え、いくつかのピークは6,000メートル以上にも達します。特に、アルゼンチンとチリの国境に位置するアコンカグア山は、南アメリカ大陸で最も高い山であり、標高は約6,962メートルです。

アンデスはその地形や気候の多様性により、多種多様な生態系と文化が存在します。この地域は古代文明の発展にも重要な役割を果たしており、特にインカ帝国はアンデスを中心に栄えました。

アンデスとKANSASとの関係を教えてください?

アンデス山脈とアメリカのカンザス州(Kansas)には直接的な地理的な関連はありません。アンデスは南アメリカ大陸の西部に位置する山脈であり、カンザス州は北アメリカ大陸の中央部に位置する州です。

ただし、あなたがカンザス州ではなく、アメリカのロックバンド「Kansas」に言及している場合、バンドとアンデス山脈との直接的な関係はやはりありませんが、バンド「Kansas」の音楽が多様な文化や自然の影響を受けている可能性はあります。彼らの音楽は、プログレッシブ・ロックというジャンルで非常に広範囲のテーマやスタイルを取り入れていますが、具体的にアンデス文化やその地域に特化した楽曲があるかどうかは、特定の歌詞や曲の背景を見なければ確認が難しいです。

People Of The South Wind

次に、このアルバムの中で、最も重要な楽曲について検証します。

歌詞を翻訳

People Of The South Wind / Kansas
There are some who can still remember / All the things that we used to do. / But the days of our youth were numbered / And the ones who survive it are few.
Oh, I can still see the smiling faces / When the times were so good / All in the old familiar places / I'd go back ifI could / People of the South Wind. People of / the Southern Wind.
It's the People of the Wind, I got to be there again. / Well, it's a hard thing to face the music. / But it's something everybody has got to do. / So I hope that I can always remember / All the crazy times we had to go through. / Now it's a dream that is slowly fading. / And I don't want it to go. / All of the memories are evading / And I want you to know / People of the South Wind. People of / the Southern Wind. / It's the People of the Wind, I got to be there again.
Now we've traveled across the oceans / And we've seen what there is to see. / But I guess it's not the proper solution / Cause it's all about the same to me. / Now I look back and it makes me wonder / Why we just couldn't see / All of the battles we fought and won there / And wish that I could be with the / People of the Wind / I want to see'em again / It's where we used to be free
And that's the place for me. / It's just a state of mind / A thing that's so hard to find / With the People of the Wind.

lyrics

この詩を日本語に訳すと、こんな感じです。

いくらかの人々は今でも覚えている / 我々がかつてしていたことすべてを / しかし青春の日々は数が限られていた / そしてそれを生き延びた者はほとんどいない

ああ、今でも微笑む顔を見ることができる / 時代がとてもよかった頃を / すべてが昔からなじみのある場所で / もし戻れるなら戻りたい / 南風の人々よ。南の風の人々よ

それは風の人々なのだ、再び そこにいなくてはならない / さて、それに立ち向かうのは難しいことだ /しかし誰もがそうしなければならない /だから私は常に覚えていられますように / 私たちが経験した狂気じみた時間のすべてを /今はゆっくりと色あせてゆく夢なのだ / そして私はそれが去ってほしくない /すべての思い出が逃げ去ろうとしている /そして私はあなたに知っていてほしい / 南風の人々よ。南の風の人々よ /それは風の人々なのだ、再びそこにいなくてはならない

今や私たちは海を越えて旅をした / そして見るべきものを見た / しかし多分それは適切な解決策ではない / 私にとってはすべてが同じようなものだから /今、振り返ってみると不思議に思う / なぜ私たちはそれを見ることができなかったのか /私たちがそこで戦い勝ち取ったことすべてを /そして私は風の人々と一緒にいられますように / 私は彼らに再び会いたい /それは私たちが自由であった場所なのだ
そしてそこは私にとっての場所なのだ /それは単なる心の状態にすぎない /とてもつかみどころのない何かなのだ /風の人々とともにいるということは

どこにもアンデスなんていう言葉は出てきません。
しかし、なんと発売当時の対訳では・・・

アンデスの歌になってしまっています!!!

そこでGPT4に聞いてみましょう

この詩の真意は何ですか

この詩は、過去の懐かしい日々を思い出し、失われた青春とその頃の仲間たちを追憶しています。若かりし頃の楽しい思い出とともに、その時代の自由な精神を再び求める気持ちが表現されています。過去の出来事と冒険を振り返り、もう一度その時代に戻りたいと願う気持ちが強調されています。結局、詩は「南風の人々」との再会を望み、その自由で幸せな時代を再び体験したいという願いを描いています。
「People of the Southern Wind(南風の人々)」は、アメリカ合衆国の州名である「Kansas」の語源の一つです。カンザスという名前は、スー語族の一部であるカンス族(Kansa、またはKaw族)から由来しています。彼らは「風の人々」として知られており、「Kansa」という名前は「南風の人々」を意味します。Kansas州の名前は、この部族の名前とその意味に由来しているのです。
※ 自明ですが、南風の人々とは南米のアンデス地方の人ではなくカンザスの人を指しています。

ゲートフォールドの内側に印刷された詩について

GPT4に解説してもらいました。

Ghost Dance Chant

この詩について解説してください。

この画像には、1889年にカンザス州で記録されたゴーストダンスの呪文が記されています。ゴーストダンスは、1890年頃にアメリカ先住民、特にプレーリーの部族によって行われた宗教的な踊りで、ヨーロッパ系アメリカ人による侵略と圧迫からの解放を祈願するものでした。このダンスは、パイユート族の預言者ワヴォーカ(Wovoka)によって開始され、彼のビジョンによると、先住民がゴーストダンスを踊ることで、白人が消え去り、バッファローが戻ってきて、先住民の死者が復活する新しい世界が訪れるとされていました。
この詩の中で「地球はほこりに覆われ、新たな地球が生まれる」という部分は、大きな変革と再生の予言を象徴しています。「インディアンのすべての国々の死んだ者が生き返り、白人が消え去り、バッファローが戻ってくる」とは、先住民文化の復興と、彼らがかつて経験した自然との調和が取り戻されることを願うメッセージです。この呪文は、抑圧された人々が自身の文化と伝統を保持しようとする強い願いと、彼らに対する不正に対する抗議の声として理解されることが多いです。
ゴーストダンスが起こった地域として記録されている「カンザス」は、アメリカ合衆国の中央部に位置する州です。この州は、その歴史の中で、先住民とヨーロッパ系アメリカ人との間の多くの重要な出来事の舞台となりました。カンザス州は、アメリカの大平原地域に属し、この地域は広大な草原と、かつては大群をなしていたバッファローで知られています。この地理的な特徴は、ゴーストダンスの詩にある「地球はほこりに覆われ、バッファローが戻ってくる」という表現と関連があります。プレーリーの部族、特にスー族(Sioux)、チェイエンヌ族(Cheyenne)、アラパホ族(Arapaho)などがこの地域に居住しており、ゴーストダンスはこれらの部族によって広まりました。

まとめ

素性の知れない人が書いたライナーや訳詞なんていうものは信用してはいけないってことですね。・・・ってことは、この記事自体も信用されないかも!みなさん、それぞれ、AIと対話するなり、実際に南米の博物館に足を運んで研究するなりして、納得してくださいませ!

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