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【Quicken.参画!】地方大学生が教員不足解消に挑む理由

こんにちは。渡辺蒼仁(わたなべはると)です。
ご覧いただき、ありがとうございます。

この度、合同会社Quicken.に参画いたしました。

こちらのnoteでは、自分が何をしてきて、どのような思いで参画したかを綴ってみたいと思います。


なにをしてきたのか?

なんとなく進路を決める。

小中高ではバスケットボールに全力を注いでいました。しかし、高校最後の大会は新型コロナウィルスの影響で中止に。

大学進学も受験勉強をしたくないの一心で、自宅から一番近い国立大学へ進学しました。

人生を変える学生団体に入団。

ずっとバスケだけの学生だったので、大学では何か別のことをしようと思い、学内のサークルや団体の情報を漁りました。

そんな中で見つけたのが学生団体CANs(キャンズ)という学生団体でした。

「スキにスナオな人とそれを応援する人で溢れる社会を実現する」というヴィジョンのもとで活動している非営利の教育系学生団体ですが、私の人生において非常に多くの学びを得たと言っても過言ではありません。

入団のきっかけは「文化系なのに本気でやってそうだった」から。
高校受験までの勉強と高校までのバスケでしか本気を出してこなかった自分にとって、本気で何かに取り組める環境に巡り会えたのは非常にありがたいことでした。

大学2年後期から大学3年前期まで、同団体の代表を務めさせていただきました。
時効だと思うので記しますが、自分が代表になったタイミングは団体の資金がマイナスでした。しかし、当時のメンバーが多くの時間と熱量を注いでくれたおかげで、団体資金をプラスにして任期を終えることができました。今でも本当に本当に感謝しています。

放課後児童クラブとの連携企画にて。

現在も学生団体CANsは8期目として活動中です。熱量が高く、個性豊かな後輩たちが「スキにスナオな人とそれを応援する人で溢れる社会を実現する」ために邁進しています。ぜひ、応援よろしくお願いします🙏

活動を通じて、偶然見えた社会課題。

学生団体CANsの企画は新潟市の公共事業や放課後児童クラブと連携することがほとんどでした。
活動する中で、私自身も人生で初めて放課後児童クラブにお邪魔させていただきました。

そこで驚いたのが、1つの施設で過ごす子どもたちの多さでした。

後にわかったことですが、新潟市の放課後児童クラブの待機児童数は0。
しかし、現場では子ども1人の面積基準を超えていることが報道されていました。

ここで感じたことは「子どもたちの受け皿が不足している」ということでした。教員不足のように人だけでなく、場所やその他のリソースでさえも不足しているのではないかという感覚が芽生えてきました。

ゼロイチにエントリーするも…。

そんな折に、学生団体CANsのOBの方からゼロイチ | 社会起業家アクセラレーションプログラムを紹介していただきました。

ビジネスはおろか、ソーシャルビジネスについても何も知らない状態でエントリーしてみました。

付け焼き刃で挑んだため、もちろん惨敗でした。
しかし、このエントリーは自分にとっての岐路になりました。

休学し都内でインターン。

ゼロイチで惨敗したのは大学3年の夏休み前くらいでした。このときからようやく自身の進路について考え始めました。

就活っぽいことをやってみるも、身が入らず1週間で断念。

ここで私は思いつきました。「働く」を体験したいと。

そこからは一瞬でした。長期フルコミインターンを探してエントリーし、運良く教育実習前に内定。1ヶ月の教育実習を乗り越えた後に休学し、東京に引越しました。

インターン先は都内スタートアップのIT人材紹介事業で、50〜70代の方々をターゲットにしていました。

なんとなく、教育業界においてもミドル〜シニア層の人材の流動性を高める必要があるだろうから人材系で良かった!くらいに思っていました。

人生初のインターンでしたが、ベンチャー企業の高い熱量やヴィジョンに向かう姿勢を肌で感じられました。 何もかも初めてな自分を助けてくださった方々全員に感謝してもしきれません。

なぜやるのか?

ここからはいよいよ、なぜ合同会社Quicken.に参画しているのかを綴ります。

教育は、なんかカッコいい。

多くのカッコいい先生方に出会えたからなのか、自分でもわからないのですが、小学6年生くらいから自然と教育に興味が湧きました。大学の学部も教育学部を自然に選んで、大学1年時は先生を目指していました。

他の職業も検討したことはあるのですが、なぜか教育に戻ってきてしまう。
本当になぜかはわからないですが、自分の中で教育は、なんかカッコいいんだと思います。

自分の中でのカッコいいが脅かされている。そんな感覚があったということが合同会社Quicken.に参画した理由の一つです。

「ともに生きている感覚」で教員不足を解消したい。

私が合同会社Quicken.に参画しているもう一つの理由は、教員不足解消を目指す中で、「ともに生きている感覚」をもつ人を巻き込み、増やしていきたいから。

「ともに生きている感覚」をもつ人とは、
他者のおかげで生きれていることに感謝し、
他者に貢献する勇気をもって実行できる
人だと考えています。

現代の私たちは必要なモノやサービスをお金を出せば手に入れることができるようになり、便利な世の中に生きています。

しかし、その影響で「1人でも生きていける」ような感覚が芽生え、感謝の気持ちを表せない人が出現したきた。
少し突飛な考えかもしれませんが、完全に否定することも難しいのではないでしょうか。

また、人間は元来1人では弱い生物であり、群を作って助け合いながら発展してきました。
では、現代はどうか。他者と繋がることを恐れた過度な個人主義を振りかざして感謝の気持ちも貢献の勇気もない世界を作っていないでしょうか。

そんな世界だからこそ、
他者のおかげ」に感謝したいのです。
「他者に貢献する勇気」をもちたいのです。

弊社の「ミツカルセンセイ」を社会に実装し、教員不足解消していくには、多くの関係者の皆さまのお力が必要です。

前例主義などのできない理由に屈することなく、他者に貢献する勇気もっている方々と一歩踏み出したい。その一歩に続く方々とも協力したい。
そんな思いでこれからも活動していきます。

理想論ぽく聞こえたかもしれません。
しかしどうせなら、自分は理想とともに死にたいです。

自分たちから。

合同会社Quicken.では、自責な主体に「めくれていく」ことで、状況が改善されるという成功体験が各所で引き起こると考えています。
課題に関係する誰かが、構造を構成する「自分たちから」自責な主体に変わることで状況が改善される。その成功体験が各所で引き起こる。
この考え方を代表の小谷が言語化したとき、とても納得感がありました。

「ともに生きている感覚」をもつ人を巻き込み、増やしていくにも、各々が「自分たちから」感謝の気持ちと貢献する勇気をもって小さなことから行動に移す。そのような人々が増えて社会が変わっていく。

私はこれから合同会社Quicken.の一員として、「自責な主体」で「ともに生きている感覚」をもつ人にめくれるようなきっかけを作ります。

終わりに

現在、合同会社Quicken.ではクラウドファンディングを行なっております。
寄付はともかく、ページだけも一読いただけますと大変励みになります。

私自身、まだまだ他者に貢献する勇気も、実行度合いも低いと思っています。これからもより多くの方に貢献できるように精進していきます。
ここまで閲覧いただき、ありがとうございました。

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