残念な起業家の特徴。
「残念な起業家」の特徴をおもいついた。
それは
「おもいきり」
がないこと。
「おもいきり」は、「思い切り」。
つまり「思い」を断つということ。
それは「思い込み」を捨てるということであり、
「ダメかも…」という不安や
「あわよくば」というよこしまな気持ちや、
「できたらいいな」という中途半端な
エゴを断ち切ることでもある。
確実に、起業には
「おもいきり」
が必要だ。
「エイヤ」というやつ。
最終的に、この「エイヤ」ができるかどうかが、起業家の資質だと思う。
「順番に」
「ステップアップで」
「もし〇〇ができたら、××する」
この堅実な考え方も悪いわけじゃないし、慎重さが必要な時もある。
なにがなんでも猛進したり、蛮勇をひっさげて突っ込むことが、美しいことだとは思わない。
けれども。
けれどもなのです。
どこかで「エイヤ」と
「思い切る」
タイミングがやってくる。
ぼくの知っている活躍している起業家は、そのタイミングをのがさない。
ピンと来たタイミングを、掴む。
このタイミングで「念」が「残」っていると、
「残念」
な状態になってしまう。
大事なことは「念」(おもい)を残さないこと。
「やる」と決めたら、ズバッとやってしまう。
それはおおきなお金をうごかすことかもしれないし、
なにか、これまでやってきた大事だと思っていたことをやめることかもしれないし、
これまで言いたくなかったことを、誰かに言うことかもしれない。
いずれにせよ、「念」を断ち切って、「エイヤ」で飛び込む。
「切り結ぶ 太刀の下こそ 地獄なれ 踏み込めゆけば あとは極楽」
かつてのサムライは、命を懸けて戦ったけれども、ぼくらは命を取られることはない。
失敗しても、ただ恥ずかしいだけ。
みじめなだけ。
悔しいだけ。
たったそれだけのリスクしかないのに、チャレンジしないのはもったいないよね。
さぁ、もうすぐ春だ。
余計な「念」(おもい)を断ち切ろう。
なせばなる。
「思い切る」のは、もちろん怖い。
けれども、「思い」を断ち切ったぶんだけ、自信になる。
「思い」に引っ張られたら、じぶんを嫌いになる。
さぁ、どちらを選ぶ?
もちろん、「決断のタイミング」もあるからね。
急がなくていい。
ジワジワと、時を感じて、「そのとき」を待とう。
あなたが、エイヤで出ていくタイミングは、かならず準備されている。
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