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既存のマーケティングでは説明のつかない事象を「気」で考えてみる

こないだの土曜日ですが、

久しぶりに妻と、夜の名古屋へ繰り出しました。

子どもたちは、ぼくの実家にお泊り。


インスタで見つけて行ってみたのは、

北海道系の居酒屋。

うむ、悪くない。

楽しい時間を過ごしました。


ただ、そのあと2件目に

Barみたいなところにいってみたんですが、

そこがよくなかった。


なんか、違う。

微妙に、違う。

もちろん、合う合わないってありますからね。

うちの夫婦には合わなかった、って話です。

物足りない。

地味~に、不足感。


これ、言語化するのって、めっちゃ難しいんですよね。

「虚しい感じ」

としかいいようがない。


お酒の味が、めっちゃ悪いわけじゃない。

店員さんが、暴言を吐くわけじゃない。

店内が臭くてしょうがない、とかじゃない。


ハッキリとした「悪ポイント」は分からない。

でも、

「なんか、ヤダ」
「なんか、違う」
「なんか、かなしい」


「満たされない」という感じを抱えて、店を出る。


これって何なんだろうと考えたとき、

「気」

という観点を用いないと、説明がつかないんですよね。


なんか、店の「気」が悪い。

なんか人の「気」が悪い。


「空気」でも「雰囲気」でもいいけど、

そうとしか言えない「何か」が

足りていない。


そういうことって、ある。


だから、そういうお店を反面教師にして、

「じぶん自身は、大丈夫か?」

と問うてみる。


やっぱり対話でも

「満たされる対話」と

「満たされない対話」ってある。


雑談でも、会話でもいいけどね。

セミナーや講座も同じですね。


「満たされる」を提供できたかどうか。

結局それがリピート率やご紹介なんかに関わってくる。


いわゆる

「また会いたい」
「また行きたい」
「また話したい」


問題ですよね。


で、この「満たされる」の正体は、

ぼくは

「受け入れてもらった感じ」

だと思うんですね。


難しく言えば

「存在を承認してもらった感じ」

とも言える。


「ここにいていいんだよ」と言われた感じ。
「そのままでいいんだよ」と言われた感じ。
「あなたの声を聴かせてよ」と言われた感じ。



で、これもかなり抽象的ですが、

その「なんかいい感じ」っていうのは、

「思いやり」

から生まれてくると思うんですね。


「他者を思う気持ち」
「あの人に幸せになってもらいたい気持ち」
「あの人の笑顔が見たい気持ち」


それが、ざっくりの「思いやり」かな。


ある空手の先生は、

「人生で最も大事なことは、真心だ」

とおっしゃっていましたが、

それも同じことなんじゃないだろうか。


だからね、「ビジネス」もそれでやっていきたいんです。

もちろん、興味ある方に等身大に伝えるための

「ことばの表現」

っていうのは大事です。


でもそれは

「価値を伝えるため」であった、

「売りつける」ためじゃない。

むしろ

「対象じゃない人が買わないようにする」

ためとも言える。


これもある意味「思いやり」ですよね。

どんなに素晴らしい商品やサービスも、

対象が違ったら喜ばれないから。


だから「キャッチコピー」「デザイン」「レイアウト」、

「1人でも多くの人に売る」

んじゃなくて

「ピッタリの方にお届けする」

のがマーケティングの急所
なわけです。


そしたら

「満たされた~」

っていう体験を、多く生み出すことができる。


それは、結果的に「売上」にもつながってきますよね。


ぼくとしては、そういう

「気」「思いやり」「真心」

のマーケティング
を実践していきたいし、

お伝えしていきたいと思っています。


そのためにはまず、

「自分が満たされる」

を体感して、理解することが大事なんだよなぁ~

と痛感しています。


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