凍結できる受精卵の数とグレードが判明!子どもは強運じゃないと授かれない?【最速妊娠エッセイ】
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2023年1月3日。
新年早々、胚盤胞(受精卵)の状態を確認すべくクリニックへ。
かつてないほど混み合っていました。
朝から行ったのに、受付番号は50番台。
きっと、ここにいる方たちは、様々な思いを抱えながら新年を迎えたことでしょう。
妻も前回の診察後から
海賊妻「何個、受精卵を凍結できるかなぁ?1個かな2個かな、0個ってことはないよね!?」
と、何度も何度も僕に問い掛けました。
もちろん、答えはわかりません。
オザワ「我々の受精卵なんだから、きっと生命力強めだよ。むしろ、6個全部、胚盤胞になっちゃいました!なんてことあるかもよ!」
そんな風に明るく諭しますが、妻は思ったよりも悶々としていました。
豪快な性格の妻には珍しく、Twitterの妊活アカを巡回してネガティブな情報を得るたびに、不安を募らせていました。
果たして、年末で何個の受精卵がうまく培養でき、凍結できる大きさまで成長してくれたのか。
まるで、受験生のような、難関試験の受験者のような、緊張した面持ちで結果を待つ妻と僕。
待つこと、3時間。
やっと、培養士さんと話せる順番になりました。
培養士さんは、対象になった受精卵の写真を、顕微授精した日から凍結までの5日間の経過を1枚1枚見せてくれました。
写真の経過は、受精→分割→細胞増加→胚盤胞→アシステッドハッチ→凍結といった感じでした。
その際、どこが良くて胚盤胞まで成長したのか、ダメだった場合は、何が起きてしまったのかをこちらに寄り添いながら、とても丁寧に説明してくれました。
今回の培養士さんの話をまとめると・・・
凍結できた受精卵は、2個
受精卵(胚盤胞)のグレードは、ともにBB
移植のタイミングは、次の生理が来てから20日後ぐらい
着床していたら、移植から10日ほどで胎嚢確認ができる
とのことでした。
海賊妻「・・・2個か。でも、0個じゃないだけよかったよね?」
オザワ「そうだよ!急に体外受精する流れになったのに、ここまでスムーズに来てるのすごいよ!偉い!さすが!」
海賊妻「グレードもAAが良かったけど、ほとんどの人はBBらしいし、仕方ないよね」
オザワ「仮にAAだったとしても、妊娠率以外は別に同じなんだから、気にする必要ないよ。この先も越えなきゃいけない確率はたくさんあるんだから、ここは”普通”で満足しておこう」
海賊妻「だな!帰って乾杯するか!」
僕たちは、少しだけ小躍りしながら、新春の街を歩いていきました。
▼海賊妻の初めての採卵結果
採卵数・・・6個(MⅡ3個、MⅠ2個、GV2個)
成熟卵・・・4個(MⅡ3、MⅠ1個)
受精卵・・・5個(遅れてGVが1個育つ)
胚盤胞・・・2個(MⅡ1個、MⅠ1個から)
胚盤胞のグレード・・・BB(妊娠率約45%)
移植予定・・・1月下旬
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