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妊活前から子どもの名前だけは決めていた②〜男の子の場合〜【子育て】

先日、妻の妊娠が判明しました。

病院で確定診断をしてもらっていないので、まだ妊娠検査薬だけですが、ぬか喜びしてもいいと割り切って、我が家は大盛りあがりです。

まだ、子どもが生まれるかどうかもわからないのに、我が家ではすでに子どもの名前が決まっています。

男の子だったら「タケル」、女の子だったら「レイ」です。

今回は、どうして「タケル」と命名したのかについて書きたいと思います。

僕は、中学時代にサッカー部ですごし、現在も中高年のおじさんたちと草サッカーをしているほど、大のサッカー好きです。

僕の人生は、「仕事」「家庭」「サッカー」の3つの要素だけで構成されていると言っても過言でもありません。

他に大事なものなんてないと断言できます。

それぐらい大事なサッカー。

そんなサッカーで、ずっと注目している選手がいます。

”日本の至宝”こと久保建英選手です。

彼がバルサの下部組織に入った小学生の頃から、ずっと追いかけ続けてきました。

僕の夢は、息子とサッカーをすることです。

そんな小さな夢ですが、その先に息子がプロ選手になったら素敵だなと、かなり壮大な妄想をしています。

僕の壮大な妄想を実現した方がいます。

それは久保建英選手のお父さん、建史さんです。

なんと、建史さんは、子育てエッセイ「おれ、バルサに入る! 夢を追いかけるサッカー・キッズの育て方」を出版していて、そこには久保選手をどう育てたかが詳細に記してありました。

この本に出会ったことで、僕の子育てに対する考え方は変わりました。

本書に書かれているのは、幼少期の久保選手がバルサに憧れて下部組織に入るまでに、建史さんが父として何を考え、何をしたのかです。

本書に書かれているのは、天才キッズの育て方的なトリッキーな内容ではなく、「子どもと対等に向き合い、意思を尊重する」という、ごく普通のことが様々なエピソードとともに綴られています。

この“ごく普通のこと”を我が子相手に実践するのは、実はとても難しいのではないかと思いました。

「子ども言うことだしな」と軽く考えてしまっても仕方ないシーンもあると思います。

例えば、

「オレ、バルセロナに入りたい!」

と、これまで日本人の誰もなしえていないことを無邪気に息子が願ったら…。

果たして、その思いを真正面から受け止めることができるでしょうか?

仕事でしているのと同じように、目標達成のための具体的かつ詳細なスケジュールを組むことができるでしょうか?

二人三脚で日々のタスクをこなすことができるでしょうか?

父としては、息子の夢を応援しないわけにはいきません。

「がんばれ!」というのは簡単です。

子どもを導くとはどういうことなのか、その難しさと大切さを本書には教えてもらいました。

好きな選手であるとともに、理想的な子育ての象徴でもある久保建英選手。

建史さん、建英選手に共通する「建(タケ)」の字を息子につけたいと思いました。

「タケル」の「ル」の字は割愛しますが、こんな感じで、オザワ家の長男の名前は「タケル」になりました。

次回は、「レイ」について書きたいと思います。

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