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贅沢海鮮恵方巻は福そのもの

災いを払い、福を呼び込む、
節分の新たな文化。

何でも江戸時代~明治の頃
関西の方で広まったとのこと。
私にとっては、なじみが薄くて、
セールスで作られた感じもあり、
ちょっと敬遠していました。

でも、味わってみると
これは「福を呼ぶな」と思える、
いや、「福そのもの」でした。

いただいたのは、
近所のお寿司屋さんの
「海鮮恵方巻」です。

具材は12種類で、
豪華なちらし寿司を巻いた感じ。

長さ18センチ。
持つとずっしり重い。

食べかけでごめんなさい
見たらかじらずにいられず

中に鎮座するメインどころは
何といってもトロ、サーモン。
大好きな大甘エビ、いくら。
とびっこもイカもいる。
そして厚焼き玉子。
お口の中がパラダイス。

脇を固める顔ぶれも
みんないい仕事してる。
たくあん、椎茸、昆布が
味と食感に変化をもたらし、
あっさりキュウリが
しょっぱくなった舌を中和する。
脇役あっての主役。

食べ進むにつれて
じわじわと存在感を増してきたのが、
ていねいに炙られた海苔の風味。
海苔も職人さんも、素晴らしい。

食べ切れるかなと思ったけれど、
一気に食べてしまった。

大満足。
食べたあとも
しばらく余韻に浸る
至福のひととき。

福を呼び込む恵方巻。
これはいいことあるぞ。

いや、
あったばかりだった。

そして、
思い出して書いている
今もなお。

おいしいものをいただいて、
あとからまた思い出し、
気分よく過ごすことが、
福そのもの。

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