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雑記 #01

周りで結婚報告が増えてきた。SNSを開くと湧いてくる結婚報告。

見たくなくても、聞きたくなくても、SNSを開くと目についてしまう。仲の良い友人から、ただの知り合いに成り下がった同級生、サークルの先輩後輩のあれこれが一目で分かってしまう。昔はこんなことはなかったのだろうな。現代の闇だと感じる。

誰かの結婚報告を目にする度に、独りで居ることに負い目を感じてしまう。独りでいることが負けと思ってしまう無言の圧力。“多様性”が叫ばれるようになった世の中で、それでもまだ、結婚することが勝ち、良い、と無意識で思っている自分が腹立たしい。多様性を認めて欲しいと叫んでいる自分が、結局昔の価値観に1番縛られている。

友人の1人が「結婚出来たのが有難いと思っている。俺は幸せだよ。」と言った。その発言に少しだけ違和感を覚えつつ、微笑んで相槌を打つことしか出来なかった。

結婚することが、恋愛をすることが、幸せなのだとしたら、私は不幸なのだろうか。

私は、結婚願望どころか誰かに恋することすらまともに出来ていない気がする。何回か異性に対して好きという感情は抱いたけれど、果たしてそれは自分が抱いた本物の感情だったんだろうか?周りが恋していたから、流れに乗ってみただけのように思える。

最近よく目にする、アロマンティックに当てはまるのだろうか。いや、でも恋はしてみたいと思ったりするから違う気がする。

何にも分類できない、一番中途半端な存在。

気持ちの整理も兼ねてnoteに書いたけど、結局、自己卑下で締めることしか出来ない自分も嫌だと思いつつ、筆を置く。

私は何に分類されるのか。一体何者なのか。


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