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360°分解?!「春の真実」

こんにちは。
養生ダイエット学びの第4号になります。
今回は「春に起こりやすい不調」について『陰陽五行説・五行色体表』の観点からまとめてみましたので、一緒に学んでいきましょう!

春をまるっとぐるっと分解して「今までそんな春知らなかった!マジかよびっくり!」と感じていただけたらなと思います。


春の到来、長く寒い冬からようやくポカポカ暖かい季節が来た、気分も上がるな〜という印象でしょうか。

ただ、春といえば花粉症のように季節由来で心身への影響に悩まされる方も。私は今のところ花粉症ではないのですが、目・鼻・喉・皮膚、人それぞれ影響する場所も違うんだなと不思議に感じる場面でもあります。

そういうふわんとした春のイメージから
【春の真実】を知り、
もっと季節を楽しんでみませんか🌸



▶️五行色体表を知る

この下の表は東洋医学で2000年以上使われている五行色体表といい、森羅万象と臓器とのつながりを表しています。全てがこの5つにカテゴライズされており、バランスが崩れると心身に影響を与えます。

「春」はこの青い縦軸全てに関係している


▶️春に起こりやすい不調

一年の中で春は新しい命が生まれる「陽」の季節
五行色体表を見ながら、春には心身にどう影響があるのかを読み解いていきましょう。

肝:春・青・怒り・東・陽・目



春という季節に関係している臓器は、もはやダイエットの要「」です!肝臓は500種類以上の働きを担っていますが、主としてストレスコントロール(疎泄)蔵血解毒という体の中で最も重要な働きを司っています。

気血水の概念になりますが、血や水は「気」によってのみ流れていくので、肝臓の動きが鈍くなると全身に気が巡らなくなり、血も水も滞ってしまうことになります。
(体質的に気滞・瘀血・湿熱になりやすい)

📍つまり、肝臓に負担をかけないことは最低限!
メンタルや体の働きを力強くスムーズにさせるために必須
ということになります!


では、この【肝臓が嫌うこと】とは?
❶抑圧感
❷睡眠不足
❸肉油、添加物、アルコール

これらを避ける必要があります。
抑圧感とは、伸び上がりたいのに発散できない状態のこと。ストレスコントロールですね。ストレス太りという言葉がある程、気をおざなりにしてしまうと肝臓が不調になってしまい、心がガチガチになって体もかたまってしまうという悪循環に。

ストレスがたまると甘いものやお酒に手が伸びてしまうこと、ありませんか?脳のバグのせいでもありますが、ストレスを食べ物で緩める以外の解決方法も載せていますので、良かったら併せて読んでみてくださいね↓


そして、❷睡眠不足になると蔵血<血液を貯め、体に必要な時に送る>という働きが弱まってしまい、自律神経の乱れによって肝臓がヒートアップするとうっ血状態になる。それがどこに不調として現れてくるかというと、気が全身に巡らずに上昇し「目」にきます。充血やウミがたまるなど、様々な症状が出てきます。

特に肝のためには1〜3時の時間帯はしっかり眠っておくと蔵血も然り、内臓の機能がUPしますね。


そして、働き者である肝臓の優先案件は、❸肉やアルコール、添加物、薬などが入ってきた時に解毒を行うこと。こちらに集中すると、他の働きが弱まってしまうのです。つまりこれらの食べ物を摂取する日、しない日というメリハリをつけると、肝臓への負担が大幅に減ることになります。ハレの日とケの日を明確にわける、養生ダイエットの基本です!


ケの日には内臓が苦手なものを食べず、食物繊維がたっぷり入った炭水化物「全粒穀物」を食べると、血糖値も急高下せず異化作用(デトックス)もありダイエットが進みますよ!
私はハレの日も楽しみですが、ケの日で整えている時もかなりの満足感。玄米おむすびは私にとってデザートみたいなもの笑


まぁ、春というとなんせイベントシーズン。
卒業式や入学式、新生活スタートなど。
仕事では歓送迎会などがあったり、お酒や食べ物もハードになる機会が増えますし。楽しい反面、新しい環境で緊張感や頑張り過ぎ、焦り、ソワソワしやすい時期ですよね。これほんとに実感してます。

肝臓が良く無くなってくる季節なのに、不調になるイベントが多い@@
心も体もなかなかに疲れそうです。


春の基本はやっぱり12時間断食(内臓を休める)がおすすめ。
内臓を休めないことには私たちは通常営業できないのですw
※詳しくはこちらをお読みくださいね↓


春に起こる不調は「春のせい」にして笑w
仕方ないことだと割り切って、対策を練りましょう。
対策をしないと?!
GWあたりに鬱になりがち。五月病ってやつですね。


五行色体表を見ると、春・肝と関連しているのが青。食べ物でいうと緑の葉野菜(旬)。特に夕食時、加熱した葉野菜をこぶし2つ分程食べるのが理想です。アブラナ科のブロッコリーや小松菜なども苦味があっておすすめです。芽キャベツなんて生命力を上げてくれる食材ですし、カロテンが豊富、抗酸化作用、緑黄色野菜とあって摂らない理由がありませんね!そして酸味。これはちょこっとで効き目があるのでガブガブ飲まないように気を付けましょう⚠️

ハブ茶やコーヒーなどで気を下すのも得策です^^


春に起こりやすい不調と対策・イメージ編

赤🟥→春に起こりやすい不調
青🟦→肝の作用やおすすめの対策

私はインプットとアウトプットの行き来をするために視覚化しています。
先程挙げた不調の他に、五行色体表で読み解いたこと、様々な対策についても盛り込みまくり笑
自分の頭の中を想定内に♡


▶️世の中の仕組みを理解する

陰陽五行説と心身のつながり

陰陽五行説の仕組みを知っておくと自然界の真実がわかりますね。数学や化学における「公式」のようなものでしょうか。心身とも関係しているなんて、東洋医学の深さを感じます。


季節や気分、体温は一定ではなく揺らいでいる
のにそういうのを知らなかった私は「同じ食べ物を食べているけど体調が変わってしまった」「あの食べ物は効かなかったのか」なんてことを考えてモヤモヤイライラしたりしていましたw


それが、季節のせいだとしたら。
その葛藤は無駄なストレスだったかもしれません。


何かが起こる度に大事にせず、その時々で揺らぎの真実を知っていると、あらゆる不調も想定内として「仕方ないな」と受け止められるようになってきますね。きましたよ笑

この考えが養生ダイエットでも
とても大切になってきます。



※季節のうつろいや一日の揺らぎの仕組み、陰陽についてはこちら↓


陰陽五行説の仕組みも同じ流れを成しています。

▶️陰陽五行説「土王説」を知る

陰陽五行説を円で表した図「土王説」があります。全てのものが5つの要素に分かれ、それがどういうつながりを持ち、どんな流れかという仕組みを表しています。


一番下の円にもあるように、人間の一生もこの陰陽五行説に分かれていきます。よく耳にする【青春】とは、五行色体表の青い縦軸から読み解ける「に芽吹く新緑()の時期」東洋医学言語なのです。



さぁ、春を素っ裸にできましたか?笑



かくいう私も、今年の春は卒業式や入学式、歓送迎会続きでなんだかずーっと肝臓様に申し訳ない生活続きw

そんな時はますますケの日に感謝っす♡


春は始まったばかり。
毎日の揺らぎを感じて対策しつつ
楽しみたいと思います。


それではまた。


\気血水の巡り勝ち『養生ダイエット』/
心も体もポカポカちょうどいい中庸へ☆

OYU

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