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神対応はどうすればできるか?

生きているだけで丸儲け

多くの人に好感をもたれているお笑い芸人の一人に、明石家さんまさんがいます。落語家の明石家松之助さんに弟子入りし、落語家にならずに師匠以上に有名になりました。彼の言葉に「生きているだけで丸儲け」がありますが、すばらしい言葉ですね。私などは70歳を超えても健康に日常生活を送ることができ、まさに丸儲けの人生です。生まれたころの平均寿命は超えており、今の時期に日本に生まれた幸運が、長いこと生かせていただいたと思います。

私のことはともかく、さんまさんは38年前の1985年8月に御巣鷹山に墜落した日航機事故の飛行機に当初乗る予定で、変更されて命拾いされた話を聞きました。その時のこともあったのでしょう。「生きているだけで丸儲け」はまさに実感として伝わってきます。皆さんも今の時代の日本に生きているだけで、素晴らしく幸運なのかもしれませんね。

そんなさんまさんに関連する素敵な話を最近聞きました。
関西から東京に進出したころ、大阪のお笑い芸人が東京で活躍する人は少なかったそうです。いじめられることも多く、「いわし」とわざと名前を間違えられたり、「いも臭い」などと、侮辱的な言葉を浴びせられるいじめを受けたそうです。

さんまさんの神対応

数年後、ブレイクしたあとで、「いわし」などと陰湿ないじめをしたディレクターと出会ったら、そのディレクターが「サンマちゃん」にいって親し気に抱きしめてきたが、恨み言をいわずに抱き返したと話していました。一般的には無視する方が大半でしょう。中には文句を言って気まずい関係になって別れる人もいると思います。

さんまさんのような神対応がとっさに出来る人は極めてまれです。私は100%できなかったでしょう。さんまさんの対応を聞いた後で、私も同じことをしてみようと思うのですが、実際にそのシーンに遭遇したら、必ずできるかと問われたら、断言できません。

さんまさんが若手のころ、印象に残る事件が私の記憶に残っています。

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